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【カイジ受】賭博総受録カイジコミュの【作品】欲望の沼【投稿】

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カイジ受に関する絵や小説などお待ちしております。
カイジ単体の絵でも感激です。

皆様のご投稿お待ちしております!

コメント(13)

では私が一番乗りを。
トレス注意です。

キ/ス/唾パロで一カイです。
絵の描けない人なのでトレスしきれていないのやガタガタなのは見逃してくださいw

動画が完成したらここに貼らせていただきます。


完成しましたので投下させていただきます。
一条とカイジでキス唾トレスです。
がっかりクオリティでもよければ見ていただけると嬉しいです。
mixiの日記で書いてたものをいくつか投下してみます。


※佐カイ+一カイで佐原の悲恋ものです※
ちなみにタイトルは考えてなかったです。
谷山浩子さんの「見えない小鳥」をテーマに書いたはずがテーマを生かせなかったという…。







鉄骨渡りの悪夢の夜。
オレはあの日命を失った。
死んだら何も残らないと思っていたが、不思議なことにオレの意識はしっかりしてた。
まるでまだ生きているかのようにちゃんと動けるし、声だって出せる。

ただ、オレの声はもう誰にも聞こえないし、オレの姿はもう誰にも見えない。

絶対的な孤独。
だけどそれさえ目をつぶれば生きているときとなんら変わらなかった。
それどころか食わなくても腹は減らないし、眠らなくても体力がなくなることはない。
まさに素晴らしい生活だった。

…だけど、オレのことを考えてカイジさんが泣く姿を見るのはもう沢山だった。


「オレ、ここにいますよ。カイジさんの横にいますよ」


そう叫んでもカイジさんはオレの方を見ない。
オレの声はカイジさんの耳には届かない。
オレの姿はカイジさんの目には映らない。
カイジさんはただ悲しそうな目で遠くを眺めていた。

生前の日々を思い出して胸が苦しくなった。

オレとカイジさんは恋人同士だった。
告白したのはオレ。
オレの「好きです」という告白に最初は驚いてたカイジさんだったけど、照れくさそうに俯きながら「オレも」と言ってくれた。

幸せだった。
夢みたいだった。

それから月日がたつのは早かった。
毎日が楽しくて、楽しくて、ずっと一緒にいれるもんだとばかり思ってた。
それが、まさかこんな形で別れるだなんて誰が想像できたか。


「カイジさん、オレここにいるんですよ。ずっとずっとアンタの横にいるんですよ」


泣きそうになる。
どれだけ叫んでもカイジさんはオレに気づかない。
オレ、あの日からずっとアンタの横にいるんだよ。
だからもう泣かないでよカイジさん。
前みたいに笑ってよ。

後ろからカイジさんを抱きしめる。
だけどオレの体はカイジさんをすり抜け、触れることさえ許されない。
唇を重ねても温もりすら感じることができない。

オレはただ、オレを通り越して遠くを眺めるカイジさんの横に立つことしかできなかった。

だけど、それでもアンタの横に入れるんなら、オレ、成仏したりしない。
たとえカイジさんがオレに気づかなくても、ずっとそばにいるから。


―――――愛してます、カイジさん。








あれから、一年の月日が流れた。
オレが死んだ夏がまた巡ってきた。

カイジさんが地下に落とされたときも、その地下で大勝負をしたときも、オレはずっとカイジさんの横にいた。
月日がカイジさんを癒したのか、最近涙を流す回数は少なくなった。
たまに笑みを見せることもあった。
それでもまだ、一人の夜になると泣いているのをオレは知っている。


―――――そんなカイジさんが変わったのは地上に出てしばらくしてからのことだった。


カイジさんは一人の男と出会った。
カイジさんと正反対の外見、だけどよく似た性格。
名前は一条。裏カジノの店長。

オレはただ、カイジさんの視線の先を見ているしかなかった。

気づきたくなかった。
信じたくなかった。
いつかこんな日が来るだなんて、わかっていたけどわかりたくなかった。

オレはもう死んでいる。
カイジさんは生きている。

もうオレたち一緒にいちゃいけないんだ。
わかってた、そんなこと。
もう二度と愛し合えないこともわかってた。
一年前のあの日から、本当は全部わかってた。

だけど、オレはカイジさんが大好きで。
だから、ずっとそばにいたいと思ってた。






字数制限のため続く
続き。








「…カイジさん、そいつが好きなんスね」


オレの言葉はカイジさんの耳には届かなかった。
熱い何かが頬を伝った。
それでもカイジさんはオレの方を振り返らなかった。

オレはもうカイジさんにとって、過去。

…わかってる、アンタは前を向かなきゃ。
いつまでもオレに縛られちゃいけないんだ。

オレに向けられていた笑顔は、もうすぐあいつに向けられるんだろう。


「…カイジさん、アンタを解放してあげる」


もう泣かないでカイジさん。
オレは行くから。
だからアンタは笑っていて。

その笑顔の先にいるのがオレじゃないってのは、やっぱりちょっと悔しいけど。
だけど、アンタが笑っていられるならきっとオレは幸せなんだろう。
アンタが誰を好きになっても、オレ、カイジさんのことが大好きだから。

