イーグルスファンコミュの美馬は右下腹部打撲

楽天は４連敗


楽天は先発・美馬が打球直撃で１回で降板するアクシデント。

打線は再三得点圏に走者を進めながらもあと１本が出ず、７安打４四死球ながら１０残塁。今季初の４連敗となった。




今季初４連敗　星野監督、打線テコ入れ「ぐちゃぐちゃにしてやる」

楽天は打線が振るわず、今季初の４連敗を喫した。得点圏の走者を置いた５度の好機で全て凡退。

星野監督は「受けの姿勢という感じがする。ぐちゃぐちゃにしてやる」と打線の組み替えを示唆した。

投手陣では美馬が１回にクルーズの打球を受け、この回限りで降板。新人の相原と長谷部がともに
３回無失点と粘ったが、８回に青山が失点。指揮官は「若い投手が試合をつくったのに、青山で簡単に取られる。あれで負け」と厳しかった。




美馬、打球直撃のアクシデント　１回１７球で降板


今季２勝目を狙った楽天の先発・美馬だったが、下腹部に打球が直撃するアクシデントで１回３安打２失点、１７球で降板した。

　初回、先頭の伊志嶺に初球の直球を打たれて遊撃内野安打とされると、続く鈴木に右前打、井口には四球を与えて無死満塁のピンチを招いた。

４番サブローは二ゴロ併殺打に打ち取ったが、この間に伊志嶺が先制のホームを踏んで１―０。

なお２死三塁から角中が打ち上げた打球は遊撃後方へフラフラと上がったが、左翼の枡田がキャッチできず、２点目を許した。

　なお２死二塁、続くクルーズの痛烈なピッチャー返しが美馬の下腹部を直撃。

グラウンドに倒れ込んだが、前にこぼれたボールを何とか一塁へ送球して３アウトとした。しかしダメージは大きく、美馬はチームメートに支えられてベンチに戻り、この回でマウンドを降りた。

２回からはドラフト７位ルーキーの左腕・相原が登板した





打球直撃の楽天・美馬は右下腹部打撲「ダメです。やばいっス」

ロッテ戦の１回にクルーズの打球を下腹部に受け、１７球で降板した楽天・美馬は痛みがひかないため、試合中に仙台市内の病院へ向かい、診察を受けた。

球団トレーナーによると診断結果は「右下腹部打撲」で、今後については「あす以降の状況をみて」という。

　治療後、球場に戻った美馬は、敗戦と下腹部の“二重の痛み”に青ざめた顔で「ダメです。やばいっス。死にそう…きょうは勘弁してください」と話すのが精いっぱい。何とか自ら運転する車で帰途についた。





ユーキリスは左足底筋腱炎　全治は未定


楽天は２９日、左かかとを痛めて出場選手登録を外れたユーキリスが２８日に仙台市内の病院で「左足底筋腱炎（けんえん）」と診断されたと発表した。

全治は未定で、復帰は患部の回復具合を見ながら判断する。

マー君デビュー５戦４６Ｋは史上３位

記録会社エライアスによると、ヤンキース・田中の初登板から５試合合計４６奪三振は、１９００年以降の大リーグでは５５年のＨ・スコア（インディアンス）の５０、２０１０年のＳ・ストラスバーグ（ナショナルズ）の４８に次ぐ３番目の多さとなった。

また、１９２０年以降のヤンキースの新人（有資格者）で２桁奪三振を３回以上記録したのは、６３年のＡ・ダウニング（８回）以来２人目。ただし、ダウニングは６１、６２年にもメジャー登板があり、純粋な１年目では田中が初めてだ。




川井２軍で２勝目　６回無失点


＜イースタン・リーグ：楽天４−０西武＞◇２９日◇宮城県利府町

　川井が２勝目を挙げた。１３０キロ後半の直球と１００キロ前半のカーブを組み合わせ、６回を４安打０封に抑えた。

大久保２軍監督は「ずっと安定している。球もすごく強いし、若手のお手本になる」と頼れるベテランが仕上がってきていると太鼓判を押していた。



ドラ９今野が自己最速151キロ連発


ドラフト９位の今野が、自己最速を更新する１５１キロを記録した。４点リードの９回２死二塁からマウンドに上がると、直球で押した。ネット裏の西武スコアラーのスピードガンでは１５１キロを連発し、驚かせた。楽天側のスピードガンでは１４９キロだったが、１９日の日本ハム戦では１５０キロを計測していた。

