イーグルスファンコミュの滝中瞭太が１軍合流　試合前練習で笑顔交え調整　22日からの西武戦で登板予定＆楽天・まー君　東京五輪金メダルの同志から刺激受けた1勝

楽天・辛島航―オリックス・田嶋大樹…スタメン発表

◆パ・リーグ　楽天―オリックス（１７日、楽天生命パーク）

　【オリックス】

　１（中）福田、２（三）宗、３（左）中川圭、４（指）吉田正、５（右）杉本、
６（二）安達、７（一）石岡、８（遊）紅林、９（捕）若月、▽投＝田嶋

　【楽天】

　１（遊）小深田、２（一）銀次、３（二）浅村、４（左）島内、５（三）茂木、
６（右）田中和、７（指）炭谷、８（中）辰己、９（捕）太田、▽投＝辛島

滝中瞭太が１軍合流　試合前練習で笑顔交え調整　22日からの西武戦で登板予定

滝中瞭太投手が、17日までに1軍合流した。

この日のオリックス戦（楽天生命パーク）の試合前練習に参加。
ときおり笑顔を交えながら調整した。
チームは20、21日でソフトバンク戦、22日からは西武3連戦を迎えるが、
いずれかの試合で先発する見通し。22日西武戦（ベルーナドーム）での
登板が予想される。

今季は開幕ローテーションを勝ち取ったが、9戦で1勝5敗、防御率4・35。
6月4日に出場選手登録を抹消された。
2軍戦では5試合で1勝4敗、防御率3・54の成績。
石井GM兼監督は「滝中の場合判断が難しい。
圧倒的な投球をする投手じゃなく、トータルで抑えていく投手。
結果ももちろん大事ですけど、1つ1つの球種が自分の思うように投げられているのか。
そこは別に問題ないかな。結果も別にいい時と悪い時があったけど、
そんなに気になるような、もうちょっと待とうかというものではなかったです」と
説明した。

楽天・まー君　東京五輪金メダルの同志から刺激受けた1勝

パ・リーグ楽天7―3オリックス（ 2022年7月16日楽天生命）

1年前、汗も滴る福島県営あづま球場のブルペンに2人はいた。
翌7月28日の東京五輪初戦先発に備えたオリックス・山本の投球を、
田中将は真横で見守り、国際大会の注意点など伝えた。
22歳の山本にとって何よりの力水だった。

昨年、8年ぶりに楽天で国内復帰。浦島太郎状態だった。
金メダルをつかんだ真夏の祭典が変えた。
「誰も分からなかったけど、一緒にプレーした子たちとはストーリーができた。
これからは、彼らと対戦するのが本当に楽しみ」。
山本からは前日に「神」とあがめられた。恥ずかしい姿は見せられなかった。

山本について「単純に、本当にいい投手ですよ」と語る。
若い力の突き上げ、というような手あかの付いた表現ではなく、
素直に好投手と認めて投げ合いを糧とする。
かつてダルビッシュとの名勝負で成長してきたように、
33歳の伸びしろを感じさせる1勝だった。