イーグルスファンコミュの豪雨被害は想像以上…嶋＆銀次「楽天イーグルス岩泉球場」見学

楽天ミコライオら、自由契約選手130人が公示

プロ野球の各球団が来季も契約する権利を持つ保留選手名簿と、

名簿から外れた自由契約選手１３０人が２日、公示された。球団別の自由契約選手では

オリックスの１７人が最多だった。

今季４５試合に登板した楽天のミコライオや、２２試合の登板で６勝を挙げた中日のジョーダン、

ＤｅＮＡで５勝のモスコーソは自由契約となった。

２７試合の出場で３本塁打にとどまったオリックスのブランコや、巨人のアンダーソン、

ポレダも名簿を外れた。



島内は1200万円増　充実のシーズン「５年間で一番良い成績だった」

島内が２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１２００万円増の３２００万円で

サインした。

今季は後半戦からレギュラーに定着し、１１４試合で打率・２８７、９本塁打、４１打点。

「僕としても５年間で一番良い成績だった」と満足そうな表情を見せた。

球団の生え抜き選手では初となる２桁本塁打にあと１本届かず、来季は「２桁本塁打を目標に

すべてにおいて今年以上を残したい」と誓った。




茂木、2000万円増でサイン　新人王逃すも遊撃レギュラー定着


茂木が２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２０００万円増の３２００万円でサイン。

今季は１年目ながら遊撃のレギュラーに定着し、１１７試合で打率・２７８、７本塁打、

４０打点をマークした。

日本ハム・高梨との新人王争いは惜しくも１５票差で敗れたが「応援したり期待してくださっている方が

とても多くて、期待に応えられなかったのは悔しいし残念な気持ちです」とした上で、

「個人としてはこだわりない。１試合１試合チームの勝利に貢献することを１番にやってきた」と

さばさばした表情で振り返った。

来季に向けて「１年目だから暖かい応援をしてくださったファンの力が大きい。

来季、結果で答えられるようにしたい」と意気込んだ。


豪雨被害は想像以上…嶋＆銀次「楽天イーグルス岩泉球場」見学

嶋と銀次が、８月末の台風１０号による豪雨被害を受けた岩手県岩泉町を訪問。

岩泉小や避難所を訪れたほか、０７年に命名権を取得した「楽天イーグルス岩泉球場」を見学。

同球場は大量の土砂が流入し外野フェンスがなぎ倒されるなどいまだに使用ができない。

嶋は「東日本大震災の時もそうだけど、現場に行かないと分からない。

被害は想像以上だった」と話した。来年５月１７日には岩手県営野球場で日本ハム戦が行われる。

銀次は同じ岩手県出身の大谷の名前を挙げ「大谷が投げてくれたら地元も盛り上がる。

その時は打ちます」と故郷での活躍を誓った。



銀次、復興の大谷撃ち誓う　５月盛岡でハム戦

　岩手出身の銀次が、復興の意味を込めて「大谷撃ち」を誓った。

１日、嶋とともに８月に起きた台風１０号の被災地である岩手・岩泉を慰問した。

岩泉小学校、役場などを回る中、２人が特に言葉を詰まらせた場所は、

同地域にある「楽天イーグルス・岩泉球場」だった。フェンスは傾き、グラウンドは荒れ果て、

球場を囲む木々は倒れたまま。

銀次は「自分が９月に来た時と変わっていない。

本当に残念な気持ちですが、野球選手として活躍して、元気と勇気を与えられたら」と

言葉に力を込めた。

目線の先には、地元での戦いを捉えていた。来年５月１７日に、岩手・盛岡で楽天−日本ハムが

開催される。特に同郷の後輩との戦いに、胸を躍らせた。

「せっかくなら、大谷も投手として投げて欲しい。もちろん打って勝ちます」。

今季は６打数１安打と封じ込まれたが、「投手・大谷」を打ち負かし、会場を盛り上げるつもりだ。

地元民にとってみれば、これほどうれしい組み合わせはない。

町民会館にはこの日の午後２時の時点で、２５人が避難しているとの張り紙が掲示されていた。

一部道路は、通行止めとなっている。復旧はまだ進んでいない。

嶋が「もう１度、楽天が優勝することで東北の人に元気を与えられる」と言えば、

銀次は「何とか復興の力になりたい」と、うなずいた。東北人として、みんなの元に笑顔を届けたい。