イーグルスファンコミュの石橋良太きょう２９日今季初登板「何とか勝利に貢献したい気持ち」

石橋良太きょう２９日今季初登板「何とか勝利に貢献したい気持ち」

ロッテ５―１楽天（２７日・楽天生命パーク）

楽天は連敗で首位オリックスとの差が３・５に開いた。
岸孝之投が５回で３被弾を含む１０安打５失点。
打線は２番にオコエ瑠偉外野手を起用するなど、テコ入れを行ったが、
９回の１点止まりだった。
２９日に今季初登板する石橋良太投手は「何とか勝利に貢献したい気持ち」と
初勝利を誓った。

ようやく巡ってきた先発の座を簡単には渡さない。石橋は今季初登板への思いを語った。
「チームも大事な時期なので、何とか勝利に貢献したいという気持ちです」。
１００試合目となる２９日のロッテ戦へ、戦闘態勢に入った。

田中将が８年ぶりに復帰し、開幕ローテは実績のある岸、涌井、則本昂、
ドラフト１位の早川の５人が早々に決定。
最後のイスも滝中に奪われた。
自身は開幕前の３月末に右ふくらはぎの肉離れを発症し出遅れ。
約１か月リハビリ期間が続いたが、モチベーションは失わず
「こういう日が来るのを待っていました。
何かあったらいくぞ、という気持ちでした」と１軍昇格を待ちわびながら
練習に明け暮れた。

この日は、久しぶりの登板前日取材ということもあり、
緊張したのか「ファームで取り組んだこと」を問われると、突如として“フリーズ”。
「何やろな…。（５秒後）うーん。意識してやったことですか…。（１５秒後）
ちょっと久しぶりのインタビューで全然言葉が出てこないです。
すみません！」と“石橋ワールド”全開で笑わせた。

昨季は１３試合で１勝６敗。
唯一挙げた白星は昨年７月５日のロッテ戦（楽天生命）だった。
抱いている印象を問うと、「印象ですか？（５秒後）うーん。やっぱ…。うーん。
下位打線から上位打線につなげないようにしたい」と
ゆっくりとした口調でプランを思い描いた。

「少ないチャンスなので、何とかつかみたいです」。千載一遇の好機をものにする。