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中世英文学コミュの『The Canterbury Tales』を読む。

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はじめまして。
まだ参加したばかりなのですが、中世英語で有名なカンタベリー物語についてのトピがなかったので、立ててみました。
きっと、この話は知っている方が多いと思います。
この話のここが好きとか、語法などの質問など、気軽に活用していただければ嬉しいです。

よろしくお願いします。

コメント(3)

早速ですが(^^;)
20行目
Redy to wenden on my pilgrimage

ですが、ここでのwendenはどういう語法変化でこうなったんでしょうか。
goという意味ですが、wend went wented と変化すると思うんですが、それとwendenとではどう違うのでしょうか。

基本的なことを質問してしまいすみませんがよろしくお願いします。
ちょんまげKameko★さん

はじめまして。
wendenは、不定詞の語形です。
古英語以来の語尾 古英語 -an > 中英語 -e(n)
を持っている語形になります。

なお、中英語では不定詞は wenden。
異形として wende, wendがありました。
OEDによれば、wendという形は14世紀から、と書かれています。

wendenとwendの違いは、したがって、古英語以来の語尾を保持しているかいないかの違い。どうして保持しているかといえば、1つは
詩の場合、音節の数と韻律に理由が求められます。ここは
弱強五歩格のペンタミター(pentametre)ですから、必要なのです。

もう一つ、wenden のあとに母音で始まる語 on が続いていますね。
これも、語尾の子音 -n が保持される要因と思えます。
中英語は、徐々に語尾の発音が弱化して、発音されなくなる傾向にありましたが、次に母音が来ると、その前の子音はあまり消えなかったようです。消えると、母音動詞が同化してしまうので。

この現象は、今でも不定冠詞の発音に残っていますね。
母音の前では不定冠詞は an と、古英語以来の子音 -n をちゃんと残しているのと同じだと考えて下さい。それ以外のところでは子音は弱化して発音されなくなり、 a と書かれるようになった次第です。
わぁぴかぴか(新しい)本当分かりやすい説明ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)るんるん
不定詞が関係するとは思ったのですが、先生の説明でもちょっと分からなかったもので、本当助かりました!ありがとうございました!

今後もこのトピ活用できると嬉しいです。

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