イーグルスファンコミュの「打ってくれないと勝てない」

楽天　連勝できない…佐藤監督代行「打ってくれないと勝てない」


交流戦 楽天０―１ヤクルト （6月11日 コボスタ宮城）


楽天は石川の術中にはまり、無得点に終わった。好投した投手陣を見殺しにする展開に、佐藤監督代行は「打ってくれないと勝てない」と嘆くしかなかった。

得点圏に走者が進んだのは２度だけ。５回１死二塁では、西田が高めのつり球に手を出して三振し、聖沢はシュートに詰まらされ投ゴロに倒れた。

７回には四球で出た主砲ジョーンズに代走を送って勝負に出たが、１死二塁から松井稼がシンカーで空振り三振。続く西田は逃げる球を引っ掛け遊ゴロに終わった。

４月１９日以来となる連勝への挑戦にまたしても失敗し、最下位の西武と０・５ゲーム差となった。佐藤代行は「気持ちが出てくれないと打開できない」と不振の打線に奮起を求めた。




川井６回１失点「何とか粘れたかな」


先発の川井は、６回４安打１失点で降板した。

　１回、ヤクルト先頭の山田に先制ソロを打たれたが、その後は０で抑えた。ただ、味方の援護がなく、勝利投手の権利は得られなかった。

　降板後「全体的には四球を出してしまいましたが、何とか粘れたかなと思います。

調子やペース配分がどうの言っていられる立場ではないので、最初から飛ばしていきました。

先頭打者のホームランについては、四球を出すよりは打たれた方がいいと思い、ストライクを取りにいきました。

ただ、結果がホームランだったので…。チームが逆転してくれることを強く祈っています」とコメントした。







仙さんの復帰願い「１００１羽鶴」

楽天は闘将の早期復帰へ「１００１（仙一）羽鶴」に願いを込める。

１２日のヤクルト戦（コボスタ宮城）は胸椎黄色じん帯骨化症などで休養している星野監督のために設定された「星野仙一デー」。球団は当日、球場正面広場にブースを設置し、来場者に千羽鶴ならぬ１００１羽鶴を折ってもらうことを決めた。

　「折り紙を２万枚ほど用意する予定。ぜひ、皆さんに参加していただきたい」と球団関係者。

当日は来場者全員に星野監督の好きな言葉である「誰かの為に」とプリントされたＴシャツも配布される。



辛島、怖い打者は「バレンティン」


辛島が１１日、ヤクルト打線を警戒した。

１２日のヤクルト戦（コボスタ宮城）に先発する予定。前日の練習を終えると「セ・リーグで一番、打っているチーム。

（怖い打者は）バレンティン。しっかり低めに放って、長打を打たれないように気を付けたいです」と話した。



銀次　腰の回復「かなりいい」


腰を痛め２軍調整中の銀次が１１日、順調な回復ぶりをアピールした。

　仙台・泉にある２軍練習場で練習。ティー打撃に続き、数日前に再開したフリー打撃も行った。

芯で捉えた当たりを連発し「（状態は）かなりいいです。怖さはないですね。

８から９割ぐらいの力で振っています。あとは試合のスタミナが戻ってくれば」と明るく話した。

打撃投手を務めた礒部２軍外野守備走塁コーチも「試合に出ない中で、あれだけ振れれば大丈夫」と話した。近く２軍で実戦復帰の予定だ。




球宴ファン投票　岸が大谷を抜きトップに立つ


プロ野球マツダオールスターゲーム２０１４のファン投票の第３回中間発表が１１日行われ、パ・リーグの先発投手部門では西武の岸が前日まで１位の日本ハムの大谷を抜きトップに立った。

岸は３万６５５４票、大谷は３万３４５２票。セは広島の大瀬良が３万９８２３票でトップで、同じ広島の前田が２万５６６９票で２位に続いている。

セのトップは広島の一岡で７万８５１２票、パはオリックス糸井の８万８９４２票。

中間発表は９日に始まり、土、日曜日を除いて２０日まで行われ、最終結果は２７日に発表される。


　◆守備位置別中間発表トップ得票選手◆

　▽セ・リーグ　先発投手＝大瀬良大地（広島）、中継投手＝一岡竜司（広島）、

抑え投手＝呉昇桓（阪神）、捕手＝阿部慎之助（巨人）、一塁手＝ゴメス（阪神）、二塁手＝菊池涼介（広島）、三塁手＝堂林翔太（広島）、遊撃手＝鳥谷敬（阪神）、外野手＝丸佳浩（広島）、エルドレッド（広島）、バレンティン（ヤクルト）


▽パ・リーグ　先発投手＝岸孝之（西武）、中継投手＝佐藤達也（オリックス）、

抑え投手＝サファテ（ソフトバンク）、捕手＝嶋基宏（楽天）、一塁手＝中村剛也（西武）、

二塁手＝浅村栄斗（西武）、三塁手＝松田宣浩（ソフトバンク）、遊撃手＝今宮健太（ソフトバンク）、

外野手＝糸井嘉男（オリックス）、陽岱鋼（日本ハム）、中田翔（日本ハム）、ＤＨ＝ペーニャ（オリックス）




【侍ジャパン】１１・１２からＶＳメジャー６試合　小久保監督「本気でいく」


日本野球機構（ＮＰＢ）は１０日、「日米野球２０１４」の開催を発表した。１１月１２日から、小久保監督率いる侍ジャパン対ＭＬＢオールスターチームが６試合（５戦で勝ち越しチームに賞金が発生するため、

６戦目はエキシビション）を戦うほか、強化試合も２試合行う。

　８年ぶりの日米野球はこれまでとは違い、日本代表が統一のユニホームでＭＬＢと対戦する。

小久保監督は「これまでは親善試合の意味合いが強い大会だったが、今回は日本代表として本気でぶつかりにいく。手ごわい相手だが、ファンの皆さんには真剣勝負を見てもらいたい」。

ヤンキース・田中やレンジャーズ・ダルビッシュのＭＬＢ選抜への参加の可能性もあり、２０１７年の第４回ＷＢＣに向けた貴重な実戦となる。

小久保監督参加の記者会見を８月にも行う予定で、数人の日本代表選手の参加も検討されている。