来季の投手陣のキーマンは松井友飛 石井監督も期待 「経験を１軍でどう生かすか」
石井一久監督が来季の先発陣のキーマンに
昨年のドラフト５位右腕・松井友飛投手を指名した。
今季は２軍で１５試合のうち１３試合に先発として登板。６勝１敗、
防御率１・１７という好成績を残し、阪神２軍とのファーム選手権（サンマリン）では
６回２失点で白星を飾り優秀選手に選出された。
「クイックが遅い」と走者を置いての投球に課題を持ちシーズンに臨むと、
２軍で実戦経験を重ね、課題克服に取り組むなど、
１軍での初勝利に向けて下地作りに精を出した。
指揮官は「（クイックは）できるようになったので来シーズンはピッチングに
集中できるのでは。ある程度経験は積めた。
それを１軍でどう生かすか、キャンプから大事になる」と成長を認めた。
開幕ローテは則本、岸、田中将が当確。横一線ではなく「緩やかな斜め一線」
（石井監督）とした上で２枠程度空ける見込みで
「野手以上に激しい争いになるのでは」と予想した。
来季から新たに加わるバニュエロスや辛島、滝中らとの競争に食い込めるか。
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