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イロはココ!カラーコミュニティコミュのフェルメールブルー(絵画の中の色2)

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数年前、神戸市立博物館で『栄光のオランダ・フランドル絵画展』を見ました。
出展の目玉は、なんといってもフェルメールの『画家のアトリエ』!!

『画家のアトリエ』 は、サイズが大きいのですが、その絵に向かって律儀に並ぶ長蛇の列・・・
「あ〜、日本人だわ・・」と思いながら、やっぱり並んでしまう自分。(笑
でも、おかげで、じっくり見いりました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

光が当たるモデルの女性の、鮮やかな青と黄色が印象的なドレス。
(写真左)
この光の当たり方が、さすが絶妙!
「なんて、高そうなドレスなの〜!」と思ってしまうのは私だけ??
                                   

そう!この鮮やかな青色。本当に「高い」のです。

「フェルメールブルー 」と呼ばれる鮮やかな青色。

これは、古代エジプト、ツタンカーメンの黄金のマスクにも
使われたラピスラズリという石を
砕いて作った色で、フェルメールの時代、とても高価な絵の具でした。

そして、この「フェルメールブルー」が印象的な作品に、
『青いターバンの少女』 があります。
(写真右)


この作品は、別名『真珠の耳飾りの少女』 とも呼ばれますが、
「真珠の耳飾りより、青いターバンでしょ!?」と思うのは、私だけではないはず。

そして、この少女もやはり、「青×黄色」の組み合わせ。
左側から差し込む光の中、鮮やかな青と黄色のコントラストが、
少女に力強さを与え、ますます、イキイキと輝きます。


亡くなった時には多額の借金があったと言われるフェルメール。
きっと、この鮮やかな青色には、
お金にはかえられない魅力があったのでしょうね・・・。

__________________

ヨハネス・フェルメール             
1632年 デルフトに生まれる          
1675年 デルフトで亡くなる          
生涯のほとんどをデルフトで過ごした。
残した作品は30数点にすぎない。

*デルフト・・・現在のオランダのロッテルダム近くの町
        陶器の「デルフト焼」が有名     

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