イーグルスファンコミュのプロ野球、球宴とフレッシュ球宴ともに中止を決定

プロ野球、球宴とフレッシュ球宴ともに中止を決定

プロ野球の12球団代表者会議が11日、オンラインで行われた。
会議後のオンライン会見に臨んだ斉藤惇コミッショナーは6月半ばから下旬の
開幕を目指す考えを示すとともに、「オールスター、フレッシュオールスターを
中止すると決定した。70年の歴史があるが、こういうことになって待ちわびていた
関係者、ファンの皆さまに申し訳なく思います」と、
7月に行われる予定だった球宴の中止を発表した。
具体的な開幕日については「専門の先生方から現状分析をお聞きした。
本日現在で開幕日を決定するのは難しいとの厳しいご意見をいただいた」と
コメントしたが、6月中の開幕に向けて「皆さんの努力で出口の話しがいろいろと
出てきています。
ここから2週間、今月末までの感染の状況を見極め、開幕への準備を着々と。
来月の下旬から半ばのどこかで開幕を目指そうと12球団一致している」とした。
すでに開幕している台湾、韓国からもガイドラインを取り寄せ、
“日本版”の策定も進めているという。
「両国から取り寄せたガイドラインをベースにしながら、
我々ならではのガイドラインの案をすでに作り上げております。
もう少しブラッシュアップし、ルールを作りながらガイドラインをもとに
開幕へ向かっていきたい。選手の健康、衛生、サポートするスタッフ、
審判委員等の健康を考慮しながら、できれば来月のどこかで（開幕）できたらなと
思っています」と続けた。

鈴木大地「正直、体的にはキャンプ前オフ期間」

鈴木大地内野手が11日、楽天生命パークでの自主練習後にオンライン取材に対応した。
チームは8日から球団施設を開放し、自主練習を再開。
鈴木大自身は3度目の自主練習を行い「自粛期間は体を動かせる範囲では
動かしましたが、正直、体的にはキャンプ前、オフ期間くらいになっている。
いつでも行けます、という状態ではないですが、そんなことは言っていられない。
けがをしたらおしまいなので、やれる範囲で徐々にやっていきたい」と状態を示した。
活動休止中はもどかしさも抱いた。
「イーグルスはずっと活動休止していて、他球団の練習の状況は入ってくる。
焦りはもちろんありましたが、逆に普段ここまで一緒にいられない家族と
一緒にいることもできました」と我慢をプラスに変えた。
「世の中の方々がすごく苦しんでいて、一番大事なことはもちろん命。
元気でいること。そういうことを考えると野球をやりたい気持ちは
常に持っていましたけど、大事なのはそこじゃないなと。
だからこそチームとして完全に球場に来ることをやめて、
まず自分のため、周りの方々のために自粛をしようという行動をとっていたので、
理解をしていました」と最善を尽くした。
来るべき時に向けて準備は怠らない。「久しぶりにやって、いきなり休止前の体に
戻るとは思っていない。焦りすぎて階段を飛び越えてもけがをするだけ。
けがをしないで目の前のやれることをやる。
引き続き感染しないことを徹底していかないといきたい」と気を引き締めた。

ドラ１小深田大翔、足で正遊撃手取る…開幕スタメン「目標にやっていきたい」
ドラフト１位の小深田大翔が自主練習で久々となるフリー打撃などを行い、
定位置取りへ意欲を燃やした。
同じ遊撃手の茂木が自身を意識していることを受け、「意識しています。
（開幕スタメンを）目標にやっていきたい」。
そのためにも「足をアピールし、走者で出るということで選球眼もアピールしたい」と
見据えた。
また、「母の日」に実家にバスソルトを贈ったといい
「自粛期間中も感染対策だけはするように連絡は来ました」と明かしていた。