イーグルスファンコミュの涌井秀章　２１日ロッテ戦先発　２５００投球回突破も「チームに勝ちをつけることだけに集中」

涌井秀章　２１日ロッテ戦先発　２５００投球回突破も
「チームに勝ちをつけることだけに集中」

涌井秀章投手が史上４７人目となる２５００投球回が懸かる２１日の
ロッテ戦（ＺＯＺＯ）を白星で飾る。
現役ではヤクルト・石川（２８７６回）に次ぐ大記録まで
あと３回２／３に迫っているが、「チームに勝ちをつけることだけに集中したい」と、
チームのことを最優先に考えて右腕を振るうつもりだ。

今季はここまで８試合で４勝２敗、防御率３・０２をマーク。
前回１４日のオリックス戦（ほっと神戸）は
今季最短３回５失点で降板しているものの、カード初戦を託されエースとしての
仕事を全うしてきた。

涌井は今季中に達成可能な目標として開幕前から「１５０勝」と「２５００投球回」、
この２つの節目の数字を意識。
「どっちも通過点」とした上で、シーズン序盤の到達を狙っていた。
白星は４つ加えて通算１４８勝。イニング数は５０回２／３を積み上げて快挙を視界に
捉えた。

直近２試合は計１１失点と不満が残る内容となったが、勝っても負けても、
次の登板に向けて最善の準備を整える。
石井監督も「『オレはまだいける』という気持ちが常になければ、
ああいう努力はできない」とベテランの姿勢に目を見張る。
６月で３５歳を迎える涌井。今だ成長を止めない男が歴史に名を刻む。

ロッテ美馬「しっかり長いイニングを投げて」22日楽天戦へ意気込み

22日楽天戦（ZOZOマリン）で先発するロッテ美馬学投手が、
ロングイニングをきっちり投げきる決意を示した。

前回先発の15日西武戦（ZOZOマリン）では7回まで無失点も、
8回途中で降板し3失点で2敗目を喫しており「7回まで良かったですね。
イニング途中で替わってしまっているので、しっかりと最後まで、
イニングを投げきれるように」と意気込んだ。

楽天田中将投手との投げ合いに向けては「なかなか打てるピッチャーじゃないですし。
しっかり長いイニングを投げて、試合を壊さないように」。
自らの役割に徹し、終盤までゲームメークする決意だ。