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暴走守護神 吉野量哉コミュの私事ですが、

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恐縮ですが、
ご存知の方も多いかと思いますが
昨年の11月1日の夜に自宅近くに買い物に
出かけ、その帰り道に酒に酔った男性に絡まれ
言われない暴力を振われ、何度も相手を宥めその場を
一度は回避したのですが、
先のコンビニで自転車を停めると、先ほどの男が
追いかけて来て再び殴る蹴るの暴力を加えて来たので、
一向に止む気配がなかったので、やむ得ず、

これ以上殴られる訳にはいかない、との思いから
相手に殴り返すと、相手の男性はフラフラと後ろに
さがり尻もちをつき、そのまま後頭部を打ち
意識を失ってしまいました。

驚いた私は、直ちに救急車の要請を頼み一緒に駆け付けた
沢山の警察官らに囲まれ逮捕されてしまいました。

その翌日に男性が亡くなるという悲しい知らせを受け
亡くなった男性のこと、その後に詰っていた仕事のことなどで
心神喪失の状態になってしまいました・・
警察や検察は、私を重罪にしようとあの手この手を使い
私からの意図的な暴力、率先した行動との自供をさせようと
迫ってきました。
しかし、私は一貫して何度も絡まれ暴力を受け、
やむ得ず一発殴り返したものと言いました。

自白を迫られ、地検追う送が22日のうち半分もありました。
また、その半分は朝出て行き逆送が過ぎても私1人を別室に移し
夜の8時半まで待たせ、「考えが変わったか?」「正直に言え」
との二言で、私が変わっていませんと応えると、「あっそ、じゃ帰っていいよ」の卑劣な嫌がらせも何度もされました。
それだけでなく、追う送も多く調べも連日行われていたため
接見禁止でもないのに勝手に差し入れを断られたり、わざわざ面会に来てくれた方々に、あれこれと理由をつけ面会もさせないといったことも
何度もあったようです。

拘束され弁護士も付けられないまま時間だけが過ぎて行き、
最悪な状況を脱したのは知人の作家さんが優秀な弁護士を
紹介してくれてからでした。
隔離されている私に有利な証言をしてくれる証人を探すことなど
不可能で、捜査側は国家権力を駆使し聞き込みや証人を
揃えました。

12月の半ばに東京拘置所に移管になり、はじめて
目撃証人や相手の遺族の供述調書を見て絶句しました。

それは、私が酒に酔った男性に自ら走って行き一方的に
暴行を加えていたとか、待ち伏せしていたとか有り得ないような
供述で、その証言を鵜呑みにした遺族の調書は皆、
のうのうと生きていることが許せない極刑にしてほしいと、
厳しい処罰感情が綴られていました。

自分でも、どうなってしまうのか・・

全く違う話にされてしまっている・・

ホントに、苦しい日々でした。

しかし、警察の留置所から拘置所に移管されても
沢山の差し入れや、手紙、面会と私を皆が励ましてくれ
何とか苦難に耐えることができました。

10カ月の拘束で保釈も通らず、
時間だけが過ぎて行き、この不利な体勢のまま
裁判にいどまなければならないのか?
そんな時、やっと5回目の保釈申請で許可が下り
社会に一時的に戻り、弁護士の先生方と現場に赴き、
綿密な打ち合わせができましたが、
当初からの私の不利な状況は何ら変わらないまま、
10月6日から裁判員裁判の初公判がはじまりました。
どうなるのか危惧していた私の予想を覆し、
日を追うごとに私を陥れようとした検察の嘘や矛盾が暴かれ、
それに加え、弁護人の弁論の素晴らしさに
公判が進につれ、私に落ち着きさえ与えてくれました。

