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摂食・嚥下障害コミュのトロミの固さについて。

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はじめまして。通所リハでPTとして働いているmichoと申します。

当施設ではSTが不在で、専門的な評価のないまま、主に介護スタッフが食事形態および食事介助方法を判断して食事を提供しております。が、不適切だと思われる食事場面が多々あり、みなさんのご意見・アドバイスを伺いたく、トピックを作成いたしました。よろしくお願いいたします。

今回、質問したいことは、「トロミの固さ」についてです。

当施設では、嚥下障害が重度になればなるほど(単純に飲み込みが悪ければ悪いほど、ムセが多ければ多いほど)、水分は「ジャム状(かなり固い)」にして提供しています。がしかし、明らかに口腔内が残留物でベタベタしていたり(咽頭への送り込みができていない)、摂食中後のムセがあったり、摂食後の声がゴロゴロする(梨状窩に残留物?)ケースがあります。残留物が解消されない場合は、口腔内の残留物を掻き出したり、看護士が吸引することもあります。しかしながら、そういったケースでも熱発に至る方は少なく、また「トロミが緩いと誤嚥が心配」との理由で、固さを変更する様子はありません。

実際、飲み込みが困難なほど固いトロミ付けは、適切なのでしょうか?
不適切なら、その改善策は何が考えられるでしょうか?
通所リハ施設で、「良い固さ」を安全に見極めるには?

とても大ざっぱな質問で答えにくいと思いますが、アドバイスを頂けたら幸いです。


ちなみに、、食事介助の場面を観察すると、明らかに介助方法が間違っているスタッフがいます(食事姿勢、一口量、ペース、食塊を落とす位置、嚥下の確認、咀嚼を十分促さない、などなど)。食事介助への指導が必要なのは明白なのですが、私自身も知識と経験が少なく、なかなか物申せないでいます。。

コメント(22)

 栄養士です。
 外部の嚥下リハ専門のDr.に来て戴き、指導をして戴いています。
 
 Dr.によると、トロミの固さはハチミツより少し緩い(唾液と同じ)くらい、とのことでした。
 唾液の量や質などの個人差や使用するトロミ剤の特性によっても変わってくると思いますが、うちではその固さを目安にしております。

上のキッシーさんに賛成ですm(_ _)m

病院でSTをしてます☆

水分補給の為に液体に多量のトロミ剤を使うならゼリーを食べていただいたほうが効果的です。

基本的に3%以上のトロミは不必要でありそれでもムセルなら食事形態の変更やポディショニングの修正

原因が分かってるのであれば訓練にてアプローチするのが適切ではないでしょうか????

自分もまだ臨床も浅く経験不足の為これといった事はコメントできませんが

介護士さんの介助法に頭を悩ませてる施設や病院はたくさんあると思いますm(_ _)m

なかなかそれを正すのは難しい

知識不足というのもありますが

それより病棟のマンパワー不足が一人の患者さんに対して十分な時間をとれない為

時間重視の介助法になっているよーな気がします。

時間に余裕をもち介護士さんの方々も正しい介助法をえられれば必ずしてくれるはずです。



こんなんでごめんなさい。
急性期病院のSTです。
3年目で、通所施設での経験はないので不十分だと思いますが、コメントを残させてもらいます。

トロミの固さですが、正直、患者様の嚥下の力によってまちまちだと思います。


嚥下の反射(ゴックン)が起こるタイミングは遅いけど、しっかり、喉頭(ノドボトケ)が挙上していて、挙上している時間がある程度保たれているようなら、ヨーグルトやハチミツ状の濃い目のトロミも有効だと思います。

ただ、嚥下の反射(ゴックン)が起こるタイミングは良いようだけど、しっかり、喉頭(ノドボトケ)が挙上していない、あるいは、挙上している時間が短い場合は、濃い目のトロミは危険なことが多いかもしれないです。

