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カフェドハノイコミュの編集中045楽園の亜獣達・東エルツァン海岸線・全文・リゼラ仲間

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―東エルツァン海岸線―
 “鬼喰らいの鬼”と通称された大禍鬼。その討伐部隊を率いるイェア・ガナッシュは、エルツァン島上陸後、陣設営に適した地形を探す為に、先遣となる探索部隊を素早く編成して派遣した。
 彼らが持ち帰った野営陣付近一帯の地形に関する情報は、まず長であるイェアに報告され、そして彼女を介して部隊内全てに伝わり、末端というよりは部外のフェン・ラドブレスの耳にも入っている。
 先遣部隊が持ち帰った情報は、野営陣を置く場合の判断材料としての視点で得られたものであるため、それ程広範囲のものではなく、正直探索の助けになるような話ではなかったが──それでも無いよりはマシだった。
 そんな又聞きの知識を掘り起こしつつ、フェン・ラドブレスはエルツァンの海岸を東へ。
 出発時、常駐軍が張った陣から選べる選択肢はそれ程多くは無かった。海岸近くに設営された野営陣から、西の浜を進むか、東の浜を進むか。その二つだ。
 南は海なので除くとしても、何故北が無く、西か東かの二択なのか。
 これは簡単な話で、先遣部隊が周辺地域を調査した結果、北東、北、北西の方角に大きな空間の断裂が場を囲うように発生しており、ほぼ行き止まりに近い構造となっているらしい。断裂によって袋小路状となったその地域一帯は野営地から近いということもあり、軍が調査を進める方向で決定。フェン・ラドブレスは別の方向から島内部の探索を進めて欲しい、という流れだ。
 その事について話してくれたイェアは、その断裂とやらを“地形や空間の非連続性”と言っていた。エルツァンが持つ──正確には土地概念に極端な歪みが生じている場合に発生する──特性の一つだという。イェアから受けた説明は専門的な知識の無い人間が聞いてもいま一つ理解し難いものであったが、極端に要約すれば通行不能の透明な──近づけば不透明化するらしいが──幕のようなものが道を遮っていて通れないと、そういう事らしい。
 彼ら先遣の部隊が手に入れた情報はたったその程度であったが、無駄足を踏むことを免れたのだから、先刻の「探索の助けになりそうな話ではない」という感想は撤回すべきなのかもしれない。そんな風な事を考えつつ、フェン・ラドブレスは歩く。
 浜を埋めるのは土色の砂。南には海が広がり、北は色濃い森の緑が見える。空は快晴とは云い難く、どんよりと色を落とした雲が空全体を覆って、地上に灰のトーンを落としている。
周りの空気は重く湿っており、薄っすらと霧が掛かっているようにも見える。
 軽く周囲に視線を一巡させて、フェン・ラドブレスはふむと唸った。
 こうして島の外際となる海岸をてくてくと歩いていても仕方ないのは確かだ。あの鬼が海岸でぼけーと突っ立っている可能性も無いではないが、まあ、まず無いだろう。
 ならば、さっさと島の内となる北へ。見える森の中へと飛び込むべきだが、先遣の部隊が見つけたという空間の断裂が東西のどの辺りまで伸びているのかが判らないと、迂闊に北へ進む訳にも行かない。いざ進んでみて行き止まりに大到着では、あまりにも時間の無駄だ。
 足だけは取り敢えず東へ動かしつつ、どうしたものかとフェン・ラドブレスが迷っていると。
「────」
 物音。それも、人が立てるような音ではなく、多足の大型生物が砂を走る忙しなくも重みのある音が耳に届いた。
(……亜獣、か)
 フェン・ラドブレスは武器を手に持ち、身構える。エルツァンを旅したカール・シュミットの残した手記では、エルツァンに生息する亜獣はコルトレカンやアノーレに棲む亜獣よりも更に強靭で、そして凶暴であるという話であったが──さて、どの程度のモノか。
 そう思考する間にも、物音とその主はフェン・ラドブレスへと近づき、派手に砂を蹴散らして眼前に姿を現す!!

