イーグルスファンコミュの西田が左足骨折　全治６〜８週間、練習中に自打球当てる

西田が左足骨折　全治６〜８週間、練習中に自打球当てる


西田がキャンプ地久米島の病院で「左第３中足骨基部の骨折」と診断された。

３日の打撃練習中に左足甲に自打球を当てた。手術の予定はなく、全治は６〜８週間。

芹田強トレーナーは「しばらくは安静にし、様子を見る」と説明した。




西田　足の骨折が判明

西田が４日、前日３日の練習中に左足第３中足骨基部（左足甲）を骨折していたことが明らかになった。

フリー打撃中に自打球を当て、久米島町内の病院で診断を受けたところ骨折と診断された。

全治は６〜８週間の見込み。手術の予定はない。当面は安静にし、リハビリのプログラムをこなす。

正遊撃手として期待されていたが、大久保監督は「（構想は）変わらないよ。競争なんだから。

新しく仲里からくるヤツは目の色が変わるんじゃない？」と正遊撃手争いの激化を期待した。






大久保監督、２軍を視察「伝言ゲームはやりたくない」


大久保監督が４日、１軍の練習の合間を縫って２軍を視察した。かねて１、２軍の垣根を低くしたいと

話しており「伝言ゲームはやりたくない。実際、伝わっていたことと違うことがあった」と意図を明かした。


新監督として迎えた第１クールはこの日で終了。「全体に活気があった」と評価した一方で、

正遊撃手候補の西田が負傷しただけに「悔いが残る」と語った。

　５日は練習休み。



４４歳斎藤、順調　２度目ブルペン

３日、沖縄県久米島町の久米島野球場を主会場に練習を続行した。

フリー打撃では新外国人のサンチェス内野手が３本の柵越えを放つなど、主砲候補として存在感を示し

た。上園啓史投手らが打撃投手を務めた。

２軍が練習する仲里野球場では、１４日に４５歳の誕生日を迎えるベテランの斎藤隆投手がブルペンに

入り、順調な仕上がりぶりを見せた


チーム最年長、４４歳の斎藤が元気だ。キャンプ初日に続き、早くも２度目のブルペン入り。

「別に飛ばしているわけではない。体の状態がいいので投げ込んでいるだけ」。落ち着いた口ぶりに

順調さが感じ取れる。


　この日のブルペンでは直球中心に４５球を投げた。「ばらついてるな」「今のは高校生の球だ」。

一球ごとに漏らす言葉は自らに厳しいものが多いが、杉山２軍投手コーチは「いい球を投げていた。

（１４日で）４５歳の球じゃないよ」と舌を巻く。


　日本球界に復帰した２０１３シーズン、斎藤はリーグ優勝と日本一を経験した。

昨季は一転、リーグ最下位という屈辱を味わった。今季は「何としても優勝、日本一を奪還しようという

思いが強い」と言う。

そのためには経験豊かな右腕のシーズンを通した活躍が必要だ。

「今は足場固めの時期。雪山を登るように一歩一歩、着実に仕上げていきたい。ベストな状態になれ

ば、チームの力になれる」。開幕後の１軍戦力となれるよう、今は焦らず調整を続ける



上園、精力的に投げ込む


上園が３日連続でブルペン入りし、フリー打撃の投手も務めた。球数は３日間で約３７０球に達し、

順調な仕上がりを見せる。「投げて（良かった頃を）思い出したい」と意気込む。


ブルペンでは捕手側の左足を踏み込む位置を確認するため、目印の棒を置き、フォームの安定に

取り組んでいる。「だんだん（左足が）前に出てくる。まだまだ」とは言うが、イメージはつかめている様子

だ。

　阪神から移籍して４年目。東北楽天ではまだ勝ち星がなく、「一つも貢献していない」と無念さを

にじませる。プロ９年目の３０歳が今季に懸ける思いは人一倍強い。


則本、高速シンカー解禁で進化〜！「使えるなら使いたい」


則本が３日、沖縄・久米島キャンプでブルペン入りし、捕手を座らせて６４球。

封印していた高速シンカーを解禁した。

　「まだ本格的に取り入れるか分からないけど、使えるようになればいい」

カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークに次ぐ５個目の変化球。右打者の内角を突き、左打者に

