アンチ日蓮正宗(日蓮正宗系)コミュの「日興跡条条事」は日興真筆ではない。後世の大石寺法主・9世日有の偽作だ!

日蓮正宗大石寺の「日興跡条条事」は日興真筆ではない。後世の大石寺法主・9世日有の偽作だ

日蓮から第二祖日興への血脈相承の文書が「二箇相承」であるとするなら、第二祖日興から第三祖日目への血脈相承の文書が「日興跡条条事」と呼ばれている文書である。
日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会は、この「二箇相承書」「日興跡条条事」なるものを持ち出して、自分たちこそ唯一絶対の宗派だと公言し、「本門戒壇の大御本尊」なる板本尊を持ち出して、唯一絶対の本尊だと公言している。
それだけではない。日蓮正宗や創価学会、顕正会、妙観講…といったカルト宗教は、他宗教をはじめ、自分たちと同じ日蓮宗や富士門流すらもキリスト教や仏教各派と同一視し「邪宗」「邪教」として「自分たちは絶対正しい」「あなたは絶対に間違っている。地獄行きだ」などと徹底的に攻撃し排斥している。
しかし日蓮正宗、創価学会、顕正会、妙観講…といったカルト宗教の日蓮原理主義の根底にある「本門戒壇の大御本尊」なる板本尊も、「二箇相承書」「日興跡条条事」と呼ばれる文書も、後世の偽作、真っ赤なニセ物である。どこをどう調べても本物である証拠は出てこない。

このトピックでは、「日興跡条条事」に焦点を当てて、「日興跡条条事」を徹底的に丸裸にする。


「日興跡条条事

一、本門寺建立の時は新田卿阿闍梨日目を座主として、日本国乃至一閻浮提の内に於いて山寺等の半分は日目嫡子分として管領せしむべし。残る所の半分は自余の大衆等之を領掌すべし。
一、日興が身に充て給はる所の弘安二年の大御本尊、弘安五年の御下文、日目に之を授与する
一、大石の寺は御堂と云ひ、墓所と云ひ、日目之を管領し修理を加え、勤行を致し広宣流布を待つべきなり
右日目十五の才日興に値ひ法華を信じてより已来七十三才の老体に至るまで敢て違失の義無し。十七の才日蓮聖人の所甲州身延山に詣り御在生七年の間常随給仕し、御遷化の後、弘安八年より元徳二年に至る五十年の間、奏聞の功他に異なるに依って、此の如く書き置く所なり。
仍て後の為に証状件の如し。
十一月十日 日興在り判」
(日蓮正宗59世法主堀日亨編纂『富士宗学要集』8巻17ページより)

「日興跡条条事

一、本門寺建立の時は新田卿阿闍梨日目を座主として、日本国乃至一閻浮提の内に於いて山寺等の半分は日目嫡子分として管領せしむべし。残る所の半分は自余の大衆等之を領掌すべし。
一、日興が身に充て給はる所の弘安二年の大御本尊、日目に之を相伝する。本門寺に懸け奉るべし。
一、大石の寺は御堂と云ひ、墓所と云ひ、日目之を管領し修理を加え、勤行を致し広宣流布を待つべきなり
右日目十五の才日興に値ひ法華を信じて以来七十三才の老体に至るまで敢て違失の義無し。十七の才日蓮聖人の所に詣で甲州身延山御在生七年の間常随給仕し、御遷化の後、弘安八年より元徳二年に至る五十年の間、奏聞の功他に異なるに依って、此の如く書き置く所なり。
仍て後の為に証状件の如し。
十一月十日 日興在り判」
(『日蓮正宗聖典』519ページ・『平成新編御書全集』1883ページより)

「日興跡条条事

一 本門寺建立之時新田卿阿闍梨日目
為座主於日本国乃至一閻浮提之内
山寺等半分者日目為嫡子分可令管領
所残半分自余大衆等可領掌之
一 日興宛身所給弘安二年大御本尊
□□□□□日目相傳之可奉懸本門寺
(授與之)
一 大石寺者云御堂云墓所日目管領之
加修理致勤行可待廣宣流布也

右日目十五之才値日興信法花以来至干
七十三才老躰敢無違失之儀十七之才
詣日蓮聖人所甲州身延山御在生七年之間常
随給仕御遷化之後自弘安八年至元徳二年
五十年之間奏問之功依異他如此所書置也
仍為後證状如件

十一月十日 日興 花押」


(注)

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