それぞれ、障害像が異なるので、それにあった対応が必要になりますね。


その障害像を把握するためには、やはり専門家に診ていただくのが一番と思います。
通所の方でしたら、近くの病院で嚥下に関心を持たれているようなDr.の外来を尋ねてみるという方法があると思います。


施設の中に対しては、積極的に勉強会を開くのが良いと思います。
関連病院などがあって、そこにSTがいるようなら招いて勉強会をやってもらうと良いかもしれないですね。

STがつかまらない場合は、看護師さんと協力して行うのが良いかもしれないです。
嚥下の動きは「運動」になるので、PTさんのほうが詳しいこともあるくらいなので看護師さんと協力すれば良い勉強会ができるんじゃないかと思います。


通所リハ施設に限らず、患者さんにあったトロミや食事形態を見極めるのは難しいですよね。
繰り返し食事場面に介入して、むせるタイミング(嚥下の前か、嚥下中か、嚥下後か)や頻度をみたり、食事の状況(G-up、頚部の位置、摂食方法)をみたりして、できるだけ食べやすいように姿勢や食事の形態を調整していくしかないのかなって思います。


ただ、正面から「間違っている」といっても、なかなか受け入れてはもらえませんよね。
だからこそ、勉強会などで意識を変えていく工夫が必要があるのかなって感じました。

長々と失礼しました。
はじめまして。
老健施設でSTをしているものです。
私自身 まだまだ至らないことも多いですが
少しでも参考になればと思いコメントさせていただきます。

歩行困難の原因が様々であるように
嚥下困難の原因も様々です。
人によっては『トロミをつけた方が飲み込みにくい』
という場合も有ります。
また、大切なのは『むせないこと』では無くて『むせても喀出できること』です。

トロミ剤の箱に水分量に対しての割合が書かれていると思いますが
(ポタージュ状、ハチミツ状、ヨーグルト状など)
なかなかイメージしにくいと思います。
日清さんのサイトで動画が見れるので参考にして見てください。
加齢による嚥下障害ならば、この程度のトロミで十分対応できると思います。
日清オイリオ トロミパーフェクト↓
http://www.nisshin-chiryou.com/products/swallow/swallow_08.html

食事介助方法の指導に関しては、実際に体験してもらうと良いと思います。
まず介護士同士、職員同士で2人一組になってもらいます。
そして、いつものようにお互いに食事介助をする・される体験をしてもらいます。
大事なのは『いつものように』です。
いつも接している利用者さんの環境認知力は?その方に対する声かけは?
認知症で少しボーっとしている方に、声掛けもせずに口とお皿の間をスプーンが往復しているだけ…なんて事があります。
でも、職員同士となると遠慮や気遣いが出てきます。
そこでいくつかルールを作ります。
1.介助する人は、一切声を出さない。体に触るのもダメ。
2.介助される人は、仙骨座り。目を閉じる。口腔の乾燥を体験してもらうためにも、口をあけて上を向く。
これだけでもけっこう飲み込みにくいです。
食べてもらうものはなんでもいいのですが、私はあえて砕いたクッキーとかを用意します。
実際にやってもらうと、様々な意見や改善案がでてきました。
ついに『ちょうどいい』と思う濃さのトロミを作ってもらい、飲んでもらいました。
知識や理論で講義・指導しても何も残らないことが多いです。
業務の多さに圧倒されて。

それと一点、気になったのですがmichoさんは通所リハにおられるとの事ですが
トロミが必要な方に対して、主治医・ケアマネ・家族との連絡はどうなっているのでしょうか?
在宅ケアである以上、家族(もちろん本人も)の存在・意見は反映されなければ
ならないと思うのですが。

長々と失礼しました。


コメント下さったテディさん、キッシーさん、ありがとうございます。

>テディさん
「ハチミツより少し緩い(唾液と同じ)くらい」というのは、とても分かりやすいですね。唾液で誤嚥を起こさない方には、安全な固さのような気がします。

実は、ベトベトの状態でも、咀嚼を促すことで唾液と混ざり、飲み込み易くなった例がありました。その時、「ひょっとして唾液の固さぐらいが良いの?」と思ったのですが、何の根拠もなく自信がなかったので、何もアクションを起こすことはできませんでした。


