ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

J's Bar / New YorkコミュのいいねビエンチャンはII

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 俺、矢沢。みんな元気してる?Hey hey.仕事がさー、忙しくって、ちょっとコミュニティから遠ざかっちゃたよ。わりいーな。
 先週の月曜日にNYからさーシンガポールに戻ってきたよ。また25時間のフライトだ。疲れるね、まったく。今回はさー、成田でトランジットが2時間しかなかったからな、中にあったカフェでイエビスの黒ビール飲んだだけで終わったよ。でもうまかったな。さすがイエビスだ。それだけでも救いだったね。そして、7時間後にはチャンギに到着だ。おっと、今回はホテルに泊まらず、家にまっすぐ帰ったぜ。前回から大進歩だ、すげーだろ。
 ふっ、なんせ、かみさんに時間を連絡しないで、黙って帰ってきたからな。寝ちまったら気づかないと思ってね。案の定、何も文句はこなかったぜ。俺の作戦がちだ。どうだ、矢沢、頭いいだろー。成り上がりは頭が必要ってこと。まあ、前回の経験からさー、余計な事は口にしない方がいいってことを学んだよ。「キジも鳴かずば撃たれまい」ってことわざがあったな。そんなもんだろ、人生って。
 そう、前回ビエンチャンで北朝鮮直営の焼き肉屋へ潜入するところまで話して、それっきりだったな。ありゃー、いい店だったよ。
 店の名前は...これが、わかんねーだよ。なんせハングルしかねーからな。俺にこの情報を教えてくれた知り合いが店の名前がわからないといった意味がわかったよ。俺も次回、誰かに聞かれたら同じこと言うだろうな。ま、とりあえず、“北朝鮮直営焼肉本舗ビエンチャン支店”とでもしておくか。ネーミングが、ちょっと仰々しいけどな、勘弁してくれ。
 それで、窓が全部黒いシールで見えなくしてあるんでね、外から見ると超あやしいんだよ。どきどきして入ったらさー、中は広くて蛍光灯ががんがんついていてめちゃくちゃ明るいじゃない。そしたら、いきなり、手前で5人くらいで飯食いながら、ジョニ黒飲んでいたオヤジ達が一斉にガン飛ばしてきてね、びびったよ。鋭い目だぜ。俺も昔は悪くてね、かなりの修羅場をくぐり抜けきたつもりだけどさー、あのオヤジ達の眼力は違うな。なんつかー、こう獲物をさー見定めるような感じだよ。本国に連れて行くかどうか判断していたじゃねーかな。
 そんなかんだで、入り口に立っていたらさー、チマチョゴリを来た女性がにっこり笑いながら近づいてくるじゃん。それがまたマブくてね。びっくりしたよ。もう次の瞬間、「アニハセヨー」って反応しちゃったね。
 席についてからはハングルメニューと大格闘だ。まあ、焼き肉は勘でなんとかわかるんだけどな、期待していた平壌冷麺がメニューで見つけられないんだよ。しょうがねーから、「ピョンヤン・レーメン・ジョセヨ」って試しに言ったら、通じたよ。すげーな俺も。明日から本国で生活できそうだって感じたね。
 連れは、何かわからない辛そうなスープを頼んだ(メニューの指差しで)んだけど、後で来たら豚足の煮込みだったよ。初めて食ったけど、臭みもなくてさー、意外にいけるんだよ。矢沢、コラーゲンばっちり取っちゃた。何の意味もないけどな。
 最初は、ラオスのビール、ラオビールで乾杯だ。なんと、チマチョゴリ彼女のお酌付きだぜ。ちょっとはじらいながらさー、お酌してくれるんだけど、そこがたまらなくてね。思わずもう1本大ビン頼んじゃったよ。
 それでさー、もしかしたら北朝鮮産の焼酎があるんじゃねーかなと思ってね、聞いてみたらさ、これがばっちりあるじゃない。早速、試してみたら、これがJINROやチャミツルなんか比べ物にならないほど美味なんだよ。わりー、全部ハングルだから名前がわかんねーだよ。写真みてくれ。
 今考えたら、どうやったら平行輸入できるのか聞いときゃよかったと思ってるよ。話題呼んで売れそうだけどね。そうだな、J'sバーでさー、このSOJUと前回紹介したラオラーオを混ぜて、フルーツ系リキュールとソーダかなんか入れてロング・カクテルとして売り出しらどう?名前は「テポドンIII」あたりでさー。しかし、その場で輸入方法を聞くのを忘れたからな。どうも、矢沢、ビジネス感覚に疎いね。反省だ。