楽園の亜獣達
   
南国2号エルツァン行

○ターン1

フェン・ラドブレス
 HP:676/676隠
このえ
 HP:660/660隠
紅い人
 HP:605/605隠
tomi3
 HP:727/727隠
杜人のリゼラ
 HP:710/710
黒銃のノエル
 HP:750/750
エルツェナクラブA
 HP:970/970
エルツェナクラブB
 HP:970/970
フェン・ラドブレス
 キュアパンプキン!
⇒ フェン・ラドブレス
  睡眠耐性
  石化耐性
  捕縛耐性
⇒ このえ
  睡眠耐性
  石化耐性
  捕縛耐性
⇒ 紅い人
  睡眠耐性
  石化耐性
  捕縛耐性
⇒ tomi3
  睡眠耐性
  石化耐性
  捕縛耐性
⇒ 杜人のリゼラ
  睡眠耐性
  捕縛耐性
⇒ 黒銃のノエル
  捕縛耐性
エルツェナクラブB
 シェルガード!
  防御力+70
  覚醒
エルツェナクラブA
 シェルガード!
  防御力+70
  覚醒
杜人のリゼラ
 コーリオンフォール!
⇒ フェン・ラドブレス
  耐熱+22
  耐冷+22
  耐電+22
  耐闇+22
  耐光+22
⇒ このえ
  耐熱+22
  耐冷+22
  耐電+22
  耐闇+22
  耐光+22
⇒ 紅い人
  耐熱+22
  耐冷+22
  耐電+22
  耐闇+22
  耐光+22
⇒ tomi3
  耐熱+22
  耐冷+22
  耐電+22
  耐闇+22
  耐光+22
⇒ 杜人のリゼラ
  耐熱+17
  耐冷+17
  耐電+17
  耐闇+17
  耐光+17
⇒ 黒銃のノエル
  耐熱+15
  耐冷+15
  耐電+15
  耐闇+15
  耐光+15
このえ
 集中!
紅い人
 ファイアフォース!
  炎の力場+81
tomi3
 ピースフルララバイ!
⇒ フェン・ラドブレス
  0HP回復
⇒ このえ
  0HP回復
⇒ 紅い人
  0HP回復
⇒ tomi3
  0HP回復
⇒ 杜人のリゼラ
  0HP回復
⇒ 黒銃のノエル
  0HP回復
⇒ エルツェナクラブA
  0HP回復
  睡眠
⇒ エルツェナクラブB
  0HP回復
  睡眠
黒銃のノエル
 スパイラルショット!
⇒ エルツェナクラブA
  337ダメージ
  気がついた

○ターン2

フェン・ラドブレス
 HP:676/676隠
このえ
 HP:660/660隠
紅い人
 HP:605/605隠
tomi3
 HP:727/727隠
杜人のリゼラ
 HP:710/710
黒銃のノエル
 HP:750/750
エルツェナクラブA
 HP:633/970
エルツェナクラブB
 HP:970/970眠
フェン・ラドブレス
 破屏風!
⇒ エルツェナクラブA
  430ダメージ
エルツェナクラブB
 動けない!
エルツェナクラブA
 ハングシザー!
 キャッチング!
⇒ 杜人のリゼラ
  効かない
 ハングアップ!
⇒ 杜人のリゼラ
  310ダメージ
  ダウン
紅い人
 コールドフォース!
  氷の力場+81
  炎の力場-81
このえ
 スラッグショット!
⇒ エルツェナクラブA
  919ダメージ
  倒れた
杜人のリゼラ
 ライフキュアー!
⇒ フェン・ラドブレス
  0HP回復
⇒ このえ
  0HP回復
⇒ 紅い人
  0HP回復
⇒ tomi3
  0HP回復
⇒ 杜人のリゼラ
  100HP回復
⇒ 黒銃のノエル
  0HP回復
黒銃のノエル
 プレシジョンショット!
⇒ エルツェナクラブB
  260ダメージ
  気がついた
tomi3
 ヒーリングオール!
⇒ 杜人のリゼラ
  210HP回復
  覚醒