>キッシーさん
やはり、そうですよね。「誤嚥のリスクが高いから、むせがひどいからといってトロミ剤を多く入れる」のは危険ですよね。ウチの介護スタッフは、誰に聞いても「緩いと誤嚥するから」という反応で、ベトベトの固さに疑いを持っていないようです。また、いろいろ調べてみますと「ゼリー」も良いようですし、提案してみたのですが、「ツルっと誤嚥しそう」と、これまた却下されておりました。。


しかし、実は、昨日、自分でもトロミ具合を調べていまして、下記サイトにたどり着きました。
http://www.eiyoshi-web.com/enge/nomikomiyasuku/toromi/

ポタージュ状、ヨーグルト状、ジャム状の例がとても分かりやすい画像で紹介されており、明らかに当施設のトロミは固すぎると確信いたしました(そのサイトのトロミが「正解」だとは、もちろん思っていませんよ!)。そこで、介護スタッフにそのサイトを見せたところ、「ウチのは固すぎだね。糊だね、糊!!」と、とても驚いていました。また、これをキッカケに、食事形態や食事介助について話をしてみたところ、、、介護スタッフの食事に対する思いや不足している知識が分かりました。これを機に、みんなで勉強して改善していきたいと思います。


また何かご指導ありましたら、よろしくお願いいたします。
管理栄養士としてコメントするには経験は浅いですが、障害児の親でもあります。

家族としてはそのような状況は胸が痛いですね。(責めてる訳ではありません。主さんが悪い訳ではないですしね。)私であれば家族として意見をしたいくらいです。そんな家族からの声はないんでしょうか、あればそれをうまく利用できるかもしれないですよね。

働く側としては施設でのある程度の基準みたいなものは必要だと思いますし、あった方が働きやすいと思います。

でも、個人差もあると思うので、基準に頼り過ぎて欲しくないなという気持ちもあります。自分が働いていた時の反省も含めた思いです。

ただ、ここで言われているとろみをつければ安心みたいなやり方は私も疑問を感じました。

ちなみに、我が子も粘りが強いと塊がそのまま喉に入る形になるので嘔吐します。へばりついたりするのも嘔吐してました。が、水分はトロミなしで飲みます。回りの方も人それぞれな気がします。

私は1対1でべったりですから、観察して試行錯誤して気付いたことをSTに確認や相談しながらなので、食事介助をするには素人ですが1人に時間をかけることで感覚を掴んだり発見もありました。

でも仕事として多くの方を同時にみるのはそれだけで大変な事だと思いますし、専門外の内容ですものね。もどかしいですよね。

私に出来る事は患者や家族の立場からの意見になりますが、一度でも全体で話し合いや検討が行われたらいいなあと願います。

偉そうなコメントで失礼いたしました。m(__)m
話し合われた後だったのですね。書き込みが時間差で掲載されたので、拝見してませんでした。すみません。

そのようなやりとりがあり、主さんが一生懸命に働き掛けてる姿、家族側としてはうれしい気持ちです。

ちなみに、ゼラチンだけで作ったゼリーは口の中に入れると体温で溶けていきますし、へばりつかないので量を調節しながらあげたら我が子も大丈夫です。

私も口をあけたまま飲み込んでみたり、こどもと同じ体になったつもりで実験してからあげています。
さくらじまさん、ホリさん、ぱうさん

コメント頂き、ありがとうございます!
返信している間に、書き込み下さったようで、大変うれしいです!


