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続・ドラえもんコミュの【俺達の空き地がなくなるらしい】

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俺達の空き地がなくなるらしい


【ドラえもん スピンオフ】
〜ジャイアンSIDE〜


会社帰り、いつものように上司に連れられ居酒屋で呑んでいる時にその電話はきた。
「もしもし、ジャイアン?」
のび太だった。研究所に篭りっきりのあいつから電話をしてくるなんて滅多にないことだ。
「おう、久しぶりだなのび太。お前から電話してくるなんて珍しいじゃねーか」
「あはは、そうだね。元気にやってる?」
「まぁぼちぼちな、それよりお前何か用があってかけてきたんだろう?」
「うん、それがさ。子供の頃よく遊んだ空き地のこと覚えてる?あそこ今度家が建つらしいんだ。それで、用件はそれだけなんだ。でもなんか伝えなきゃいけないような気がしてね。」
「あぁあそこな、そうか。」
「じゃあまた今度食事でも、今実験の途中でね。」
「おう、しずかさんによろしくな。」
「うんそれじゃあ。」


久しぶりの会話は嬉しかったが、見飽きたボロアパートに着き風呂に入る頃には空き地のことはもう忘れていた。



それから一週間。
ぎりぎり新卒で入社したこの被服会社にもう5年いるが、未だ営業回りの俺は今日も新素材片手に電車に揺られてる。
「午前の分はもう終わりだな、飯食うか。」
別に相手がいるわけでもないのに独り言を言ってしまう。最近の悪い癖だ。
「おっとその前に、午後のリストを...。ん?ファッションブランド"ボーンリバー"...骨川グループ?」
(骨川...骨川...スネ夫の会社か!!)



オフィス街。目の前にあるのは骨川グループビルだ。
(しかしでかいビルだな。見上げるだけで押し潰されそうだ)。
フロントに名前を言うと商品開発部ではなく社長室に呼ばれた。まぁ予想はしていたがな。




社長室の扉が開かれると絵に書いたような社長椅子に座ったスネ夫がいた。隣にいた秘書はスネ夫に耳打ちされると俺に一礼し部屋を出ていく。

「やぁジャイアン!久しぶり。」
「おおスネ夫ー!お前変わらねぇなぁ。」
「なんだよ、ジャイアンだって変わらないじゃないか。」

そういえばこの懐かしい感じこの前にも...

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