イーグルスファンコミュの今季ワーストタイ６連敗今季ワースト更新の借金「１０」

　今季ワーストタイ６連敗、大谷に沈黙　指揮官「切り替える」


パ・リーグ 楽天０―８日本ハム （5月22日 札幌ドーム）

楽天は打線が大谷の前に沈黙し、零封負けで今季ワーストタイの６連敗を喫した。

初回、３点を先制されると、相手右腕に６回までわずか３安打。三塁すら踏めず、

梨田監督は「３点以上、差を付けられると向こうも思い切っていける。点差が楽にしてしまった」と

序盤の失点を悔やんだ。

一方、投手陣は先発・釜田が６四死球を与え、６失点で降板。この２試合で計１３四死球、計１３失点と

制球難が失点に直結。指揮官は「死球や四球が効いている」と腕組みした。

チームは６連敗で借金が２桁の「１０」。この２週間は４カード連続で２連戦という日程も続き

「アタマ（初戦）を取らなくちゃいけないところで取れず、結果的に最悪になってしまった」と梨田監督。

２４日からは６連戦が４週続くとあり指揮官は「気持ちを切り替えるしかない」と必死に声を振り絞った。



先発・釜田６失点が誤算…今季ワースト更新の借金「１０」


先発の釜田が誤算だった。初回に３点を先制されるなど、４回途中６安打６四死球６失点。

チームは今季２度目の６連敗で借金は今季ワーストを更新する「１０」となった。

自身２敗目となった右腕は「初回の３失点ですね。立ち上がり、力んでしまいました。

ブルペンでは悪くはなかったんですけど。点をあげてはいけないという意識が強すぎました」と

唇をかんだ。

打線は日本ハム先発・大谷の前に散発３安打で６回を無得点。後を継いだバース―井口―斎藤の

３投手も打ち崩せず、今季３度目の完封負け。梨田監督は「（釜田は）四球絡みで初回に３点。

大谷は状態が悪いと言っても３点以上の差をつけられると気持ちも強くなるし、思い切りいける。

少し楽にさせてしまった」と敗因を挙げた。

指揮官は「２連戦のアタマが取れなかった。結果的には最悪な連戦だった。

今度は１週間で６試合が続く。気持ちを変えて前向きにやっていく」と話し、球場を後にした。


梨田監督「結果的には最悪」６連敗で借金10

楽天が６連敗、借金が１０に達した。

先発の釜田が立ち上がり制球に苦しみ、１回に３失点。主導権を明け渡した。

相手先発の大谷は緩急を大胆に使い、ノビノビと投じてきた。

１１０キロ台の大きなカーブに手を焼き、降板する６回まで３安打の完敗だった。

梨田監督は「（１回の）四球がらみで３点…。点差が（大谷を）楽にしてしまった。

カードの頭を取れていない。結果的には最悪。気持ちを切り替えるしかない。前向きにやる。

明日（２３日）の休みを有効に使ってほしい」と話した。




先発釜田、今季最短３回途中６失点降板「力んでしまいました」

先発・釜田が今季最短となる３回１／３で降板した。

初回１死一、二塁から中田に右前適時打を浴び、先制点を許すなど立ち上がりに３失点。

４回も１死満塁から中田を押し出し四球で歩かせ、マウンドを降りた。３回１／３で６四死球と

コントロールに苦しみ、６失点は今季ワースト。「初回の３失点ですね。

立ち上がり、力んでしまいました。ブルペンでは悪く無かったんですが、点をあげてはいけないという

意識が強すぎました」とうなだれた。

相手先発・大谷とは４月１０日にコボスタ宮城で投げ合い、７回無失点と好投した釜田が勝利投手と

なったが、この日は対照的な結果となってしまった。


釜田、四回途中６失点で降板…制球定まらず炎上


釜田が登板し、初回から制球が定まらず苦しい投球を続け、３回１／３を投げ６安打６四死球で６失点。

今季最短で降板した。

４月１０日の日本ハム戦（コボスタ）では相手先発・大谷に投げ勝った釜田だったが、

この日は初回から崩れた。一回、いきなり陽に左前打を打たれると、送りバントと四球で一死一、

二塁のピンチ。

ここで日本ハムの主砲・中田を打者に迎えると、右前へ適時打を浴び先制点を献上した。

さらに犠飛と暴投で初回に３失点と最悪の立ち上がりとなった。

二回以降は走者を出しながらも粘投を見せたが、四回に安打と四死球で満塁のピンチを作ると、

田中賢に右前適時打を浴び失点。とどめに中田に四球を与え押し出しとし、ここで降板した。

釜田は結局３回１／３を９４球、６安打６四死球６失点と大炎上した。