イーグルスファンコミュのジョーンズがサヨナラ３ラン！

ジョーンズがサヨナラ３ラン！

交流戦楽天３―０広島（5月31日コボスタ宮城）

楽天は０―０で迎えた９回１死一、二塁、ジョーンズが左越えへ１４号３ランを放ってサヨナラ勝ち。美馬が７回５安打無失点と好投すると、斎藤、福山とつなぎ、広島打線を零封した。福山は今季２勝目。

楽天は広島先発・大瀬良を攻略できず、５回までわずか２安打に封じられていたが、６回には２死から藤田の中前打と四球で一、二塁の好機に。

岡島が左前打で藤田が本塁へ突入するも、エルドレッドの好返球に阻まれて得点はならなかった。

９回には先頭の藤田が右前打で出塁すると、聖沢の犠打と岡島の敬遠四球で１死一、二塁に。

ジョーンズがフルカウントからの変化球を捉えて左翼スタンドへ運び、４番の意地を見せつけた

美馬　粘って７回無失点「抑えられて良かった」投球リズムは反省

美馬は７回無失点でも４月８日以来の白星を得ることはできなかったが、粘った投球が光った。

５回を除いて毎回得点圏に走者を置きながらカーブやフォークボールをうまく使って切り抜け、「何とかゼロに抑えられて良かった」とほっとしていた。

　課題だった決め球の制球はクリアしたが、投球リズムには反省が残った。「次回は打線に勢いを与えられるような投球ができるように頑張ります」と話した。

　▼佐藤監督代行（代行として本拠地初勝利）「うれしいです。連勝して借金を返していきたい」

　▼藤田（９回に先頭で出塁）「ジョーンズに回せば何とかなると思った。決めてくれてよかった」

　▼福山（９回を３人で抑えて２勝目）「美馬さんからのいい流れに乗らせてもらった」

星野監督の応援ボードでスタンド埋まる

試合開始前のスタンドを、星野監督の応援ボードが埋めた。

球団の発案で、来場者全員に配られたもの。球場アナウンスにあわせ、広島ファンを含む多くの人が掲げた。

応援団からは「頑張れ、頑張れ、星野！」のコールが起きた。腰痛で休養中の同監督の早期回復を願っていた。

松井裕　イースタンで１カ月ぶり先発　圧巻の６回１５Ｋ零封！

２軍で再調整中の楽天・松井裕が３１日、イースタン・リーグ西武戦（鶴岡）で先発した。

　初回に中前打と四球で無死一、二塁のピンチをつくったが、ここから圧巻の６者連続空振り三振。

６回１００球を投げ計１５奪三振、２安打無失点でマウンドを降りた。　

　新人左腕は「先発は先発なりにやることがある。いい流れをつくりたい」と初回から思い切り腕を振った。直球は最速１４９キロを計測。変化球も冴えわたった。
　
　１５奪三振のうち、見逃し三振は１つだけ。相手打線のバットは面白いようにクルクル回った。

　同リーグではここ４試合は中継ぎ登板。先発は５月５日の同リーグ日本ハム戦（鎌ケ谷）以来、約１カ月ぶりだった。