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イスラエル大使館コミュの「扉開きしのち」(福井TV制作)上映会を行いました

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2010年5月17日 、東京・有楽町のJNTO(日本政府観光局)において、2006年に福井テレビが制作したドキュメンタリー番組「扉開きしのち〜敦賀に降り立ったユダヤ人の軌跡」の上映会を行いました。

この番組は、杉原千畝氏によって命のビザを得てホロコーストを逃れ、日本に辿り着いたユダヤ人たちのその後を追ったドキュメンタリーで、番組は難民受け入れの窓口だった福井県の敦賀港周辺で難民たちを目撃した地元住民の証言、その後他の国に移り住んだユダヤ人たちに鮮明に残る日本の記憶のインタビュー、及び研究者たちの調査結果や資料の紹介で当時を検証していきます。



上映会当日は、ホロコースト教育関係者、ジャーナリスト、当時ウラジオストックから敦賀へ難民たちを運ぶ移送船を手配したJTBの関係者、関係自治体の方々を中心に、約50名の招待客が来場。上映会と併せて、杉原千畝研究で知られる外務省外交史料館の白石仁章氏、近刊「スギハラ・ダラー」がベストセラーとなっている作家の手島龍一氏の講演も行われ、さまざまな角度から見た杉原氏の功績の再評価に会場の皆様が耳を傾けていました。



なお、会場には、元JNTO職員でもあり、JTBに勤務していた1940年から41年にかけ、約20往復の船内でユダヤ難民たちのお世話をされた故・大迫辰雄氏が自宅に長く保存されていた航海当時の写真と、乗員のユダヤ人のうち7名が大迫氏へのお礼に贈った彼らのポートレート写真・メッセージが展示されました。この7名の人物特定とその後の消息の調査は現在イスラエル外務省が行っており、判明すればさらに当時の状況についての新しい証言や発見につながることが期待されています。



この場をお借りし、当日会場をご提供くださり、また終始ご支援をいただきましたJNTOの皆様、開催のために多大なご協力くださいましたジャーナリストの北出明様、大迫氏のご家族・元ご同僚の皆様、上映をご快諾くださいました福井テレビのご厚意に心より御礼申し上げます。


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