だから、もう解放します。


「さよなら、カイジさん」


満面の笑みを浮かべてオレはそう言った。
つま先からオレの姿が消えていくのを感じた。

最後まで振り向いてくれなかったっスね、カイジさん。
でも、それでいいんです。
アンタは前を見て…。

幸せにならなかったら、祟ってやりますからね。



―――――そしてオレはその日、地上から姿を消した。











「…佐原?」
「…どうした、カイジ」
「…なんでもない…」

佐原の声が聞こえた気がしてオレは空を見上げた。

ずっと佐原が好きだった。
あの日、佐原が告白してくれて、死ぬほど嬉しかった。
もう死んでもいいと思った。

だけど死んだのはオレじゃなくて佐原だった。

佐原はオレを残して一人で逝ってしまった。
あれからずっとふさぎこんでた。
佐原のいないこの世なんてつまらなかった。
何度も後を追おうとした。
でも勇気がなくておまえと一緒に逝くことができなかった。

…ごめん、佐原…。
オレ、やっぱり生きるよ。

おまえは怒るかな、恨むかな。
でも…ごめん、佐原…。
少しだけ前を見ること、許してくれよな…。


―――――オレは、おまえを愛していたよ。






『カイジさん、オレ、カイジさんが好きなんです』









もう一個投下します。
平カイでほのぼのです。
越境注意。










「採血っ…!」
「そんなっ…!し、死にたくないっ…!」

鷲巣の声がオレの脳内に響き渡った。
それはまさに死神の呼び声のようなもので、確実にオレの目の前に死が迫っていた。
両手を振り回して抵抗しようとするも白服たちにはがいじめにされ、透明な管の中をオレの赤い血が流れていくことを止めることはできなかった。


…気が、遠くなっていく。


ああ、オレ死ぬんだ。
麻雀なんて遊びだと思ってたのに。
遊びで死ぬなんてまっぴらごめんだったのに。

…思えばオレの人生いいことなかったな。
浦部には惨敗するわ、アカギには手も足も出ないわ、安岡さんには捨てられるわ、果てには騙されてこんなとこまで連れてこられて命がけの勝負…。
何が幸雄だ…。
オレの人生幸せなことなんか一つもなしだ…。


…くそ、ダメだ。
もう、考える力も……………








「……い……」

なんだよ。

「……い……おい……」

うるさいな。
オレは眠いんだよ。

「おいっ!」
「っ!?」

耳をつんざくかのような大声に思わず飛び起きた。

…飛び起きた?
え?なんで?
オレは鷲巣麻雀に負けて死んだはずじゃ…?
天国?
いや、オレが天国に行けるかよ。
じゃあ地獄…?

オレが状況を理解しようと思考を巡らせていると、さっきの声が再び俺の耳に入った。

「大丈夫か?あんた…」

顔をあげるとそこには髪の長い男が立っていた。
逆光で顔は見えないが…、こんな髪の長い男がオレの知り合いにいたか…?
そもそも、ここはどこだ…?

「本当に大丈夫なのかよ?救急車呼ぶか?」

そう言うと男はしゃがみこみ、オレの顔を覗き込んだ。

「…………」

どこにでもいそうな普通の顔。
群を抜いて男前だとか美人だとかそんなわけもなく、いたって平凡な普通の顔。
だが、オレは何故かこいつに惹かれた。


恥ずかしい話、オレは一目で恋に落ちた…。


「…大丈夫じゃなさそうだな。待ってろ、今救急車を…」
「ま、待て!…大丈夫だ…」

よくわからないが今事を荒立ててはまずい気がしてオレはそいつの腕をつかんだ。
別に細いわけでも柔らかいわけでもなく普通の男の腕。
だが腕をつかんだ瞬間にオレの胸はますます高鳴りはじめた。

なんなんだよ一体…。
オレは生娘かっ…!

「でも、なんか顔赤いし…」
「大丈夫ったら大丈夫だっ!…それよりここはどこなんだ?」

必死に話をそらしながら男の目を見てそう尋ねた。
そう、オレはこんな場所に心当たりはない。
第一さっきまでオレは鷲巣の屋敷にいたはずだ。
まさか気絶したオレを白服たちがここに捨てていったなんてことは…いや、有り得ない。
あいつはオレを殺す気だったんだからな。生かしたまま捨てることは考えられない。

じゃあ、ここはどこなんだ…?

