イーグルスファンコミュの遊撃手の小深田大翔が左翼に　石井一久監督は「今年は役割の多い選手が増える」＆西口のホテル時間　東北の“王将”、目指すは球界一「今年は絶対優勝」

遊撃手の小深田大翔が左翼に　石井一久監督は「今年は役割の多い選手が増える」

◆練習試合　ロッテ４―３楽天（１５日・金武）

楽天は開幕カード（３月２５～２７日）で対戦するロッテを相手に、
序盤に和田恋外野手の２戦連続２ランなどで３点を先行も、
２番手の高田萌生投手が打ち込まれて逆転負け。
練習試合の通算成績は１勝２敗となった。

「１番・左翼」で実戦初出場した西川遥輝外野手が４回の守備からベンチに下がると、
左翼のポジションには遊撃手の小深田大翔内野手が回った。
石井一久監督は小深田の外野起用について「（打力重視の）外国人が入ると、
ベンチの人数（終盤の守備要員）が少なくなる。（同じ遊撃が本職の）
山崎もそうだけど、今年は役割（守るポジション）が多くなる選手が増えると思う」と
説明した。

打っては２戦連続マルチとなる３安打、左翼守備でも３つのフライを着実にさばいた
小深田は「（左翼の守備は）試合前に言われていました。
何とかこなせたかと思います。（打撃は）どんどんアピールしていきたい」と
話していた。

田中がライブBP　今季初の打撃投手として49球　安打性の当たりは1本だけ

田中将大投手が今季初めて、打撃投手として登板。
打者4人に直球、スライダー、カットボール、スプリット、ツーシームと
計49球を投げ込んだ。

銀次に13球、ソフトバンクから移籍してきた川島に14球、炭谷には9球、
堀内に13球を投じ、安打性の当たりは堀内の1本だけ。
しかも内角球にバットが折れ、詰まった当たりが左前へ落ちた一打だった。

「実戦（登板）前に打者に向かって投げたかった。内容どうこうよりステップです。
この時期の仕上がりとしては早いし、段階を踏めたのは良かった」と
メジャー流ライブBP（実戦想定の打撃練習）を振り返った。

この日は田中将とバッテリーを熱望していたドラフト2位・安田悠馬捕手が
ボールを受けた。

西口のホテル時間　東北の“王将”、目指すは球界一「今年は絶対優勝」

コロナ下で外食などによる息抜きがままならないのは、春季キャンプ真っただ中の
プロ野球選手も同じ。
今回は「ステイホテル　何でもNo.1」と題し、球場を離れたホテル生活で
各ジャンルのチームNo.1選手を紹介。

【将棋】楽天の「将棋王」は西口だ。チームでは敵なし。
ホテルで体を休めながら腕を磨いている。

スマホアプリでの通信対戦を主戦場にしており「リラックスしているときに
指すことが多い。トイレに入っている時はひらめきが生まれるんです」。
プロのタイトル戦の動画を見ながら研究を重ねており、
よく対局する炭谷は「西口は後々で効いてくる攻め方がうまい」と証言する。

昨年12月の「プロ野球最強将棋王決定戦」は初出場で準優勝。
決勝で中日・平田に敗れ「攻めきれずに負けてしまった。
めっちゃ悔しかったので、今年は絶対に優勝する」とリベンジに燃えている。