イーグルスファンコミュの斎藤隆投手きょう引退試合　

斎藤隆投手きょう引退試合　コボスタ

今季限りでの現役引退を表明している東北楽天の斎藤隆投手（４５）が４日、仙台市のコボスタ宮城で、

引退試合となるソフトバンク戦（午後５時開始）に登板する。試合終了後にはグラウンド上で

引退セレモニーが行われる。

当日入場券を持つ来場者全員に、記念のタオルをプレゼントする。

会場では記念グッズなどの販売も行う。コボスタ宮城に隣接するイーグルスドームでは

当日午後２時から入場無料で、日米２４年の歩みなどを写真や記念品の展示で振り返る企画展が

開かれる。

◎惜別／努力、挑戦、飛躍心打つ

その歩みは、どこか蚕に似ている。地域を繭にして育ち、やがて殻を破るように物事に挑み時代へ

羽ばたいた。斎藤がもたらした絹糸とはどんな実りのものだったのか。

斎藤は故郷仙台の先輩、「大魔神」こと佐々木主浩氏（元横浜、元マリナーズ）の背中を追うように、

宮城・東北高、東北福祉大、さらには横浜大洋（現ＤｅＮＡ）、米大リーグ、日本球界復帰と全く

同じコースをたどった。相似形の野球人生でありながら、内実は全く異なる。

１９８０年代後半から９０年代前半、仙台六大学野球の担当記者として２人に接した。

春夏の甲子園で母校をベスト８に導いた佐々木氏は度重なるけがに悩まされながらもエリートの道を

順調に駆け上がった。一方、斎藤は大学２年時に野手から投手へ転向し、

眠っている才能を発掘された。

当時、福祉大を率いていた伊藤義博監督（故人）が斎藤を評して言った。

「あいつに佐々木の繊細さがあれば、確実にプロに行ける」。繊細さとはヒットを打たれる悔しさ、

四球を出す痛みを知るということ。やがて新米投手はリーグ戦で情けない投球をすると、

翌日は決まって丸坊主にしてくるようになった。反省と勉強。あの日々が斎藤の覚醒につながった。

人は誰もが佐々木氏のように才能に恵まれて生まれてくるわけではない。だから斎藤のように、

恩師に巡り合った運を生かし、さらに不断の努力で自分の潜在能力を引き出していったドラマは、

どこか身近なものとして感じる。

　もう一つ、挑戦する姿勢が人の心を打つ。３６歳で米国へ渡り、最初はマイナー契約でありながら

鍛錬を重ねて自らを高みに押し上げた。４２歳まで奮闘したメジャー生活７年は中高年ファンを

どれほど刺激したであろう。

極め付きは東北楽天入りではないか。入団の記者会見で「力になるというのはおこがましい。

もしも、一つの勝利が積み重なり、東北の地が熱くなるのであれば、力を尽くしたい」と語り、

２０１３年の日本一に貢献した。

　勝負だけでなく、野球の世界の奥行きを見せてくれた斎藤。目を転じれば、

いま、世間は阪神監督に金本知憲氏（元阪神）が就任かと騒いでいる。大学の同級生である。

指導者とは未来へ向かい、糸を編むことかもしれない。斎藤の次の挑戦を楽しみにしている。




２年連続最下位　デーブ監督「どうしてこうなったのか」


楽天は今季１３度目の零敗で最下位が確定した。

大久保監督は「２０１３年に日本一になってこのユニホームは完全に生まれ変わったはずなのに、

どうしてこうなったのか。しっかり検証していかないと、なかなかＡクラスにいかない」。

今季限りでの退任が決まっている指揮官は最後に「大久保から（監督が）代わって強くなったなぁと

いうチームを見たい」と話した。


酒井勉２軍監督が退団　来季はオリックス投手コーチ就任へ
http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5748.html

楽天は４日、酒井勉２軍監督が今季限りで退団すると発表した。

本人から申し入れを受け、球団が了承した。来季は古巣のオリックス投手コーチに就任することが

濃厚となっている。

現役時代はオリックスで通算３３勝を挙げた酒井氏は、９６年に引退後、

古巣の２軍投手コーチなどを経て１２年に楽天の２軍投手コーチに就任。

今季から２軍監督を務めていた。




楽天来季監督の梨田氏「選手の良いところを見つけてあげたい」


楽天新監督に就任する野球評論家の梨田昌孝氏が３日、ＮＨＫ　ＢＳ１で放送された大リーグ・

レンジャーズ―エンゼルス戦のテレビ解説を務め、番組の最後に来季からの監督就任を報告。

就任決定後、初めて公の場で意気込みを語った。

楽天はこの日、２年連続最下位が決定。一方でヤクルトが前日２日、昨季までの２年連続最下位から

リーグ優勝を果たした。近鉄監督時代に００年の最下位から翌０１年にリーグ優勝を果たした経験に

触れつつ「選手の良いところを見つけてあげたい」と語った。近鉄では大阪、日本ハム監督時代は

札幌が本拠地。「初めて本拠地が東北になる。応援していただけたら」とファンに呼びかけた。


島内ら18選手がフェニックス・リーグに参加

http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5747.html

楽天は３日、５日から始まる「みやざきフェニックス・リーグ」の参加選手を発表した。

　投手　小野郁・森雄大・大塚尚仁・加藤正志・相原和友・横山貴明・古川侑利

　捕手　下妻貴寛・セゴビア・横山徹也

　内野手　三好匠・内田靖人・大坂谷啓生

　外野手　島内宏明・榎本葵・島井寛仁・柿沢貴裕・八百板卓丸

現時点では以上の１８選手が参加し、１軍の全日程終了後に選手の追加や入れ替えが行われる

予定だ。



イーグルス女子急増

◎チーム支えて最終３連戦へ

プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスを応援する女性ファン「イーグルス女子」が急増している。

広島の「カープ女子」や阪神の「虎女」などに負けじと、大きな声援を送る。

　楽天Ｋｏｂｏスタジアム宮城（仙台市宮城野区）は、好きな選手の名前が入ったタオルやレプリカ

ユニホームを身に付けた女子たちで大盛り上がり。東北各県で開催された試合も女性の姿が

目立った。

球団は今季、ピンクに彩った専用シートを新設するなど女性ファンの獲得に力を入れてきた。

４日からはホームで最後の３連戦。来季に期待をつなぐ勝利を女神たちは信じている。