Label : Penguinmarket Records/YOUTH INC. Distribution : Knowledge Alliance/PCI MUSIC
『現実に潜む非現実を絶妙なる平熱感覚で切り取った”無限性の美”』
自主制作限定mini album 『LightEmittingDiode』以来、実に5年ぶりの音源にして初のフルアルバム!!既に様々なフィールドでキャリアを有するメンバーから成る7人組。Jazz,House,Ambient,Minimal,Electronica,Krautrockなどの多様な要素と確かな演奏力に裏打ちされたバンドアンサンブルはライブにおいて既に各方面で高い評価を得ている。事実上のデビュー作になる今作品のテーマは朝から夜、春から冬、生と死、人為と無為、人工と自然といった日常に潜む微細な事象から森羅万象にまで及び、それらの持つ無限性と美を独特な平熱感ともいうべき視点で切り取り、再構築した作品と言える。そしてそれらの楽曲はメンバーそれぞれが持ち寄った世界各国のフィールドレコーディング素材から曲を組み立てるというコンセプチュアルな制作スタイルのもと、独自のサイケネスに彩られた新たなサウンドスケープを紡ぎだしている。既存のインスト/ポストロック勢とは明らかに一線を画し、極めて映像親和性の高いその立体的かつ緻密な音のタペストリーを前にデビュー作にして傑作誕生!!
アートワークはメンバーがコラボを熱望したマンガ家であり映像作家でもある異才、タナカカツキが担当。 1966年、大阪府出身。弱冠18歳でマンガ家デビュー。以後、映像作家、アーティストとしても活躍。マンガ家として『オッス!トン子ちゃん』、『バカドリル』(天久聖一との共著)など作品多数。1995年には、フルCGアニメ『カエルマン』発売。CM、PV、テレビ番組のオープニングなど、様々な映像制作を手がける。そしてL.E.D.のアルバム『GAIA DANCE』の制作のきっかけを与え、コンセプト自体の土台にもなったという『virtual drug ALTOVISION』を2008年に発表。この作品での身体的映像体験は、まさに人類未踏というべきもので、五感を震わせ、五官への刺激がこれ以上超えられないほどの極みに達している。