イーグルスファンコミュのＫスタ→楽天ｋｏｂｏスタジアムに　電子書籍の会社名

Ｋスタ→楽天ｋｏｂｏスタジアムに　電子書籍の会社名


楽天の本拠地、宮城県営宮城球場の命名権（ネーミングライツ）を、球団の親会社の楽天が獲得したことが１４日、分かった。楽天は年間２億１００万円を支払い、新たな球場名は「楽天ｋｏｂｏスタジアム」になる。

同球場の命名権は２００８年から日本製紙が保有。「日本製紙クリネックススタジアム宮城（Ｋスタ宮城）」の名称で親しまれてきたが、日本製紙が年内で満了する契約を更新せず、宮城県がスポンサーを募集していた。県などによると、１４年１月から３年以上、年２億円以上の条件で売却先を募集していたが、楽天を含む２社が応募し、県教育委員会で審査していた。

「ｋｏｂｏ」は楽天が提供する電子書籍サービスのブランド名。宮城県は楽天が宮城球場を本拠地として使用した０５年から命名権を売却しているが、今回初めて「楽天」の文字が入る。







最後の！？マー君カレンダーが完売、追加生産中で入荷日未定



田中将大投手（２５）の２０１４年カレンダー（税込１２００円）が、１４日までに一時完売した。仙台市内の楽天のグッズショップで販売されている４７選手の個別カレンダーのうち、マー君のものだけが売り切れ。現在、追加生産中で入荷日は未定だ。

Ａ３サイズの壁掛けタイプで、表紙は右手の人さし指を立てて「１番」のポーズ。グッズショップの店員は「来年、田中投手が残るか分からないので、と買っていくファンの方が多いです」。新たなポスティングシステム（入札制度）が決まり、大リーグ挑戦となればプレミア化は必至。他にもキーホルダーやタオルなど、田中関連グッズはいずれも品薄だという。

田中はこの日、午前中にＫスタ宮城で約４時間半の自主トレ。「何もないです」と進展なしを強調し、足早に球場を後にした。立花陽三球団社長（４２）が米国でのウインターミーティングから帰国し、１７日に日米間で新制度が締結されれば、ただちに田中と直接会談する方向。球団の残留要請に対し、田中がどう応じるかで、グッズの売れ行きはさらに左右されそうだ。




嶋、連覇へ慢心なし　２９歳誕生日にハワイで始動



嶋基宏捕手が１３日（現地時間）、２９歳の誕生日を迎えた。チームを日本一に導いた正捕手は、優勝旅行先の米ハワイで家族と楽しいひとときを過ごしながら、この日に練習を再開。リーグ連覇、連続日本一に向けて慢心はみじんもない。


ハワイでの始動は午前６時半。筋力トレーニングをした後、藤田一也内野手を相手にキャッチボールを行い、心地よい汗を流した。

昨年の誕生日は仙台で家族と過ごした。優勝旅行中の記念日に「たくさんの人に祝ってもらった。うれしい」と喜ぶ一方で「ここからがスタート」と来季を見据える。


連覇に必要なのは個人の意識だという。勝利のために全選手が一丸となって戦った今季を振り返りながら、「みんなチームが一つになることがどれほど大切か実感したはず。（優勝を）また味わいたいと思うなら、一人一人の意識を一層高めないといけない。また、そういう選手しか生き残れない」と強調する。


今季随所に見せたリーダーシップに加え、毎年１月の自主トレーニングには若手を誘う面倒見の良さでチームメートから一目置かれる。注目のドラフト１位、松井裕樹投手（神奈川・桐光学園高）には「初めてのことばかりで疲れると思う。最初は先輩にアドバイスを求めづらいが（自分は）聞かれやすい人間でいたい」と気遣う。


優勝旅行前の契約更改では４年の複数年契約を結んだ。「今季の戦いで見つかったチームの方向性を来季は固める年。一年でも長くプレーできるよう、自分自身の意識をもっと高めていきたい」。２０代最後のシーズンを常勝軍団への足掛かりにする決意を示した。





嶋が連覇へ必勝３カ条！団結、運、意識



嶋基宏捕手（２９）が１３日（日本時間１４日）、２０代最後の誓いを立てた。ハワイ優勝旅行中に２９歳の誕生日を迎え、「たくさんの人に祝ってもらえてうれしい。

みんなで優勝旅行をして、良い思い出になった」と喜びをかみしめながら、「ここからが新しいスタート」と気持ちを引き締めた。連覇に必要な要素は何か。３つ明かした。



＜１＞全員同じ方向に進む　星野監督の就任当時は、「どんな監督だろう」と選手の意識はバラバラだった。徐々に「監督の胴上げ＝優勝」に固まっていった。嶋も「チームが１つになることが、どれだけ大事か分かった」と痛感した。



＜２＞運を引き寄せる　待っていてもチャンスは来ない。「チャンスをしっかりつかめるように、明るく声を出すことが大事」。試合中、そして練習中からいつでも元気でいることが、成功につながる鍵と説いた。



　＜３＞意識を高く持つ　「自分から率先して練習したり、一番はグラウンドで示すこと」。その言葉通り、誕生日のこの日は朝６時半から、約２時間のトレーニングで汗を流した。家族サービスの傍ら、合間を見つけて来季に向けて始動した。



「今年１年でみんな、『やれるぞ』というものが見つかったと思う。それを固める１年にしたい」と力強く言った。優勝で得た自信を、連覇で確信に変える




嶋、松井裕のアニキになる「いい環境をつくりたい」


嶋基宏捕手（２９）が、ドラフト１位左腕・松井裕樹投手（１８）の相談役に名乗りを上げた。誕生日を迎えた現地時間の同日、来季に向けて本格始動した。

「来年もう一度、優勝して、ここに来たい」と日本一連覇を誓う一方、今オフに４年契約を結び、今後もチームを背負っていくリーダーとして「周りが聞きに来やすい人間でいたい」と注目の新人をバックアップする考えだ。



苦労する新人を目の当たりにしてきた。６年前には、大卒と高卒の違いはあるが、田中と同期で楽天に入団した。「（新人は）野球面以外でも、すごく疲れる。


今まで以上に報道陣にいろんなところで囲まれたり、慣れない中で毎日練習したり、先輩と食事をしたり。変な疲れはあるだろうけど、今まで通りの彼のペースでやってくれれば。そのために、いい環境をつくっていきたい」。星野監督が、田中以来の「金の卵」という逸材を放っておくわけにはいかない。



この日は、星野監督の招待で、オアフ島が一望できるゲストハウスでナイン、関係者によるバーベキューが行われた。嶋自身、チームの結束が何よりも重要だと考えている。

「意識が高いメンバーしか残っていかない。今年で、みんな、やれるんじゃないかと分かったし、方向も見つかった。来年は固める一年にしたい」。来季、入団してくる新人も同様だ。さらに一丸となるチームへと導き、再び頂点を目指す。