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哲学、文学からの引用と解釈 コミュのシラーの「群盗」

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シラーの「群盗」の解説より引用 久保栄訳 岩波文庫  p220


こうして早くも、いくつかの戯曲を試作したのち、本格的な悲劇「群盗」に着手したのは、わずか十八歳のときで、例の士官学校在学中に、すでに書きあげてしまったのだが、発表したのは、二十二歳で卒業するとすぐ、シュトットガルトの連隊付軍医に任官してからであった。そしてこの作は、翌年一月十三日、マンハイムで初演されるやいなや、あらしのようなかっさいをあびた。それいらい、この天成の劇詩人のかがやかしい処女作として、ドイツ文学史の重要なペエジをかざっているのである。

 もちろん、げんみつに言えば、若さゆえの未熟というものが、さまざまな形で、この作の芸術的完成をさまたげているだろう。げんに、シラー自身もそれを見ぬいて、こう言っている。
「人間のことも、人間の運命のことも、よく知らなかったわたしは、必然的に、天使とあくまのあいだの、中庸妥当な線を、えがくことに失敗せざるをえなかったし、さいわいにしてこの世に存在しないような怪物を、生み出さざるをえなかった。「群盗」に対する無数の攻撃文のうち、ただひとつわたしを正しくついているものがあるとすれば、それは、わたしがひとりの人間にも会わぬうちに、人間を描写しうるとうぬぼれたーという批難である」
なるほど、これは正直な告白であって、シラーは自分のいたらぬ点を、いさぎよくみずから認めていると思う。

コメント(9)

>「人間のことも、人間の運命のことも、よく知らなかったわたしは、必然的に、天使とあくまのあいだの、中庸妥当な線を、えがくことに失敗せざるをえなかったし、さいわいにしてこの世に存在しないような怪物を、生み出さざるをえなかった。「群盗」に対する無数の攻撃文のうち、ただひとつわたしを正しくついているものがあるとすれば、それは、わたしがひとりの人間にも会わぬうちに、人間を描写しうるとうぬぼれたーという批難である」


そうですね、自分の思った事を書いてみますと、

>人間のことも、人間の運命のことも、よく知らなかったわたしは

どうもこの部分は、今の自分もそれこそ「よく知らない」と思いました。もう少し年月を経たら人間について深く知ることが出来るだらふか。

>必然的に、天使とあくまのあいだの、中庸妥当な線を、えがくことに失敗せざるをえなかったし

もちろんそれは、おそらく人間について、深く知らなかったので失敗したのであろう。
「天使とあくまのあいだ」、やはり灰色の人間と言うことでしょうね。
いい人間でも悪い人間でもないみたいな。(自分なりのもっとうまい言い方があればいいのだが、思いつかない)


>さいわいにしてこの世に存在しないような怪物を、生み出さざるをえなかった。

してみると、どうやら群盗にそういう怪物的な人物が、描かれているということであろう。でも、大分前に群盗読んだので内容忘れてしまったしなー。

おそらく、「人間のことも、人間の運命のことも、よく知らなかったわたしは」
なので、実際にはありえないような人物を描いてしまったとかそういう意味だろう。

>「群盗」に対する無数の攻撃文のうち

ブログの炎上的な感じ?ww有名人は大変そうですねえw

>それは、わたしがひとりの人間にも会わぬうちに、人間を描写しうるとうぬぼれたーという批難である

ごもっとも!それには賛成。多くの人を見てきて経験を経てこないと、リアルな人物は当然描けないと言うことではないでしょうか。



『いい人間』と『悪い人間』がいるんですかね

『善事』と『悪事』があるんですかね

いい人も間違いをおかすし、悪い人間もいい事したりもするし…

私は悪い人間に出会った時、この人本当悪いなexclamationて思いますが、たまたま今この人がした事が悪事なのかもと思う時もあります。

>SATさん

自分は、人というものは、灰色(いい面もあるが悪い面もある)ではないかとは思っています。
とは言っても、本当に確信するまでは、結論は保留と言うことにしたいと思っていますが。

>いい人も間違いをおかすし、悪い人間もいい事したりもするし…

私は悪い人間に出会った時、この人本当悪いなexclamationて思いますが、たまたま今この人がした事が悪事なのかもと思う時もあります。




わかるような気がします。現実をありのままにみたら、そういうことはしじゅうありそうだと思います。










いやはや、しかし、「悪事と呼べ得るような行為」も多々に渡って為すような人間に対しては、【罪を憎んで人を憎まず】についても【堪忍袋の緒が切れる】ってなもんで、そんな多々性のある人間に対しては【その本人=悪】と見たほうが「いちいち佇んで赦し部分を探す必要」も無くなり、且つ、「もし赦し部分が見つかったとしても『おめ〜のよ〜な悪人にも意外といいとこあるんだな〜、、(笑)』という観点に立てるという楽なメリットもあるかと存知ます。はい。
サンジャヤさん
人間はやっぱり灰色なんでしょうかねぇ・・・たらーっ(汗)
やっぱりどんな悪事でも、結局はその人間が生み出してやってる事なんですもんねぇたらーっ(汗)

ティナさんのいう通り、【その本人=悪】なのかも・・
それをふまえた上で人間を憎むというよりも、実はもう少し小高い場所にいるようなティナさんの考えにすっぽりきましたうれしい顔
やっぱり、しぬ間際まで結論ださないでおくほうがいいですかねー。
どうも、自分は本の影響を受けすぎてるのかもしれませんあせあせ(飛び散る汗)
お恥ずかしい話ですが、このコミュに参加しておきながら、正直私は読書家ではありませんたらーっ(汗)
でもたくさん本を読んでいる人の話は思慮深く、実世界でいくら「私、修羅場くぐってきましたから」な人よりも、同じ考え方を持った人間とばかりで世界を作って満足している人よりも、強い気がします。
でも、知識が豊富な人は豊富すぎて答えがでにくいのかもしれませんねうれしい顔
しぬまで結論は出さないで楽しみにとっておきましょうダッシュ(走り出す様)

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