>さくらじまさん
>基本的に3%以上のトロミは不必要でありそれでもムセルなら食事形態の変更やポディショニングの修正
>原因が分かってるのであれば訓練にてアプローチするのが適切

「どこでアプローチを切り替えるか」「どんなアプローチを併用していくか」というのがとても大切で、でも、その見極めがつけられず、アクションが起こせませんでした。

また、介護スタッフの知識については、この度、話をしてみてはじめて「知識不足の度合い」が判明しました。同時に「なんとかしたい」「楽に食べてもらいたい」という気持ちは十分にあることが分かったので、これから一緒に勉強していこうと思います。幸い、スタッフの増員があったので、今までよりは丁寧な食事介助ができそうです。



>ホリさん
>トロミの固さですが、正直、患者様の嚥下の力によってまちまちだと思います。
>それぞれ、障害像が異なるので、それにあった対応が必要になりますね。

まさに、そこに尽きると思います。そこからはじめないと、良い方向には進みませんよね。。 「嚥下の専門家」の目が必要だと感じます。当施設に協力していただけそうなSTや医師がいないか、上に相談してみます。

また、「勉強会」については、私も考え始めています。今までは、「なんであんな介助をするんだろう!?」とちょっと否定的に思っていたのですが、それはスタッフの知識不足とマンパワーの問題であって、彼女たちにも「気持ち」があることが分かりました。ひとりで何かを変えるのは大変ですが、仲間を集めてやれば何か動くような気がします。まずは、有志の「食事チーム」を発足させて、一緒に勉強をはじめてみようと思います。



>ぱうさん
>大切なのは『むせないこと』では無くて『むせても喀出できること』です。

そうですね。むせて誤嚥に至らない方よりも、むせが無くて静かに誤嚥されている方の方が、問題ですものね。


>食事介助方法の指導に関しては、実際に体験してもらうと良いと思います。
>知識や理論で講義・指導しても何も残らないことが多いです。
>業務の多さに圧倒されて。

具体的な勉強方法、ありがとうございます! 自分の体で分からないと、よい介助は提供できませんよね。試してみます。


>トロミが必要な方に対して、主治医・ケアマネ・家族との連絡はどうなっているのでしょうか?

基本的に、施設内の食事について主に事を進めているのは介護スタッフ(介護福祉士)です。食事情報が盛り込まれた「計画書」を定期的に作成していますので、ご本人およびご家族には同意のサインを頂き写しをお渡ししています。また、ケアマネにも同じものを送っています。

もちろん、変化が起きた場合は、必要に応じて、直接ご家族やケアマネと連絡を取り合います。ご自宅ではどうやっているのか? 他の施設を利用している時はどうなのか? 訪問ヘルパーはどうやっているのか? 多くのサービスを併用している場合は、ケアマネを通して情報を共有すると楽なことがあります。

主治医に対しては、当施設の場合、食事に関してすべての情報を上げることはありません。嚥下能力が低下し食事形態の大幅な見直し(胃瘻とか、、)が必要ではないか、、、? と介護スタッフやコメディカルが感じたときに、医師の判断を仰ぎます。食事形態の細かなレベルまでは相談しません。当施設の場合、クリニック併設の通所リハなので、医師とは密に情報交換できる状態なのですが、食事にあまり興味のない医師なので、彼が積極的に食事に介入することはありません。。


実は、ご家族と意見が食い違う例がありました。ご本人は、ミキサー食でムセが生じ、時に吸引が必要な状態だったのですが、奥様が「家では刻み食で食べてますし、ミキサーをかけたくないので、施設でもミキサーはやめてください」と要望されたのです。いくらご家族の要望だとは言え、誤嚥の危険性が高まる食事形態を施設で実施していくのは難しいので、医師に相談しコメントを頂き、ご家族のご理解を試みました。何度かやりとりを重ねましたが、結局は、「ウチではもう食べられませんので、ミキサーでもなんでもいいですけど、その分センターでしっかり食べさせてください」、、と、投げ出されてしまいました。。 とても難しいと感じたケースでした。。。
>あおいさん

返事を書いている間に書き込みを頂いたようで、ありがとうございます!