 店の一番奥はステージになっているんだけどさー、演奏用器材とか置いてあって演奏ができるようになっているんだよ。ただ、平日だから喜組の演奏はないらしいな。矢沢、ちょっとがっかりしたね。ギグできるの楽しみにしていたからさー。その代わり、テレビでなんか演歌っぽい歌のプロモーション・ビデオが流れたよ。北朝鮮なのか韓国の曲なのか俺もわからなかったな。
 焼き肉もビビンバもうまいぜ。キムチは若干薄味だったな。矢沢は、NYのフラッシングで食うキムチの方が好みだ。注文を運んでくれる女性はさー、赤一色のチャイナドレスのような服を身にまとうこれまたマブイ女でね、チマチョコゴリの女性と甲乙付けがたかったよ。拉致られるなら、どちらがいいか、矢沢マジで考えたけど、赤い服の女性に決めたよ。でも、相手は何とも思っていなかったようだけどな。
 期待していた平壌冷麺はさー、味が薄くて、ちょっとがっかりだったな。麺はうまいんだけどさー、汁にパンチがなくてね。醤油足したかったけど、説明するのも面倒だからそのまま食べちゃった。まあ、全体的には満足だったな。最後に赤い服のねーちゃんにせがんでさー、記念撮影だけさせてもらったよ。連れはチマチョゴリの女性とツーショットだ。ラオスでのささやかな幸せってやつだな。みんなもさー、ラオスに行く機会があったら、ぜひ寄ってみなよ。いい店だ。しかし、あの店の機能は一体なんなのか未だにわからないね。情報収集部隊(ラオスじゃしょうがねーか)なのか、それとも資金稼ぎなのかね。まあ、矢沢からすれば、どちらでいいんだけどな。さらば名もなき北朝鮮直営焼肉本舗ビエンチャン支店、また来る日まで。
 ラオスからシンガポールへ戻る時が来たよ。長かった出張のフィナーレだ。帰りがけ、とどめにホーチミンシティで6時間のトランジットがあるから連れと一緒に入国して街に出ようって計画してたんだよ。うまいフォー(ベトナム麺)食べようっていうんでね。
 それで、ホーチミンの空港で連れが移民局を通過。次いで、俺も出ようとしたら「トランジットの時間が短いんでだめだ」って入国拒否するじゃん。俺もさーかちんと来てね、「俺の連れも一緒なのになんで通過できたんだ」って詰め寄ったよ。こういうとき、矢沢は一歩も引かないからね。それで、押し問答していたらさー、ようやく係員がしぶしぶ通してくれたよ。矢沢をなめんなよと思ったね。それで、連れと街に出ようとしたらさー、連れが「ここからはシンガポール航空だからな...」ってぼそりと言うわけ。俺はベトナム航空だし、はて?と思って、チケットを再確認したわけよ。そしたら、2人の飛行機は全く別で、俺のトランジットは2時間しかないじゃない。なんだよ、道理で係員が拒否したわけだ。しかもそれ、矢沢ごり押しちゃったってわけだ。全く間抜けな話だ。結局、俺は、連れと空港の中で、ビール飲みながらベトナム料理を食って終わったよ。そして、矢沢は一足先に連れを置き去りにして、シンガポールへ戻ったというわけだ。また、矢沢のシンガポールの生活が始まるぜ。それじゃみんな、また、よ・ろ・し・く。

コメント(3)

お疲れさまです。ラオス辺りだと北朝鮮が武装ゲリラ等への武器売却の中継点なんでしょうな。またそれぞれのネタを肴に、いつかJ'sで飲みたいものです。矢沢のシンガポールライフ。近況楽しみにしてます。
拉致られるなら赤い服の女なんですね。白黒のスパイ物の映画を思い出しました。
Eclipseさん
どうなんですかね。ただの資金稼ぎのような気がしますが。ローカル料理より高めでしたけど

Penserpenguinさん
やっぱりそうですか?結構美人でしたよ。写真はあげません(私の宝物です)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

J's Bar / New York 更新情報

J's Bar / New Yorkのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング