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英語学習法・英文法のQ&Aコミュの時制の一致

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日本女子大入試問題英作文

>この本をよんで、解決しなくてはならない問題がたくさなることに気づいた。

解答例
>Reading this book, I realized that there were many problems to solve.

で、解説に、

>もっとも難しいポイントは、時制の一致です。解答例は過去時制で統一していますが、現在完了形を使うなら、I have realized ... there are となります。

とあるのですが、複数の文法書に「現在でも変わらない事実は時制を一致させなくてもいい」とかいてあって、この問題文では、「解決すべき問題がある」と話者が思っているのだから、一致させなくてもいいと考えました。

また私の持っている文法書には、「主節の動詞が現在完了の場合も時制の一致を受ける。現在完了は『現在形』の一種だから、時制の一致はそもそもおかしいが」と書いてあるので、I have realized ... there were でもいいように思うのですが。

ただ私自身、今現在は焦眉の課題として、受験指導としてどう教えるべきかに主要な関心があるので、現実の運用はともかく、標準的な採点基準として、「主節が過去なら従節もそれに一致させる、現在完了では従属節は現在形のまま」というのが確立しているのであれば、そう指導するつもりではあるのですが。

コメント(4)

時制の一致というのは、物事の前後関係をハッキリさせるために、ごく単純に自然な流れの上に成り立っているものだと僕は考えています。だから感覚的に、文中で起こったことを流れに注意して読んでいきます。いまこの主節内で起きている「事柄」は以下のふたつです。

(1)気づく動作(2)問題がたくさんある事実

まあ、言及されているそれらの問題は気づく前からそこにあったのでしょうけれど、話者にとっては気づいた時点で、あたかも問題が突然現われたように感じますよね。つまり、「気づいたとき」と「問題が存在したとき」は同時点にあるということです。同じ時間に起きたことには、自然と、同じ過去形が用いられます。

にしひろさんが挙げられたI have realized ... there wereの場合、現在完了の時間は「過去形よりも未来、現在よりは過去」の時間帯を示しますから、以下のような解釈になります。非文ではありませんが、問題文と同じ意味にならないことをご確認ください。

「多くの問題があった。けれどそれはもう過去のことで既に解決している。問題があったことも知らず、解決したことも知らないが、今になってようやくそんなに多くの問題があったのかと気づいた」

お手持ちの解説書にあるI have realized ... there areの場合は、問題があって、今しがたそれに気づいた(よって問題は未解決状態)という意味で受容可能な文なのです。

以下にまとめを示します。

(realized-were)昔realized/were→今[なし]

*よって、そのとき問題が存在していたことにその時点で気づいてた。


(have realized-are)昔[なし]→今have realized/are

*よって、今問題が存在することに今気づいた。


(have realized-were)昔were→(were solved)→今have realized

*よって、問題が存在しなくなったあとで気づいた。
私の時制に対する見解は、ほぼコーヅさんと同じです。

部分的になりますが、
にしひろさんの文中の『複数の文法書に「現在でも変わらない事実は時制を一致させなくてもいい」』ですが、
「させなくてもいい」は「時制を一致させる場合が多い」ということをいいたいのですよね。確かに多くの文法書に書いてあります。

江川の「英文法解説」には『「時制の一致は自分には「惰性の一致」と思える』と書いてあります。
時制の一致という大原則があって、例外的に一致させなくてよい場合があるのではなく、
それぞれの動詞はそれぞれが独立して「いつのことか」を表すが、
主節で過去形を使うと、「惰性」で従属節の動詞が過去形になる場合が多い。
これが現実だと思います。

1) He said his name was Tom.
2) He said his name is Tom.

「惰性の一致」で、1)が使われる例が多い。
2)も間違いではない。
また、現在でも変わらない事実だからといって、2)を選ぼうとする人が多いです。しかし「一致させなくてもいい」のであって、「現在でも変わらない事実は時制の一致が起きない」のではないのです。

1)と2)を較べると、
1)では「彼が自分はトムだと言った瞬間のことを思い出しながら発話している」

一方、2)の方は、「彼の名前はトムだ」という事実に焦点があり、そのことを彼は過去のある時点で言ったということですから、
2)は <His name is Tom. He said so.> 心の動きまで、表現するとこのようになるかと考えます。


コメント、ありがとうございます。

主節現在完了形で従属節が過去だと大分意味が異なってしまうわけですね。

主節が過去形の場合、時制の一致するかしないかでニュアンスが異なる。
本件の場合は、どちらでも可能。

という感じでしょうか。

で、解答例では時制の一致をさせてあるが、一致させてなくても誤答扱いにはおそらくしていないのでしょうね。

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