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法政大学文学研究会コミュの批評会で言いたかったこと

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前回の批評会において、
言おうと思ったことを
正確な形で言語化できなくて
みんなにうまく伝えられなかった

結果、もやもやしたものが頭に残った

文字に書いてみる形で
そのとき考えてたことをまとめようと思う



このトピックは、独り言の形で展開する



あくまで自分の為に書くわけだが
全部書き終わった際には
読んでもらえたら、やっぱりうれしい

コメント(13)

ゼミで先生の言った話から説明しないといけない

「最近の学生は、別の意味の言葉を、同義と考えている節がある」
とのことであった。

そう思ったきっかけは授業の出席表の自由記述欄だったとのこと。
その日の授業は「文筆業の人の収入について」

「(自由記述欄の文章を読んでいると)学生の中に「給料」と「収入」を混同している、もしくは同じ意味の言葉だと思っている人が、少なくとも6人はいた」とのこと。

言うまでもないことだが、「給料」と「収入」は別の意味の言葉である

「給料」は
「使用人・労働者などに対してその雇い主が支払う報酬」(広辞苑第五版)
英語で言うならpay、もしくはsalary
同義の言葉をあえて挙げるなら「給与」

これに対し
「収入」は
「金銭や品物などを手に入れ自己の所有とすること。また、その金品。所得。」(広辞苑第五版)

これだけだとわかりづらいので、「収入」の意味の一つとして挙げられている「所得」を調べてみる。

「所得」
?得るところのもの。得て、自分の所有となるもの。
?収入。利益。
?(income)何らかの形で生産活動に参加した生産要素に対して支払われる報酬。俸給・賃金・地代・家賃・利子・利潤など。
(広辞苑第五版)


辞書の引用までして確認したかったことは
「『収入(=所得)』は『給料(給与)』の上位概念である
 『収入』の中に『給料』が入っている
 『給料』は『収入』の一形態に過ぎない」
ということ。

以下、また先生の科白。
「『給料』と『収入』だけの話じゃない。これを混同しているということは、他にも混同している言葉がある可能性が高い」
「このような上位概念、下位概念の言葉を混同して覚えていると、文章を書くことはおろか、正確な意味において読むことすらできないのではないか?」
以上。

なるほどなあ、と思った。

こういう言葉を使うときは『意識して』(それこそ毎回、辞書をひくなどして)使い分けることが重要だ、と思った。

これからは「同じ言葉が続くと読むときアレだから、似たような言葉で言い換えよう」という文章を書くときによくやる作業に取り組むとき、細心の注意を払おう、と思った。
で、批評会で扱った作品というのが
「鴻野ハルカ」の『銀の星』

最初に書いた
「言いたかったけど
うまく伝えられかった」ことは
「古本屋」と「本屋」について。

この作品には「古本屋」という言葉が4回
「本屋」という言葉が1回出てくる。

文脈を追う限り
この「古本屋」と「本屋」は同一の場所だ。

「古本屋」という言葉が4回出た後に
最後の1回だけ「本屋」

これに気付いたとき、上記のゼミで聞いた話を思い出した。
作者に聞きたかったのは

?最後の「本屋」は「古本屋」と書こうとしたところを間違えたものなのか(誤字の類)?
それとも故意に「本屋」という言葉を選んだのか?

まず、この質問。


これに対し
「『本屋』となっているのは間違いではない」
としてから
「<無意識>に『本屋』という単語を選んだ」
という回答が返ってきた。
(ここで<無意識>という言葉が出てきたことが、次の質問以降、お互い(私と作者)の言っていることを、お互いにわかりにくくさせたように思う)

まあ、概ね予想通りの回答。
誤字ではないと思っていた。
?の質問は「念のため」の確認である。
それで、次の質問に移行する。
次の質問。

?この小説に出てくる「本屋」と「古本屋」は、おそらく同一の場所である。
しかし、「本屋」と「古本屋」は違う言葉(二文字と三文字だしね)である。

この場合、「本屋」と「古本屋」を同義であると捉えているのか?
それとも、「本屋」を「古本屋」の上位概念の言葉(「収入」と「給料」のように)として意識して使っているのか?


この質問を作者にしたかった。
そして、
「同義である」という答えが返ってきたら
「その認識は間違っていると思う」ということを
「給料」と「収入」の話を交えて作者に伝えたかった。

「上位概念として意識して使っている」という答えが返ってきたら
「最後だけ上位概念にした理由は何か?」
とかを尋ねたかった。


しかし、私自身が?の質問内容をうまくまとめられず
そのため
「古本屋は服屋じゃないですよね?」
というよくわからない回答が返ってきた。

「やばい。質問したい内容がうまく伝わっていない」
と思って、色々言った

その結果、
「全くの同義だとは、もちろん思っていない」
というような回答が得られたので

「じゃあ意識的に「上位概念」として使ったの?」
と尋ねたら
「違う」と言われた。

ここで「えっ?」となってしまった。

私の頭の中では
(1)全くの同義と捉えている
(2)上位概念として使っている
の2択だったからだ。

その後、何度か言葉の応酬を続けたのだけど
結局、しどろもどろのもやもやになってしまった。
話がややこしくなった原因を考えてみた。

(1)?の質問で、上位概念の方に「意識して」、「意識的」
という言葉を使ってしまったこと。

……?の回答において「無意識」という言葉が出ていたので、
それと混ざってよくわからなくなってしまった。


(2)私自身がこの二つの言葉を使うときは、「本屋」は「新品の本が売っている店」、「古本屋」は「古本を売っている店」とする。
「古本屋」を示すのに、上位概念としての「本屋」は絶対使わない。

……これは私なりの言葉に対する認識で、
「本屋」という言葉で「古本屋」を含めるという言葉の認識と
どちらが主流なのかはわからない。
このことも、話をややこしくさせた。
まあ結局、何が言いたいかって言うと、
この言葉の応酬の、最後の作者の言葉

「要するに、本屋を古本屋にした方がよかったってことですね?」

というのは、全く、私の言いたかったことを「要」していないということだ。

私が言いたかったのは、全くもってそうではない。
本屋を古本屋に変えろとは、一言も言っていない。

あえて要するなら
?最後だけ「本屋」にした理由は何か?
ということを尋ねたかったのと

?「上位概念」を意識しているか?言葉の混同をしていないか?
ということを確認したかったのだ。
?については、
しどろもどろの言葉の応酬のうちに回答が得られた。

どうやら音やリズムや読んだ感じの問題らしかった。

ああ、そうだったのか。なるほどね。

?の確認は、うまくできなかった。








…………ええと、今気付いたけど
私、こんな時間帯に1時間半以上も
誰も読まないであろう独り言をつらつらと書き連ねてますね
…………何やってんでしょうか?

誰か、全部読む人いるのかなあ……

明日も早いし、もう寝ます。
おやすみなさい。
意味のない行動かと思ったけど

あのときうまく言語化できなかったことにより
発生したもやもやは解消されたから

意味のある行動だったのかも!

そうだ!
何事もプラス思考で行こう!
お疲れ様です。トピックが立った時(まだレスが0だった時)からリアルタイムで読みましたよ。

いろいろ自分の意見を書こうと思いましたが、かなりの長文になってしまい、尚且つ意見が伝わりにくい文章となってしまったので削除しました。

いずれきちんと文章にしてこのトピに書き込みたいですが、その前にこのこと(「上位語」と「下位語」の使用法、「上位概念」の存在など)については、いずれ部会などの機会に少し話し合ってみたい気もします。

あと、他の人の意見も知りたいです。
俺が思った感じはこの場合、鴻野ハルカさんは「最後の場面、音のリズムや読んだ感じから古本屋という言葉を使いたくないので、(古本屋は本屋の一種だから)本屋という言葉を使った」ということだと思うよ。
udの「上位概念」の説明を鴻野ハルカさん自身はよく理解できていなくて、()書きの部分を「本屋と古本屋における上位概念」と捉えることが出来ずに「無意識」という言葉を使ったんだと思うけれど。
つまり「古本屋は本屋の一種」と認識していながら、「本屋は古本屋の上位概念」ということが理解できなかったために質問に上手く答えることが出来なかったんじゃないかと。
「古本屋は服屋じゃないですよね」といった発言はここから来ていると思うが。
あぁ、連続で申し訳ない。書き忘れが。

つまり、udの質問に答えるとするなら、
?に対しては、本屋となっているのは間違いではなく、読んだ感じなどから本屋とした。
?に関しては古本屋というのは本屋の一種なので(この場合は同義と捉えているのではなく、本屋という大枠が古本屋を含む形と認識していると思ってもらいたい)本屋という言葉を使った。つまり、上位概念として意識して使っている、ということ。
さらに、udの質問の続きに答えるのなら、最後だけ上位概念にした理由は?とまったく同じで、読んだときの感じやリズムから古本屋という言葉を使いたくなかったから。ということになるのではないだろうか。

まぁ、これは私の意見なのでまったく見当違いかもしれないが。
上記はudの5の(2)の意見に反するが、それは個人個人で考え方が違うので、その辺りは考慮していただきたい。
それこそ作中で目指した場所は新古書店じゃね? とかいう話になってしまうので。
お忙しい中長い時間かけてあの時の話を文字にしてくださり、ありがとうございました、ud先輩。私もあの時は会話の応酬の中でわけがわからなくなり、ついによくわからないまま終わってしまいましたね…。

私がつらつら並べ立てる必要はないです。
すべてmane氏のおっしゃる通りです。5の(2)に関しても、『「古本屋」を表すとき「本屋」は絶対に使わない』というudさんの認識の中から、「絶対」の部分を取り除いたのが私の認識だったので、最後だけなんの躊躇もなく「本屋」にしてしまったのだと思います。

あの時はうまく答えられなくてすみませんでした…。

>バボスくん
 なんか部会で話し合いたいこととかあったらじゃんじゃん提案してくれ。

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