○ターン3

フェン・ラドブレス
 HP:676/676隠
このえ
 HP:660/660隠
紅い人
 HP:605/605隠
tomi3
 HP:727/727隠
杜人のリゼラ
 HP:710/710
黒銃のノエル
 HP:750/750
エルツェナクラブB
 HP:710/970
フェン・ラドブレス
 集中!
エルツェナクラブB
 ダブルクランク!
 1st!
⇒ 杜人のリゼラ
  59ダメージ
 2nd!
⇒ 杜人のリゼラ
  60ダメージ
杜人のリゼラ
 スクウェアブレード!
 1st!
⇒ エルツェナクラブB
  227ダメージ
 2nd!
⇒ エルツェナクラブB
  237ダメージ
 3rd!
⇒ エルツェナクラブB
  259ダメージ
  倒れた
 4th!
  
○勝利

何も起きない
フェン・ラドブレスの「キュアパンプキン」がレベルアップ。
    ・
 覆う甲羅を打ち破る程の攻撃を一発、二発と叩き込むが、それでも亜獣は動きを止めない。単なる大型の蟹──の割には、えらく生命力が旺盛だ。
 舌打ちと共に僅かに間を取ったフェン・ラドブレスは、動きで乱れた呼気を整えると、亜獣を睨み腰を落してタイミングを計る。そして亜獣が鋏状の腕を振り上げた瞬間、それが自分の脳天へと叩き込まれる前に、本気の──といっても今まで手を抜いていた訳ではないのだが──一撃を全速で放つ。
 硬質の何かが砕ける音と共に、蟹の腕が根元ごと吹き飛んだ。
 だがフェン・ラドブレスは己が放った攻撃の結果を最後まで見届けず、返す一撃を身の中心へ。
 ──明確な手応え。そして、漸く亜獣の動きが止まるのを確認して、フェン・ラドブレスは詰めていた息を吐いた。
数歩後ろへと下がって武器を振り、仕舞うフェン・ラドブレスの眼前には、息絶えた亜獣の亡骸が二つ。
 戦いを終えて、素直な感想が湧き上がる。
(難敵、とまでは言わないが……)
 いやはや、中々強い。少なくとも、ランドリートやコルトレカンでそれなりに名の通っていた亜獣達に匹敵する強さだった。
 フェン・ラドブレスは小さな驚きと共に苦笑し、そこでふと考える。
 もし、このエルツァン島に生息する亜獣の全てがこれと同等か、それ以上だとするなら。
「…………」
 いやいや早計かと、フェン・ラドブレスは無意識に首を横に振って鬱になりかけた気分を払う。
 その懸念が真実となるか単なる想像で済むかどうかは、どうせ直ぐに判るのだから。わざわざ陰性の想像に身を任せて暗くなっていても仕方ない。
 それに、危ないからといって引き返す訳にも行かないのだ。兎に角、今の自分には進むしか道は無いのだから。
「さて」
 と、気分を切り替えるように呟いて、フェン・ラドブレスは目線を北へと向ける。
 どの辺りから北へと進むかと迷っていたが、全く関係ないながらも取り敢えずの契機になりそうな出来事が発生したことだし、そろそろ内陸へ──エルツァンの中へと入ってみるのも悪くは無かろう。
 ──鬼が出るか蛇が出るか。
 ふと脳裏に浮んだそんな文句に、ああ何だかどっちも出そうだなあ等と思いつつ、フェン・ラドブレスは北に広がる森──海岸にまで漏れ出す程の濃い霧を纏った暗い森へ向けて歩き出した。
    ・
「フェン・ラドブレスよ」
 と、森の手前で呼び掛けられて振り返る。声は後ろをついてきていた少年──リゼラ・マオエのものだ。
 少年はフェン・ラドブレスのどうしたのかと問う表情に、視線だけを森の一角へと向けて短く呟いた。
「この方角に、濃く霧が澱めく気配──森の力が集まっている。そう感じる。詳しくは判らんが、この先に何かあるぞ」
See you Next phase...

・LVUP無

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