ご家族のお気持ち、伝えていただいてありがとうございます。

私たち施設側の人間は、もっともっとご家族からの情報を得る努力をしなくてはいけませんね。施設で行っていることと自宅で行っていることに食い違いがあっては、何のための施設か? ということになってしまいますし、ご本人やご家族と「気持ち」が通じていないと、「誰のための」がブレてしまいますから。

「時間をかけた1対1位の丁寧な介助」が理想的ですよね。現実は現実で厳しいものがありますが、でも少しでもその理想に向かって「何かを改善していく」ことは必要だと思います。そういう施設でありたいと思います。

また、PTも介護スタッフも看護士も、嚥下に関して「専門外」と言えばそうですが、でも「専門家じゃないからできない、わからない」ではプロではないと、私は思います。置かれた立場の中で「何かを少しでも改善していく」ことが大切かなと思っています。

ご家族の貴重なご意見、ありがとうございました。
micho様

専門家ではないからわからないではプロではない…ご家族にとってそのような心持ちでお仕事されているのは心強いはずです。

そのご家族の方も一生懸命なんでしょうね。と同時に状況が受け入れられなかったり、頑張っている分自分のやり方を否定されたように感じてしまう場合もあるのかもと過去の自分を振り返りながら考えていました。

私は
「専門じゃないからわからない」
と言われた事があります。言われなくてもそんな雰囲気を何度も感じたこともありました。誰に聞いてもわからない。

だから自分で調べて探して試して…責任が重くて逃げられない相談相手がいない1人だけの職場みたいな孤独感を感じた時期がありました。

そんな時に出会った医師やSTさんが「1人で頑張らなくていいから。」と言われ寄り添い共感してくれたことで相手の意見を聞けるようになってきました。患者と家族の味方であることがわかってもらえたら必ず伝わると思います。

わが子の症例に対する経験があるSTさんにはまだ出会った事がありません。
ですが、michioさんのように

電球わからないから調べる
電球わからない部分はわかる人に意見を聞く機会を導いてくれる
電球わからないということを正直に話してくれる
電球出来る限りの改善策を考え試行錯誤してくれる

信頼と感謝でいっぱいです。

差し出がましいようですが、両方の立場が多少わかるものとして、患者と専門家お互いが向上していける場所がもっと増えていくことを願いここにコメントさせていただきました。
michoさんへ
専門じゃないからわからないとはなかなか言いにくいですよね。

ただ、専門でない分野に中途半端に介入していくのもとても危険なことで・・・
すごく悩みますよね。

だからこそ、知識や経験を集めることが大切ですよね。

看護師さんや介護士さんたち中には、「このままではいけないんだろうけど、どうしたらよいかわからない」という方も多いと思います。

ひとつのきっかけで良い勉強会や良い「食事チーム」ができると良いですね。
もし協力できそうなことがあったら教えてください。
 今で言う「専門的分野」も、初めはみんなわからないことだらけで、でも関わる人たちが寄り添い支え合いながら開拓してきたものなのかもしれないですね。

 うちでは、自宅での食事形態がとても高く、「家では食べられるから」と同じものを保護者のかたが要求してくるケースが多いです。
 身体状況から見て、かなり危険であるとは思うのですが、保護者のかたがお子さんの状態を見ながら慈しみ育ててこられた歴史は否定しないようにしています。
 また、保護者の介助だと咽せずに食べられるケースは、その親子として関わってきた時間の中で、対象者の呼吸のタイミングを肌でわかっているから、とある研修で学びました。

 施設や病院・学校での介助の場合、なかなかそこまでは難しいですが、いろいろな人が関わり合って、対象者が(介助者も)少しでも無理なく・楽に・楽しく食べて戴ける環境が整ったらいいですよね。
>あおいさん

お返事、ありがとうございます!