　高校時代は最速１４６キロで「初登板の時に１５０キロ出るなんて思っていなかった。今日はボールが走っていたし、前回より緊張がなかった」と打者１人をしっかり抑えられたことを喜んでいた。




北川「完璧」の今季初本塁打


北川が今季初の本塁打を放った。１点リードの６回２死走者無し。カウント２−０から西武佐藤の内角高め１４１キロの直球を強振した。

　「打った瞬間、完璧でした」と打球はあっという間に左翼スタンド中段のネットに突き刺さる、推定１１５メートルのソロ本塁打となった。「真っすぐが来たら振ろうと思っていたので、とらえられて良かった。これからコツコツ積み重ねていきたい」と笑顔だった。







松井裕２軍初登板は５・５日本ハム戦

松井裕の２軍初登板が５月５日の日本ハム戦（鎌ケ谷）となることが２８日、分かった。

大久保博元２軍監督が「鎌ケ谷の頭で投げるよ。中６日だったのを１回飛ばして、大体中１０日くらいになると思う」と明言した。前回登板は２３日の西武戦だったため、中１１日で２軍のマウンドに上がる。

また今後の育成方針についても言及。１軍では中６日でローテを守っていたが「試合をメーンにすると練習量を落とさないといけない。下では状態を見ながらだけど中７、８日で回すつもり」とした。

登板間隔を長くし、他の高卒新人と同じように下半身強化を中心とした体作りをしていく。

酒井２軍投手コーチも「調整が許されるのは登板する午前中だけ。前日まで強化メニューだし、投げた午後も強化。これは２軍のベテラン以外の先発全員がやっていること」と徹底的に鍛え上げるつもりだ。

この日２軍は自主練習日だったが、松井裕も午前１０時前からグラウンドに出て、キャッチボールやランニングで体を動かした。

大久保２軍監督は「毎日がキャンプだよ。高いレベルにして、ポンと上に上げられるようにしないとね」とじっくり育てると話していた。



ドラ６横山　２軍での初先発へ意欲

　ドラフト６位の横山が２９日、２軍での初先発に向けて意気込みを語った。

　３０日に利府で行われる西武戦での登板が予定されている。

この日も普段と変わらずにキャッチボールや短距離走で体を鍛えた。公式戦での先発は大学２年以来だと話し、「ちゃんと投げられるか心配です。でもやるからにはしっかり抑えます」と話した。




「楽天ボウカー」数日中にも来日へ


　楽天が獲得する元巨人のジョン・ボウカー外野手（３０）が早ければ数日内に来日することが２８日、分かった。

球団関係者によると、すでにビザなどの手続きを進めており、準備が整い次第来日する。

日本でメディカルチェックを受けた後、正式契約の運びだ。チームは現在３連敗中で、借金２の４位と停滞している。４番ジョーンズが打率１割台に低迷し、５番を打っていたユーキリスは左かかとを痛め、２軍で再調整中と打線の不振が大きな要因。ボウカーは昨季、巨人で１４本塁打を放っており、クリーンアップの一角として期待される。



星野監督、マー君に感心「負けるかと思ったけど、負けないな」


メジャーでも負けないマー君に古巣の指揮官も感嘆。楽天・星野監督が２９日、昨年までチームのエースだったヤンキース・田中について言及した。

　田中は２７日（日本時間２８日）のエンゼルス戦に先発し、６回１／３を５安打２失点、１点ビハインドで降板しながらチームの逆転勝ちで、一昨年からのレギュラーシーズンの不敗神話を継続。星野監督は「(きのうは)負けるかと思ったけど、負けないな」と感心しきり。




コボスタ宮城に「適合統一球」　ＮＰＢ立ち合いで運び込み


日本野球機構（ＮＰＢ）は飛びやすくなっていた統一球を２９日から一斉に規定に適合した球に切り替える。

コボスタ宮城では午前１１時過ぎに、ミズノ関係者がＮＰＢ関係者立ち会いの下、「適合統一球」を４箱、審判控え室に運び込んだ。１箱に１０ダース入っており、計４０ダースとなる。