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イーグルスファンコミュの銀次、親の責務「怖さ伝えなきゃ」/災害と野球4

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野球銀次、親の責務「怖さ伝えなきゃ」/災害と野球4野球


平成は甚大な自然災害が続いた時代でもあった。東日本大震災から8年を迎えるにあたり

「災害と野球」を取り上げる。

      ◇       ◇

「何もなかったら、野球選手として、あのまま終わっていたかもしれない。最近、そんな風に思います」

三陸海岸に面した岩手・普代村で生まれ育ち、東北唯一の球団である楽天に入った銀次の人生は、

東日本大震災と密接に絡み合う。高卒6年目だった11年まで1軍出場は通算24試合。

翌年126試合と一気に中心選手への階段を駆け上がり、今季から野球人生初の

主将を務めることになった。

「それまでは、もしかしたら頑張っていなかったのかもしれない。何も考えず、漠然と、やらされている

練習をこなすというか。『これ以上うまくなることはないのかな』なんて思ってしまうこともありました」

うまくなる方法をひたすら考える。練習量を増やす。

自分で決めていた限界を突破する鍵は単純で明快。純粋な思いに突き動かされた。

「沿岸で生まれて、東北の球団に入って、震災があって。オレが活躍しなきゃいけないと思った。

『あいつ頑張ってるな』『すごい活躍してるな』って思われたら、うれしいじゃないですか。

みんなが幸せになれるじゃないですか。人を喜ばせたいっていうのは(震災から)変わらない」

8年前、普代村の住宅への浸水被害はゼロだった。1000人以上の死者、行方不明者を出した

1896年(明29)の明治三陸大津波を受けて、1984年(昭59)に高さ約15・5メートル、長さ約200メートルの

普代水門を建設していた。

「子どもの頃、友達みんなで話していたんです。『こんなに高い津波、来るわけないじゃん』って。

でも、2011年にそれが来た。昔の人はすごいなって思った。

やっぱり、怖さを伝えていかなきゃいけない」

震災後に結婚し、3人の子どもが生まれた。痛ましい記憶であったとしても、生まれ育った地で

何が起きたのかをいずれ教えるのも、親の責務と感じている。

「人間は、やっぱり忘れていく生き物。忘れたらいいのか、忘れない方がいいのか、人それぞれです。

自分は沿岸出身だからずっと(心に)あるだけで。みんながみんな、そうあるのが難しいことは

分かってる。でも、忘れちゃいけない。自分は、そう思う。だから伝えなきゃいけないと思うし、

そういう場所にも連れていこうと思っています」

熱っぽく紡ぐ言葉は、自然と主将としてシーズンへ向けた決意表明に行き着いた。

「去年は最下位。何かを変えなきゃダメ。主将になって、自分はチームを変えようと思っていますし、

自分も進化しなきゃいけない。チームも自分も強くなりたい。被災地の方々のために、

もう1回優勝したい」

原動力だけは、何年たっても同じだ。





野球赤磐市から楽天に特産品の卵1000個 西日本豪雨での義援金へ感謝野球

楽天が9日、岡山県倉敷市で行われた西武とのオープン戦の試合前に同県赤磐市から1000個の

卵を贈呈された。

昨年の西日本豪雨で被災した同市に義援金を送ったことへの感謝の気持ちとして

特産品がプレゼントされた。

平石監督は「栄養価の高い卵と聞いている。食べて、しっかり戦う準備をしたい」と笑顔で話した。

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