イーグルスファンコミュの【球界ここだけの話（２３４２）】ＤｅＮＡ・今永が語る楽天・早川の特徴的フォーム

「ビールください」掲げれば売り子さん呼べる！飲食店応援タオル／楽天連載

キンキンに冷えたビールに、おいしいおつまみ…。
楽天が、コロナ禍の人数制限などで厳しい状況に置かれている本拠地
楽天生命パークの飲食売店を応援しようと「飲食店舗応援タオル」を
8日からチームショップ限定で販売する（1枚税込み1500円）。

種類は全20種。「牛たん炭焼　利久」「まるまつ」など企画に賛同した17店舗の
各店名がデザインされたタオルが17種用意されている。
各タオルを当該売店で掲げると「100円引き」「1品サービス」
「並盛り→大盛り」などのサービスが受けられる。

また、「ビールください！」「レモンサワー」「ソフトドリンク」と
デザインされた売り子応援用タオルも3種用意されている。
各タオルを掲げれば、座席から声を出さずに売り子を呼ぶことができ、
コロナ禍の観戦新様式にも対応している。
企画担当者は「売店さんとお客様のコミュニケーションツールになってほしい」と
思いを込める。夏の野球観戦に欠かせないお供を球団、店舗、
ファンが一体となって守る。

【球界ここだけの話（２３４２）】ＤｅＮＡ・今永が語る
楽天・早川の特徴的フォーム

５月３０日、背番号２１のサウスポーによる初対決が杜の都、仙台を熱くした。
ＤｅＮＡ・今永昇太投手が６回９２球、楽天のドラフト１位・早川隆久投手は
六回途中まで８４球を投げ、ともに１失点、５奪三振。両者勝敗付かずも、
見応え十分の投げ合いとなった。

さかのぼること約４カ月、当時リハビリ中だった春季キャンプで今永は、
まだ一度も実戦で投げていない早川の投球フォームを絶賛していた。
偶然にも自身の１軍復帰後２度目のマウンドで迎えた投げ合いを終え、
改めてその魅力を語った。

「フォームが美しいですよね。あのしなかやさは左投手独特のもの」

新人ながらパ・リーグトップの６勝を挙げている秘訣（ひけつ）は、
その投球フォームにあるという。同じサウスポーだからこそ分かる、
その特長を身ぶりを交えながら明かした。

「普通の投手は『閉じた肩を開くように投げる』。
彼の場合は『開いたものが閉じてくるような感覚』を感じる。
だから少ない力でボールに力を伝えられる」

今永はその独特な感覚を「カウンター（反動）を使っている」と表現した。
「珍しいタイプだとは思う。元広島のジョンソン投手とか。
（右）足が着いてからの時間が長くなる。
それはやろうと思ってもなかなかできないことだし、無意識領域でもある。
そんじょそこらの努力で身につくものではない。
ものすごく特徴的な使い方をしている」と分析した。

実際に、今永も悪いときは右肩が内側に入り過ぎてしまうという。
「今は早川投手を参考に、閉じずに胸を捕手に向けていく感じの方が意外と
縦の入れ替えがスムーズにいくときがある。ものすごく参考にさせてもらっている」と
明かした。

常にピッチングの研究に余念がない。
〝投げる哲学者〟とも称され、探求心旺盛な今永らしい姿がそこにはあった。

「彼の投球は『パ・リーグＴＶ』とかで動画も逐一見ている。
本当に左投手の教科書のような投球の中で、一つ一つの球種の質も素晴らしい。
だからあそこまで勝てていると思う。ものすごく勉強になります」