「専門じゃないからわからない」 というムード、私も出していたと思います。実際、嚥下については、本を読んでも「実感として分からない」ことが多かったので、苦手意識がありました。それに、自分の間違いが誤嚥につながるかと思うと、次の一歩が出ませんでした。

リスク管理に対する緊張感は、今も変わりませんが、今後は、「どうやったらリスクを回避できるか」にも目を向けて、何が改善できるかを考えていきたいと思います。

貴重なご意見、ありがとうございます。



>みなさんへ
ご報告です。ある利用者さんの「ベトベト食、ベトベトお茶」のトロミ具合を、本日変更してみたところ、変化がありました! 舌での送り込みや飲み込みが前よりスムーズになって、食後の口腔内残留物が激減、声質の変化もなくなりました。おひとりおひとりに適したトロミ具合を、少しずつ見つけていきたいと思います!
途中からの書き込み失礼します。
これまでの中で、みなさんアドバイスをしていただいているので
少し視点を変えて・・・

勉強会などを開くようでした
職場が愛知県かnその近辺のようでしたら
HPなどで摂食・嚥下認定看護師を見つけて
お近くにいるようでしたら相談してみるのもいいかもしれませんね。
特に看護とコラボして勉強会を開く場合は
同職からのアドバイスとして有効かもしれません。

通所の方に関しては
かなりの数の方がいらっしゃるようですので
全員とはいかないでしょうが
やはり、適切な食事選択となると一番は診察だと思います。
診察がないまでもスクリーニングテストを行えるといいと思いますが
これも本だけみてやってみても
自信はいつまでたってもついてこないですからね・・・

最近は摂食・嚥下障害に関する勉強会も多く開催されているので
参加されるのもいいかもしれません。
>ホリさん
>看護師さんや介護士さんたち中には、「このままではいけないんだろうけど、どうしたらよいかわからない」という方も多いと思います。

まさに、今のウチの施設の状態です!! 「どこからどうしたら良いか分からない」「自信がない」「だったら無難に今まで通りで、、熱発も今のところないし、、、」という感じです。熱が出るかどうか、、という最終ラインでしか判断できていないんですよね。。

今日は、私が持っている嚥下の本を職場に持参しました。「何か本があれば見てみたい」という要望が介護スタッフあったからです。良いムードになってきました! 



>テディさん
>保護者の介助だと咽せずに食べられるケースは、その親子として関わってきた時間の中で、対象者の呼吸のタイミングを肌でわかっているから、とある研修で学びました。
なるほど。勉強になります。生活の中で家族とナチュラルにやっていることを、他の場所、他の人とでも安定して引き出せるような介助ができると良いのでしょうね。

食事って生命に直結することで、しかも毎日のことですから、少しでも苦痛なく、できれば楽に楽しく行いたいですよね。


みなさん、本当にありがとうございます!
>くまさん

書き込みありがとうございます。


>本だけみてやってみても
>自信はいつまでたってもついてこないですからね・・・

本当にそうです。
いくら読んでも、DVDを見ても、mixiでみなさんからのアドバイスを頂いても、
「じゃあ、目の前の利用者さんはどうなのか?」という部分になると、
とても不安になります。

認定看護師について調べてみますと、、、
愛知県看護協会が、認定摂食嚥下障害看護というコースを設けて認定看護師の育成を行っているようですね。
当施設の看護士に相談して情報を集めてみたいと思います。

嚥下摂食障害に関して、当施設には専門的な知識と経験のある者がいないので、
やはり、どうしても「STや看護士で臨床経験のある方々」の協力を得ないと、
ちゃんとした良い方向には進まないと思います。