「どこって…オレのアパートの前だけど。そしたらなんかあんたが倒れてたから…」
「いや、そうじゃなくて、どこなんだここは?」
「はぁ?あんた自分でここに来たんだろ?」
「そうじゃないから聞いてるんだ!」

話が噛み合わない。
このままでは埒があかないと思ったのは相手も一緒だったようで、そいつは眉を寄せながら「中、入っていけよ」と声を漏らした。
あまり人目につきたくなかったオレは当然その申し出を承諾し、けして広いとは言えないそいつの部屋に入った。






字数制限のため続く。
続きです。





話を聞いて色々とわかったことだがそいつの名前は伊藤カイジ、ここは東京、そして………

「…どういうことだ?今は昭和…」
「何言ってるんだ?昭和はもうずっと前に終わっただろ?」

…オレのいた時代とは違うということ。

信じられないことだったが新聞には平成とかいうわけのわからない年号が書いてあるわ、テレビには色がついているわ、たしかにオレは未来にタイムスリップしてしまったようだ。
あまりにも非現実的。
だがこれは夢じゃないっ…!

「…昭和からタイムスリップしてきた?」
「…信じられるわけはないだろうが、そうだ。オレも信じられないんだからおまえが信じられないのは無理もないが…」

オレのバカみたいな話をカイジは真面目な顔で聞いていた。

…そんな真面目に聞く話かよ。
オレならふざけるなと言って追い出してしまうような話だ。
よっぽどお人好しなのかバカなのか…。

「ふーん…、にわかには信じられないが…」
「だからオレも信じられないって言っただろ?」
「…ちょっと悪いな」

そう言うとカイジはいきなりオレの胸ポケットに手を入れてきた。
なっ…!?いきなりなんのつもりだっ!?

オレが驚いているとカイジはオレの胸ポケットから財布を取り出し、オレの許可もなくそれを開けた。
…まさか、盗る気か?オレの前で堂々と?

いきなりのことに動けずにいると、カイジはしばらくオレの財布の中を眺めた後、財布をオレに差し出しながらこう言った。

「……あんたの話、信じるよ。ドッキリって可能性もあるけどさ」
「あ?」

オレにはカイジの言っている意味がわからなかった。
差し出された財布を胸ポケットにしまいながら眉を寄せ、言葉の続きを待った。

「財布の中、今ではもう見かけないような札や硬貨ばっかだった。あと入ってた額もやたらと少ない…。それは今と金の価値が違うからだろ?」

オレにはよくわからなかったが、どうやらオレがいた時代と今とでは金の種類も価値も違うらしい。
だが何はともあれカイジはオレが「過去」からやってきた人間だと信じてくれたようだ。

「で、あんたどうするんだ?帰れないんだろ?」
「…帰りたくもない」

帰ったところで待っているのは死だけだ。
だったら帰りたくないに決まってる。
せっかく生き延びたんだ、オレは「未来」で生きてやる…。
どこか泊まれる場所でも探して、麻雀か何かで金を集めて…。

「あのな、平山さん。あんたまだ未来にきた自覚ないのか?さっき言っただろ、金の価値が違うんだよ。あんたの持ってる金じゃホテルにも泊まれないっての」

どうやらこの時代はオレがいた時代より10倍ほど物価が高いらしい。
…一体この数十年で何があったんだ?
たしかにこれじゃあっという間に金はつきちまう…。

「…けば」
「あ?」
「うち、しばらく泊まっていけば?過去から来ましただなんてバカみたいな話、どうせ誰も信じないだろうから」
「…!」

こいつ、やっぱり底抜けのお人好しだっ…!そして底抜けのバカだっ…!
こんな得体のしれないオレを泊めようなんてバカがどこにいるか?

だが、こんなバカだから…オレ、惚れちまったんだろうな…。
きっとオレがカイジに惚れたのは顔とか見た目とかそんなんじゃなくて、こいつから染み出る内面…。
性格に惚れたんだ…。

…くそ、泊まれだなんて反則だろっ…!
どうなっても知らないからなっ…!




こうして、オレはカイジの部屋に転がり込んだ。
今はなんとか理性で本能を抑えているが、オレが間違いに手を出す日は近いだろう。
そうなったときに後悔するなよ、カイジ。




いいことなんか何もないオレの人生だったが、神様は最後にとてつもないいいことをめぐんでくれたようだ。
やっぱり、オレの名前に偽りはなかったな。

…オレは、世界で一番の幸せ者だ。















【おまけ】
カイジ「幸雄ー、もう一人過去から来た奴拾ってきた」
アカギ「……」
ダメギ「ガーンッ!」←所詮幸せになれない男
アカギ(どっかで見た顔だけど誰だっけこいつ)←しかも覚えてない







長々とすみませんでした。
ご意見・ご感想いただけると嬉しいです。
気が付いたら私以外誰も投稿していないという。
どなたか私のオンステージをとめてください(涙)

2月に受かれば出したい新刊用のサンプル画像添付します。
皆様の絵が上手すぎるっ……!

貼りは翼のあるカイジw
カイジは博奕界の天使←

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