イーグルスファンコミュの三木監督が投手用兵術３カ条　変則シーズン制す &楽天・森原　“ポスト松井”の新守護神に抜擢され「優勝、胴上げ投手をイメージしたい」

19日予告先発

19日のプロ野球予告先発は以下の通り。

＜セ・リーグ＞
巨人菅野智之－阪神西勇輝（東京ドーム＝午後18時）
ヤクルト石川雅規－中日大野雄大（神宮＝午後18時）
DeNA今永昇太－広島大瀬良大地（横浜＝午後18時）

＜パ・リーグ＞
西武ニール－日本ハム有原航平（メットライフドーム＝午後18時）
オリックス山岡泰輔－楽天則本昂大（京セラドーム大阪＝午後18時）
ソフトバンク東浜巨－ロッテ石川歩（ペイペイドーム＝午後18時）

楽天開幕1軍メンバーが公示　ルーキー小深田、津留崎ら

楽天の開幕1軍メンバーが18日、公示された。選手は以下の通り。

【投手】（9人）
森原、則本昂、シャギワ、安楽、牧田、酒居、ブセニッツ、津留崎、辛島

【捕手】（3人）
太田、山下、足立

【内野手】（9人）
小深田、浅村、茂木、藤田、鈴木大、渡辺直、銀次、山崎、内田

【外野手】（5人）
辰己、ロメロ、島内、小郷、ブラッシュ

三木監督が投手用兵術３カ条　変則シーズン制す

三木流用兵術でペナントを制す。
楽天三木肇監督が17日、変則シーズンを乗り切る投手起用の腹案を明かした。
19日からのオリックスとの開幕3連戦（京セラドーム大阪）に向け、
1軍登録31選手を投手15、野手16に割り振った。
投手の内訳は先発6、救援9。指揮官の狙いは明確だ。

＜1＞先発の球数・イニング制限　5月8日に12球団で最後に活動を再開。
6月2日の練習試合まで紅白戦などは行わず、状態の向上に努めた。
態勢が整うまでは5、6回をメドにブルペンへバトンを渡す。

＜2＞第2先発　昨季62試合登板の青山、同48試合登板の高梨らが外れ、牧田、酒居、
安楽ら先発の経験者を配置。救援左腕は辛島だけだ。
三木監督は「いい左打者に左投手をあてることも策の1つだけど、
個人的には、あまりそういうことはない。先発も制限がある中で、
ワンポイントよりイニングが投げられる投手も必要」。
左右に固執しすぎず負担の分散に重きを置く。

＜3＞外国人枠「1増」　伊藤投手チーフコーチは「8、9回は固定で、
6、7回は外国人3人から2人の中の1人でまかないたい」。
新守護神の森原へつなぐ8回は、ブセニッツが有力。
宋家豪、新外国人のシャギワを含め出入りを流動的にして鮮度を保つ。
指揮官は「もちろん全部勝ちにいく気持ちでやる」とした上で
「どうやって勝つか、またどういう負け方をするかもポイント」と策を練る。
昨季の救援防御率3・07はリーグトップ。矛自慢がそろう
パ・リーグを鉄壁の盾を手にかき分ける。

楽天・森原　“ポスト松井”の新守護神に抜擢され
「優勝、胴上げ投手をイメージしたい」

森原が新守護神に指名された。昨季セーブ王の松井が今季から先発に転向し、
伊藤投手チーフコーチは「基本的に森原でいく。状態はかなり上がっている」と明言。
プロ4年目でさらに大きな役割を担うことになる。
大阪に移動した森原は「優勝、胴上げ投手という良いゴールをイメージしたい。
覚悟はできている」と表情を引き締めた。