外部に対してヘルプを求めつつ、
まずはすぐに始められる自分たちの勉強を進めたいと思います。

アドバイス、ありがとうございます!
はじめまして。
私は認知症の病院で勤める管理栄養士です。
来月栄養課の勉強会を病院全職員向けに行うことになりまして構想を練っているところです。
当院は認知症の患者様ばかりであって毎日嚥下について考えさせられる日々です。
私もまだまだかけだしでして知識も経験も浅いのですがSTさんもいない職場でわりと嚥下に関しての内容が栄養課のほうにまかされています。
なので皆様からの沢山の知識をここで学ばせていただいてるのですがその中で確認と言うか教えていただきたいことがありますのでよかったらお願いいたします。
とろみについてなんですが当院もやはり介助側が安心な硬めのとろみになりがちなのですが今回介助される体験をしてみたいと思いましてそのときに使用する理想のとろみの硬さの説明で唾液くらいの硬さと言う説明を使いたいな〜と思ったのですが、その根拠って言うのはあるのでしょうか?
唾液では誤嚥しにくい人にはいいということですか?
その対象者って言うのは普段口腔内には唾液はあるわけだから普段誤嚥をしたことない人であれば全員に対象と言うことになるのでしょうか?
そしてよく目をつぶって介助される体験させるといいということを聞くのですがそれもどんな理由からなのでしょうか?
普通に考えると目の見えない人に介助することを想定してって感じだとは思うのですが、当院の患者様は認知はあるけれど目が見えない方はあまりいないのです。
そんなところでも有用なのでしょうか?
難聴な方が多いので話しかけないで介助するってのも手なのでしょうか?
勉強会ということにも不慣れなもので、しっかり嚥下についても知識があるわけでもないので看護師さんたちを前にするには根拠や理屈が通っていないと怖いな〜と思い長くなりましたが皆様にお力をお貸し願えればと思ってとぴさせていただきました。
勉強会についてなにかアドバイス等もあったらぜひおしえてくださいませ。
よろしくお願い致します。


>18 ハッツ さん
 私が研修で学んだのは、「声かけは、これから食べるという合図」「これから食べるんだという気持ちの切替のためのサイン」「何が口に運ばれるのか知らせるため」などの一種のコミュニケーションだそうです。

 目を閉じて介助する・されるのを体験するのは、まったく何もわからない状態でいきなり口に「何か」を入れられたときの驚きや戸惑い、不安感を実感するためのものです(うちではそういう捉えです)。
 だから、かならず被介助者に、「今日は○○だよ。まずは○○を食べてみようか」などど声をかけたり、見せたりして、これから自分が口にするものを認識してもらうようにしています。

 管理栄養士として関われることは何なのか、どういうことを求められているのか?やはり、忙しい中でもできるかぎりラウンドして、患者さんや介助者の様子を知ることが大切ですよね。

 難聴のかたには、料理を見せてあげたりするだけで違うのでは、という気がします。聞こえにくい分、視覚が敏感になることが多いです(若い子から老年までは行かないくらいのろう者と関わっていて学びました)。お年寄りになると白内障などで視力にも課題があるかもしれませんが、何も話しかけないで介助するよりは違うのではないかと思います。

 唾液に近いトロミというのは、ハッツさんのおっしゃるとおりです。
 唾液で誤嚥しないということは、それくらいのとろみ加減がちょうどいい、という考えのようです。
 また、使用するトロミ剤にもいろいろな特徴がありますよね。唾液ですぐにゆるんでしまうもの、入れすぎるとゴワゴワになって窒息の恐れが出てしまうもの、デンプン系のとろみ、葛粉系のとろみ、寒天系・ゼラチン系など。
 多分、「いろいろ試す」ことなのかな、と。
 いろいろ試作して、いろいろな職員のかたに食べてもらって、意見を聞いて、フィードバックする。あとは、口腔・嚥下リハの専門科を持つ大学病院などもありますから、可能であればDr.をお呼びして研修や指導を受ける機会があるとまた違うと思います。

 私も今の職場に行ったときはわからないことだらけでずいぶん戸惑い、今も試行錯誤の毎日ですので、つい長々と書き込んでしまい申し訳ありません。
 このコミュにはSTさんやご専門のかたがたくさんいらっしゃいますし、いろいろ御意見戴けたらいいですね。
  わたしも管理栄養士の資格は持っていますが、大学でも試験でも、こういう介護に関わることは習わなかったので、まさに一から勉強という状態です。
 これからますます需要が伸びてくる分野なのでしょうね。
 勉強会、いろいろ御苦労も多いかと思いますが、御成功をお祈りしています。