はバットの芯を外す狙いがある。昨夏に数試合だけ使い、一定の成果も得ていた。

しかし、体の開きが早くなる悪癖から、持ち味の直球がシュート回転してしまった。

そこで封印した“魔球”だった。


　「より（投球術の）幅も出るし、使えるなら使いたい」

　開幕投手に内定している右腕が、シンカーで進化を遂げる。




岡島、シートノックは左翼「アピールしてレギュラーを」

（３日、久米島）今キャンプ初のシートノックが行われ、昨季、右翼で１４１試合に出場した岡島が左翼に

入った。

左翼の定位置争いでは島内や新外国人のウィーラーらがライバル。

「打撃でも守備でもアピールしてレギュラーをつかみたい」と意欲を燃やした。




西宮「５０登板２０ホールド」手応えあり


西宮は３日、５０試合登板、２０ホールドを今季の目標に掲げた。

恒例の朝の声出しで、数字にもこだわっていくことを宣言した。久米島キャンプ３日目のこの日は、

フリー打撃に登板。打者３人を相手に直球中心で４２球を投げ込み、順調な仕上がりをアピールした。

持ち味の直球が福田、西田、山崎のバットを詰まらせた。「真っすぐは強かったと思います。

ファウルを取れたし、詰まらせることもできた。思ったよりボールがきてました」。打者の反応から、

手応えをつかんだ。

練習前には力強く目標を叫んだ。声出しで「今季の目標は５０試合登板。

ホールド、防御率と数字にもこだわって、１年間頑張ります！」。昨季はルーキーながら４６試合に登板

したが、わずか２ホールド。「（具体的に？）２０ホールドです」と１０倍の数字を目標に設定した。

チームにとっても貴重な中継ぎ左腕。「この時期にバッターに投げたことは、感覚をつかむうえでは

よかった。仕上がりはいいです」と自信をのぞかせた。宣言通り、２年目のジンクスとは無縁の活躍を

見せる




安楽　２度目ブルペンは前回より手応え「バランス良く投げられた」


安楽が４日、今キャンプ２度目のブルペン入り。捕手が立った状態で６１球を投げ「（前回より）

きょうの方がボールとして調子が良かった。バランス良く投げられた」と手応えを口にした。

朝の声出しで「新人王を獲りたいと思います」と宣言した安楽。「目標は大きく持っていこうと思いま

す。１番は開幕ローテ、１軍に上がらないと新人王にもなれないので、まずは開幕１軍を目指す」と

話した。


安楽２度目ブルペン入り61球



安楽が４日、沖縄・久米島キャンプで２度目のブルペン入りした。

この日も立ち投げだったが、前回の４２球よりも約２０球多い、６１球を投げ込んだ。


「力を抜いてもボールが行く感覚があった。後ろは軽く、前だけ強くという意識で投げました」と

手応えを口にした。



安楽　朝の声出しで「開幕１軍、新人王獲る」力強く宣言

新人王獲るぞ！安楽と３位・福田のルーキーコンビが４日、恒例の朝の声出しを行った。

安楽は「１年目の安楽智大です」と元気よくあいさつ。続けて「今年の目標は開幕１軍、

そして新人王を獲りたいと思います」と力強く宣言した。

福田は「初めてのキャンプでものすごく緊張して、自分らしさは出ていません。

少しでも早く環境に慣れて、開幕から１軍で試合に出られるよう頑張ります」と意気込んだ。


安楽　声だしで新人王を宣言


安楽が４日、久米島キャンプの声だしで新人王を宣言した。

「おはようございます！　１年目、安楽智大です！　今年の目標は開幕１軍、そして新人王をとりたいと

思います！　よろしくお願いします」と意気込んだ。


福田　声だしで開幕１軍誓う

福田が４日、久米島キャンプの声だしで開幕１軍を誓った。

「おはようございます！　１年目の福田です！　初めてのキャンプでものすごく緊張しています！　

自分らしさが出ていません！　１日も早く雰囲気になれて、開幕から試合に出られるように頑張り

ます！」と意気込んだ。

前日３日には「寝ないで考えます」と話しており、終了後はホッとした表情を浮かべていた。




４番候補サンチェス「意識した通りの打撃」パワー＆広角披露


楽天４番候補の新外国人、サンチェスがフリー打撃で能力の高さを見せつけた。

最初は逆方向の右中心の打撃で長打性の当たりを連発。感覚をつかむと３本の柵越えを放ち「本塁打

を打つことではなく、自分の意識した通りの打撃をしようと思った」とパワーと広角に打ち分ける

技術を披露した。

重心を下げた構えは１３年に在籍したマギー（現ジャイアンツ）にそっくりで「見た目は確かに似ている」

と本人も認める。そのマギーとは１２年にパイレーツでともにプレーしており、背番号「３」も受け継いだ。

１３年の日本一に貢献した先輩助っ人のように打線の軸となる。