イーグルスファンコミュの今季ワースト１５失点で４連敗…借金もワースト更新１４

【２１日の予告先発】広島・前田ＶＳ巨人・ポレダ


◇セ・リーグ

ヤクルト・ロマン―中日・ネイラー（神宮）

阪神・岩田―ＤｅＮＡ・砂田（京セラＤ）

広島・前田―巨人・ポレダ（マツダ）

◇パ・リーグ

日本ハム・吉川―オリックス・松葉（東京Ｄ）

楽天・レイ―ソフトバンク・バンデンハーク（コボスタ宮城）

西武・十亀―ロッテ・涌井（西武プリンス）


楽天は４連敗




今季ワースト１５失点で４連敗…借金もワースト更新１４


楽天が今季ワーストの１５失点で、７度目の４連敗。借金は今季ワーストを更新する１４に膨らんだ。

３回に４点差を追い付き、５回に一時は３点を勝ち越した。しかし、先発の戸村をはじめ４投手が全て

失点し、踏ん張れなかった。





4点差を追いつき一時逆転も、打ち合いに敗れる….

パ・リーグ 西武１５―７楽天 （8月20日 西武プリンス）

4点を追う楽天イーグルスは3回、島内、松井稼、ウィーラーのタイムリーで一挙4点を奪い同点に

追いつきます。

さらに5回、ペーニャのタイムリーなどで3点を挙げ逆転に成功します。

ところが直後に投手陣が捕まり、再びリードを許します。中盤以降も踏ん張れず、

大きく突き放されてしまいました。


楽天は先発の戸村が４回まで４失点を喫する序盤から不安定な投球。

５回途中にピンチを招くと、後続の西宮、武藤も悪い流れを断ち切ることができなかった。

打線は５回まで８安打７得点も、６回以降は２安打無得点に抑え込まれた。

チームはこれで今季７度目、今月２度目の４連敗。




楽天は４連敗

楽天も３回に島内、松井稼、ウィーラーの適時打で同点に追いついた。

楽天は５回に３点を入れて逆転したが



戸村、６失点ＫＯ「気持ちもボールもコントロールできなかった」


戸村が先発し、５回途中７安打６失点、５四球と安定しなかった。

２回に４点を先制されたが、３回に同点に追い付いてもらった。さらに味方が５回に

３点を勝ち越したが、その裏に四球とヒットで１死一、二塁のピンチを招いたところで

２番手・西宮にマウンドを譲った。

チームトップの７勝目を挙げることはできず「気持ちもボールもコントロールできませんでした。

野手のみなさんに申し訳ないです。情けないですね」と、うつむきながら話した。


戸村、五回途中ＫＯ…７安打５四球で６失点


戸村は五回途中までに７安打５四球と乱れ６失点でＫＯされた。「球数は気にせず、

打者が嫌がる投球ができれば」と臨んだ通りにはいかなかった。

制球がままならなかった。二回は３四球で塁を埋め、犠飛と浅村の２点適時打などで４失点。

味方が３点を勝ち越した直後の五回は四球と安打で１死一、二塁のピンチを招き降板。

後を継いだ投手が生還を許すのをベンチで見守るしかなかった。



ペーニャ、５回２点タイムリーで“イヌワシポーズ”


ペーニャが、５回に一時は勝ち越しとなるタイムリーを放った。

３回に４点差を追い付き、同点の５回無死満塁で、左中間フェンス直撃の２点二塁打。

二塁ベース上で両手を広げる“イヌワシポーズ”で喜びを表現した。

１３日のロッテ戦（コボスタ）以来１週間ぶりの打点を挙げ「打ったのはスライダー。

狙い通り、うまく仕留められて良かったよ。４点差から逆転できたのも、

みんなが自分の仕事をしっかりして、つないでくれたからだね。チームが一つになって逆転できて

うれしいよ」と話した。


ペーニャ「狙い通り」無死満塁から２点二塁打


ペーニャが、一時勝ち越しの２点適時二塁打を放った。

同点で迎えた５回無死満塁。西武の２番手岩尾の外角スライダーを引っ張り、左中間を破った。

「狙い通り、うまくしとめられてよかったよ。４点差から逆転できたのも、みんなが自分の仕事をして

つないでくれたから。逆転できてうれしいよ」と喜んだ。


ウィーラー、３回に同点打　今季初４番も「アサメシマエ」

ウィーラーが、３回に同点打を放った。

１点差に迫り、なお１死一、二塁のチャンスで、代わったばかりの西武２番手・岩尾から中前タイムリー。

四球を挟んで５連打となるヒットに「打ったのはストレート。

先制を許した後だったのでゲームを振り出しに戻す一打が打ててうれしいよ。

これでチームに勢いがつくと良いね」と、ホッとした表情で話した。

今季初の４番に座り、試合前には大久保監督の「大丈夫？」の問い掛けに「アサメシマエ」と日本語で

自信を見せていた助っ人が、有言実行の活躍を見せた。




ウィーラー適時打「チームに勢いつくといいね」

ウィーラーが、一時同点に追いつく適時打を放った。

３回。４連打で１点差に迫り、なおも１死一、二塁のチャンス。西武２番手岩尾の外角１４４キロ直球を

中前へはじき返し、４点目を奪った。「ゲームを振り出しに戻す一打が打ててうれしいよ。

チームに勢いがつくといいね」と喜んだ。




稼頭央好調！２試合連続適時打放つ

松井稼が、３回に２試合連続のタイムリーを放った。

嶋、西田、島内の３連打で３点差に迫った３回１死二、三塁で、右前へ２点適時打。

猛反撃の４連打となり「打ったのはストレート。島内がしっかりつないでくれたからね。

自分もつなぐ気持ちでいきました」と話した。



松井稼「島内がつないで…」２戦連続の適時打

松井稼が、２試合連続の適時打を放った。

３回１死二、三塁。西武の先発郭の内角１４７キロ直球を右前へ運び、走者２人に本塁を踏ませた。

「島内がしっかりつないでくれたから、自分もつなぐ気持ちでいました。

試合はまだまだこれからだよ」とコメントした。




島内、守備で名前間違えられた…直後に今季初タイムリー



島内が、３回に今季初打点となるタイムリーを放った。

４点を追う３回、嶋、西田の連打で作った１死一、二塁のチャンスで、西武先発・郭から左中間へ

適時二塁打。「打ったのはスライダーです。何とか自分もつなごうと打席に入りました」と、

今季初の１番での先発起用に応え、笑顔で話した。

２回のセンターの守備では、西武の４番・中村の大飛球を好捕した際、

中継の実況アナウンサーに「聖沢」と間違えられてしまったが、知名度を上げる打撃を見せた。



島内、今季初打点の適時二塁打「つなごうと」

「１番・中堅」で今季４度目の先発出場を果たした島内が、反撃の適時二塁打を放った。

４点ビハインドの３回１死一、二塁。西武の先発郭の低めスライダーを、逆らわずに左中間へ

はじき返した。

今季初打点を「何とか自分もつなごうと打席に入りました。まだ回も浅いですし、

みんなでつないで点をかえしていきたいです」と振り返った。