10対0だったはずの裁判が、五分?否、
こちらに、有利に運んでいるのでは?と、感じるほどでした。

最終弁論では、弁護人の素晴らしいディフェンスに
涙が込み上げてしまい、声が詰ってしまいました・・

そして、24日の判決の日

何人かの友人らが、仕事を休んで公判を見届けに来ることになり、
その中の1人が、車で私を迎えに来てくれました。
それは、有罪になれば拘留される私の荷物の多さを考えてくれての
行動でした。
朝から、たくさんの電話やメールで励まされ昼頃に
東京地方裁判所に着き、集まってくれた皆と食事を摂り
時が進むのを待ちました。
最後の煙草になるかもと思い大切に吸いました。

法廷のフロアに上がると、傍聴人や報道陣らが既に集まっており
嫌が応なしにも緊張は高まりました。
弁護人の先生らが少し遅れて現れ、有罪になった場合の手続きをし
法廷に入りました。
呼吸を何度も整え落ち着かせようとすると、書記官の「ご起立願います。」
の声と同時に、裁判官、裁判員が入廷し裁判長が間髪入れずに
「被告人は前に」と言われ、深呼吸をして証言台に立つと

裁判長から本件傷害致死事件の判決は、

「無罪とします。」の言葉が・・

その後、その経緯などを話されたが頭の中が真っ白になり
5分程度で、判決は終わった。
傍聴席からは相手の遺族の罵声も聞こえたが、振り返ると
駆け付けてくれた友人らが泣いていた・・

私も、感極まり込み上げるものをグッと堪え、
1人1人と抱き合い握手を交わした。

亡くなった男性、その遺族の方々には気の毒で悲しい出来事だとは
思えど、偽りの話で私が有罪にされる訳にはいかない・・
そう自分に言い聞かせた。

昨年の本件から約1年が過ぎていた。
短いようで永い1年でした。もしかしたら、検察の控訴により
裁判は続くかも知れません。
しかし、冤罪で刑務所に行く訳にはいきません。
真実は一つです。
これからも、1日1日を大切に生きて行きたいと思います。

私の心が折れずに、裁判に勝てたのは、手紙、面会で励ましてくれた
沢山の仲間たち、弁護士の先生、その先生を紹介してくれたりと
奔走してくれた作家さん。
ニュースで報道されるような事件になっても見捨てずに信じて
くれた出版社の方々、小学校の頃や中学校の頃の友人らの面会にも
驚きました。
そして、千何百にも上る嘆願書を集め制作してくれた方々。
それと、拘留中に悲しい知らせもありました。
紙面に協力してくれ、沢山の嘆願書を集めてくれた人が亡くなって
しまったとの知らせには、ホントに心が痛みました。

拘留中、社会との温度差も忘れ我がままを言い、沢山の人を
困らせたこと、お許し下さい。

ホントは、何千何百の嘆願書の1人1人にお礼を言って回りたいのですが、
面識のない方も多く、お礼も言えませんが、
この裁判で無罪判決が出たことで、どうかお許し下さい。

皆様ありがとうございました。<(_ _)>

吉野 量哉

コメント(8)

瀬口先生>>いろいろと、メッセージ等ありがとうございます。

はい。周りに恵まれ過ぎて、時にそれが当たり前のことなのだと
間違った理解に気づかなくて迷惑掛けたりもしています。(^^ゞ

本件では、その有難味が身に沁みました。

あっ、コミュニティー柄悪くしてすみません。(^^ゞ
お疲れ様でした。

良い男には良い仲間がいるのですね。
ともさん>>コメントありがとうございます。

僕はどうだか自分でも解りませんが、

周りの仲間は最高ですね。

時々それが当たり前に感じてしまいそうになるので、

本件で、その有難味を痛感しました。
初めまして。
知人から話を聞き、私も嘆願書を書かせて頂きました!

気付くのが遅れてしまいましたが無罪判決おめでとうございます!
本当に良かったです!

これからも頑張って下さい!
>>[005]

大変遅れた返事で申し訳ありません。

佐藤さんその節は、ありがとうございました。m(__)m

吉野 量哉

この度、ぼくが書き上げた書籍

『無罪』裁判員裁判372間の闘争…その日

が、本日8日より全国書店やネット販売を開始します。
興味のある方は、是非読んで下さい。
改めて、よろしくお願い致します。m(__)m

吉野 量哉

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