暴走守護神吉野量哉コミュの皆様へ

お世話になっております。

誰も生きるということは大変なことですよね。

ぼくも５月の初旬に慣れない仕事をはじめて四苦八苦していますが、まぁ、こちらは遣り甲斐があり、それと、ぼくのPRIDEがあるのでとことん頑張ろうと考えています。

しかし、世の中にはPRIDEや、やる気ではどうにもならないことがたまにありますよね…

時代の流れ？それが、その中の一つかも知れません。

出版業界に片足を突っ込んだでから、あっという間の十数年…
たくさんの人に出会い、たくさんの方々にお世話になり、たくさんの方々に迷惑をかけ、たくさんのトラブルがあり何度も頭を下げてきました。

それでも、至らないぼくをいつも、たくさんの人たちが支え応援して下さりました。

コーディネーター、キャスティングの仕事をはじめ２年頃だったろうか？
不意の出会いから、

実話マッドマックス(当時ダイナマイト)が発売された。
微力ながらも携わらせて戴き、懸命に、いや、命を懸けて取り組んできた。

昨日の午後、マッドマックスの編集長から久しぶりの連絡があった。
彼は、マッドマックスの勢いと共に出版社の部長にまで上り詰めた男だ。

時に、いがみ合い生意気な口も聞いたこともなんどもあった…

久しぶりの電話は、すごく丁寧な出だしから始まった。
いつもは、おちゃらけてる彼が…声が震えていた。

それは、突然の理由により実話マッドマックスが廃刊になるという内容の電話だった。
売り上げが落ちていたなどという理由ではないが、ここでの詳細は避けたいこと了承下さい。

マッドマックス(ダイナマイト)創刊時からスーパーバイザーの肩書をもらい、一昨年起きた事故で不自由な身となり、親しい友人にすら距離を置かれ危うい立場にあった、ぼくの情状証人になってくれ保釈後に大金を用意して待っていてくれた男は、週明けに会社を辞めると言っていた…

長い文面になってしまいましたが、今までマッドマックス(ダイナマイト)にご尽力戴いた方々に、
この場を借りて不躾では、ございますが、お詫びと、お礼を込めて、ご挨拶をさせて戴きます。

昨夜、夜空を見上げながら年甲斐もなく涙が溢れてしまいました。
それは、まぎれもなく、この誌面に懸命に打ち込んできたからに違いないと自分に言い聞かせました。

８月７日発売を最後に、

実話マッドマックスは終止符を打っことになりました。

最後は最高の号となるような仕事にしたいと思います。

それでは、皆様ホントに、ありがとうございました。

押忍吉野量哉