イーグルスファンコミュの楽天・石井監督、来季も指揮　適材適所で選手の実力発揮、ＧＭ兼任継続へ&銀次と炭谷銀仁朗に続き3人目の珍事　楽天ドラ3　三島南・前田銀治「ギンジ軍団」仲間入り

楽天・石井監督、来季も指揮　適材適所で選手の実力発揮、ＧＭ兼任継続へ

楽天・石井一久監督が来季も指揮を執ることが２０日、決定的となった。
球団関係者によると来季が３年契約の２年目で、
ゼネラルマネジャー（ＧＭ）も兼任するという。

パ・リーグ３位の楽天は、この日のオリックス戦（京セラ）に勝ち、
クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出に大きく前進した。
楽天が残り４試合で１勝すれば、同４位・ソフトバンクの勝敗に関係なく、
２０１９年以来２年ぶりのＣＳ進出が決まる。

石井監督は就任１年目の今季、ＧＭも兼任しながら結果を残し、
球団幹部の評価をさらに高めた。
昨季から中継ぎに転向した７年目の安楽を５月下旬から勝ちパターンの
一角に抜擢（ばってき）。
１軍での登板経験が昨季まで１試合だった５年目の西口が３１試合に登板し
５勝２ホールドを挙げるなど適材適所で実力発揮に導いている。

銀次と炭谷銀仁朗に続き3人目の珍事　楽天ドラ3　三島南・前田銀治
「ギンジ軍団」仲間入り

楽天からドラフト3位指名された三島南・前田が「ギンジ軍団」の仲間入りだ。
高校通算31本塁打の右のスラッガー。
静岡県三島市の同校で球団の指名あいさつを受け
「ホームラン王を獲ってトリプル3を達成したい」と目標を掲げた。
　銀治という名前は、映画「蒲田行進曲」の主人公・銀四郎が由来。
楽天には既に銀次と炭谷銀仁朗の2人の「先輩・銀ちゃん」がいるが
「僕が後から入ったギンジ。名前の漢字も覚えてもらえるように頑張りたい」と笑った。

１８年９月に就いたＧＭ職では「中長期的に優勝を目指すチームづくり」を掲げ、
こちらも前進している。フリーエージェントで浅村（前西武）、
鈴木大（前ロッテ）の獲得に成功。
今秋のドラフト会議では将来を見据え、上位３位までに高校生外野手２人、
大学生捕手１人を指名するなど独自の戦略も見せる。

監督とＧＭの兼務は仕事が山積し、大きなリスクも伴う。
ただ、立花陽三球団社長は石井ＧＭに監督を託した際に
「全員でサポートしていきたいと思います」と確約しており、
石井楽天は来季も一枚岩で飛躍を期す。