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iPS細胞とES細胞コミュの幹細胞って何?

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2008-02-12 00:00:00
幹細胞って何?
テーマ:幹細胞

まず最初に「幹細胞」について説明を。。



多細胞生物を構成している細胞は大きく分けて3種類に分類できます。



一つは「分化細胞」

一つは「TA細胞」

そして、「幹細胞」



多細胞生物の始まりは受精卵ですよね。この受精卵が分裂を繰り返して体ができていくのですが、この分裂の際に、細胞の特徴づけがなされていきます。ある細胞は神経になれ!ある細胞は心筋になれ!っていう具合に。

この細胞の特徴づけのことを「分化」と呼びます。

特徴づけが終わって神経や心筋になった細胞は、「最終分化細胞」もしくは「終末分化細胞」と呼ばれ、特別な処理を施さない限り、異なる系列の細胞へ分化することはありません。

体の大部分がこの分化細胞によって構成されています。



「TA細胞」というのはtransient amplifying cell、つまり幹細胞と分化細胞の中間に一時的に存在して活発に増殖を行っている細胞のことです。

体の大部分を構成している分化細胞の多くは、実は増殖しておらず、静止期(G0期)にあります。

幹細胞から作り出されたTA細胞が活発に増殖することによって、体が維持されているのです。

TA細胞は「〜前駆細胞」という名称が付けられているものが多いと思います。



「幹細胞」とは定義上、自己複製能と分化能を同時に持つ細胞とされています。つまり、時には自分自身と全く同じ細胞を複製し、時には分化して別種の細胞(基本的にTA細胞)を作り出す細胞のことです。

分化細胞・TA細胞は細胞分裂に限界があるのですが、幹細胞は半永久的に増殖できます。

幹細胞には、大きく分けて、胚性幹細胞(embryonic stem cell)、胎児性幹細胞(fetal stem cell)、成体幹細胞(adult stem cell)、組織幹細胞(tissue stem cell)、体性幹細胞(somatic stem cell)、生殖幹細胞(germline stem cell)などの分類があります。

発生の時期で分けると、胚性幹細胞と胎児性幹細胞と成体幹細胞に分かれ、また、胎児および成体を構成する組織中に存在する幹細胞である組織幹細胞は、体細胞の幹細胞である体性幹細胞と生殖細胞の幹細胞である生殖幹細胞に分かれます。



一般的に、成体の体内に存在している幹細胞は分裂が遅いのですが、これを体外へ取り出して、効率よく増殖させる研究がさかんに行われています。

患者さん自身の組織から採取できる体性幹細胞は、倫理的な問題も少なく、拒絶反応の心配もありませんので、細胞移植医療における重要な細胞ソースとして期待されています。

ドナーと遺伝子型の近い患者さんに対する骨髄移植や末梢血幹細胞移植、臍帯血幹細胞移植などはすでに実用化されている体性幹細胞移植の一種と言えます。

骨髄には造血系の幹細胞以外にも、骨、筋肉、脂肪などに分化する幹細胞である間葉系幹細胞が含まれており、これも大いに期待されています。

体性幹細胞を体外で増殖させる際、自己複製能と分化能をいかにして維持するのかということが研究の大きなポイントになっているのですが、これが結構難しく、難航しています。



遺伝病の患者さんに細胞移植医療を適用する際、細胞バンク由来の細胞を用いず、患者さん自身の細胞を用いた場合、遺伝病を根治するためには遺伝子治療が必要となりますが、遺伝子治療では、増殖能の高い細胞が必要となります。(特に相同組換えを必要とする場合)

上記の通り、成体由来の体性幹細胞は、体外で多量に増殖させるのはなかなかうまくいってません。

一方、胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、体性幹細胞と比べて広範囲な多分化能を有するのみならず、体外で多量に増殖させることが可能なので、将来の細胞移植医療における細胞ソースとして注目されているのです。


http://ameblo.jp/regenerative-kyoto/entry-10071878211.html

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