イーグルスファンコミュのオコエ瑠偉と来季契約を締結　本人の希望で年俸は非公表&和田恋インタビュー、引退覚悟で１０年目に臨む「打撃で勝つ」

オコエ瑠偉と来季契約を締結　本人の希望で年俸は非公表

楽天は２５日、オコエ瑠偉外野手と来季の契約を締結したと発表した。
なお、本人の希望により、契約後のメディア対応はなく、年俸なども非公表とされた。

オコエの今季推定年俸は１０００万円。
プロ７年目の今季は１軍出場６試合で２５打数５安打、打点、本塁打ともにゼロだった。

３年ぶり最多セーブ投手賞の松井裕樹「来年はオリックスを倒す」

◆ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ２０２２　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ

今季のプロ野球で優秀な成績を収めた選手を表彰する
「ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ２０２２　ｓｕｐｐｏｒｔｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ」が
２５日、都内のホテルで行われ、楽天の松井裕樹投手がパ・リーグ最多セーブ賞で
表彰された。

３２セーブをマークして３年ぶり２度目となる同タイトルを獲得した左腕は
「個人としては目標とする数字に届かず、チームも目標とするところに届かず
悔しいシーズンでしたが、１年を通して１軍でプレーして、
タイトルとして名前が残ったのはうれしい」と喜びのスピーチ。
ステージでは最多勝など４部門を獲得して日本一にもなったオリックス・山本と
並んで表彰を受け、
「来年は横にいる山本投手のオリックスを倒せるように頑張っていきたい」と、
来季への意気込みを語った。

高田孝一がイースタン投手３冠　ファーム優秀選手賞と新人賞も受賞

＜NPB AWARDS 2022 supported byリポビタンD＞◇25日

楽天高田孝一投手が、表彰された。

今季イースタン・リーグで、11勝2敗、防御率2・25、勝率8割4分6厘で圧倒。
最優秀防御率、最多勝利、勝率第1位の3冠に輝いた。
壇上では「ファームではありますが、このような賞をいただけてうれしく思います。
来年こそは1軍の舞台で活躍できるよう頑張りたいと思います。
少しでも1軍の戦力になれるよう頑張ります」と意気込みを語った。

ファーム優秀選手賞と新人賞も受賞。表彰づくしの1年となった。

和田恋インタビュー、引退覚悟で１０年目に臨む「打撃で勝つ」

和田恋外野手がこのほどスポーツ報知のインタビューに応じた。
プロ９年目の今季は開幕スタメンをつかむも、４月中旬に２軍落ち。
６月に再昇格したが、長らくファーム暮らしが続いた。
オフには同世代の選手たちが戦力外通告を受ける現状を目の当たりにした“
崖っぷち男”が引退覚悟で来季に臨むことを誓った。

開幕スタメンの座を自らの手で奪った和田だったが、今年に懸ける思いが
空回りしたのか―。３月２５日のロッテとの開幕戦（楽天生命）では０―３の
７回１死一、二塁の好機で打席が回ってきた。
石川のカットボールを捉えた打球は勢いよく左中間に飛んだが、
中堅手・岡にスライディングで好捕され天を仰いだ。
抜けていればチームに大きな勢いをもたらすはずの当たりだったがファインプレーに
阻まれた。「運がなかったです」

ここから２０打席連続無安打と結果を残せず４月中旬に２軍行きを告げられた。
オープン戦では３割６分６厘、１本塁打、６打点と猛アピールが実ったが
「チャンスをつかんだけど、生かせなかったことが今年一年の振り返り」。
１１試合で打率は６分９厘、０本塁打、１打点に終わった。

結果が全ての世界。オフには同じ９５年生まれの内田、マーキ、
渡辺佑（トライアウトを経てソフトバンク入団）が戦力外となった。
「同級生も減っちゃった。３人とも仲が良かった。
特に内田は右の長距離打者で僕と競ってきた相手だった。
正直、僕とどちらが首を切られてもおかしくない立場だった。
ヤス（内田）も悔しいと思うので、彼の分まで頑張りたい」

石井監督は来年２月のキャンプから右のサバイバルを予告。
伊藤、横尾、残留が決まっているギッテンスに加えて、
新外国人と涌井との交換トレードで中日から加入した阿部を交えた争いのゴングが鳴る。

「その中だと試合に出られたとしても１人。（伊藤）裕季也は守備もうまいし、
僕にないものもある。やっぱり長打。打撃で勝つしかない」

数年前から「戦力外」の文字が頭をちらつくようになった。
「来年１年チャンスをもらえたので頑張ります」。
来季は“ラストチャンス”の思いでグラウンドに立つ。