ハッツさんへ。

はじめまして。

テディさんがおっしゃられたように、介助の方法を学ぶために目をつぶって介助されるのは良い経験になると思います。
あと、認知症の方が多い場合、食事形態や温かさ、冷たさも大切になってくるかもしれないですね。

とろみについてですが、理想のとろみとして唾液くらいの硬さというのは少しイメージがしにくいのかもしれないという印象を受けましたあせあせ(飛び散る汗)

もちろん、唾液は口腔内に常に貯留しているため、非常に嚥下しにくいもののひとつです。
それが嚥下できるということは、そのくらいのとろみが良いということになるのかもしれないですが、唾液の粘性は絶食の期間や食前や食後によっても変化してくることがあるのでやはりイメージしにくいかもしれないと思いました。
それに、唾液を理想的なとろみとして紹介してしまうと、「唾液は嚥下しやすい」と誤解してしまう方もいるかもしれないと思います。

患者さんによってまちまちなので、一概には言えないのですが、ポタージュスープやコンデンスミルク状と表現したり、スプーンですくって軽く糸を引くようなくらいと表現することが多いのかなっと思います。

ただ、やはりイメージがしにくいと思いますので、実際に作って見せて、実際に飲み比べてみていただくのが一番良いのではないかと思います。


勉強会は難しいですよね。

先輩からの受け売りなのですが、僕はよく勉強会の前に、口腔と咽頭、喉頭の解剖図を描いてもらうようにしています。

そうすると結構、描けない方が多いので、自分が思っている以上に嚥下のことを知らないんだと自覚してもらえて、その後の勉強会をしっかり聞いてもらえるようになると思います。


僕自身も経験が浅いので、間違っていることもあるかもしれません。
間違っていたときのために先に謝っておきますね(苦笑


いろいろな方からアドバイスをいただけて良い勉強会ができると良いですね。
テディさん、ホリさん>>
お二人とも本当に親切に親身になって大切な御意見とアドバイスをありがとうございました。
いしょくたにまとめて説明が仕切れないのが医療に関する内容の難しいところで面白さなのだな〜と日々感じております。個人個人違うからきっと奇跡もあるし!
とにかく患者様のために少しでも介助側の意識が正しい知識を持った上でもたれるように少しでも役に立てたらいいなと思っております。
お二人のような方が職場にいたら本当に色々相談しながら深めていけるかもしれないな〜なんて本気で思ってしまいました。
まずは勉強会が無事分かりやすく的確に進められることを目標にがんばりたいと思います。
本当に感謝です。がんばります。
ありがとうございました。又何かありましたらよろしくお願いいたします。
>ハッツさん

はじめまして。トピ主のmichoです。
ハッツさんのご質問を通じて、私もまたひとつ勉強させていただきました!
ありがとうございます!


>みなさんへ
いろいろなアドバイス、ありがとうございました。
この場を借りまして、当施設の「その後」をご報告いたします。

まず、介護職のスタッフと食事介助の問題点やそれに対する思い、
そして「改善したい!」という意志などを、もう一度聞いてみました。
私同様、問題意識はもちろんあって、
「機会があれば勉強したい」という思いがありました。
「機会を作って勉強したい」とまでの積極性はありませんが。。あせあせ

そして、施設側に対しては、嚥下専門家に対する予算が出せるか打診しました。
嚥下の専門的なアプローチが必要な利用者さんの数は決して多くないので、
非常勤スタッフとして嚥下専門家を迎えることは難しいですが、
「嚥下勉強会の講師料なら喜んで出しましょう!」という感じでした。
講師料といってもピンきりなので、どの程度支出できるかわかりませんが、
とにかく、予算の見通しがある程度は立ちましたので、
これからSTさんなり、嚥下専門の看護士さんなりを探して行きたいと思います。

食事介助の見直しや介助体験など、自分たちの勉強については、
まだ実現できていません。。
私がグズグズしているうちに、、、時間だけが経過してしまっています。。
ハッツさんの書き込みを機に、明日にでもスタッフに提案してみたいと思います!

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