ゲゼルとベーシック・インカムコミュのヤマナシコインＹＣを提案します

私が住む山梨県民は現在８６万人である。アイスランド国民の２．６倍で、まず日本円に代わる地域通貨としてはちょうどいい規模の通貨実験ができる大きさである。

山梨県通貨を電子通貨のように、ヤマナシコインとして、それをＹＣと略しておく。

１，最初の発行総額は毎月県民の最低生活費の配給額とそれを発給管理回収する流通手数料の一年分とする。

県民一人月最低生活費10万円とその発給管理回収費４万円として、８６万人分を　１２０４億円＝１２０４ＹＣ毎月発行し、その年総額１兆4448億円＝1兆4448億ＹＣとする。

２．毎月始め配給とし、毎年回収（米の生産に準ずる）。
年回収方法は貯蓄税年率１００％、月率100/12％（８．３％）とし、地元の山梨中央銀行のオンラインで、配給回収を行う。
この配給と貯蓄税は山梨県住民のみ適応され、山梨県住民以外の日本国民また諸外国人には適応されない。

翌年の配給額はヤマナシコインの円為替の価格で、10万円相当のヤマナシコインが配給される。税率は年周期で変わらない。

３，ヤマナシコインはビットコインと同じく、国際通貨ドル円為替に準ずる為替に対応し、日本円との売買変動相場で決められる。そのレートで、諸通貨と交換できる。その為替手数料は１％であり、その取引売買は山梨中央銀行オンラインで、電信取引される。

そのヤマナシコインの入金出金は山梨中銀ネットバイキングまたキャッシュカードでできる。
山梨中央銀行はビザと、手数料0.1％で提携し、そのクレジットカードで世界中の商品が買え、また現金化また、ヤマナシコインを買うこともできるようにする。

４．もし、山梨県民が貯蓄税の自動徴収を嫌って、ほとんど円や外貨と交換した場合はどうなるか？

翌年以降は納税分とベイシックインカム分が等しくなるように設定してあるが、もし、貯蓄税がベイシックインカム分よりも少なかった場合は、その分はヤマナシコインの売買手数料１％のうちから、0.5％分の金融取引税を山梨中央銀行から徴収するので、それで補充することが可能である。

基本的に、貯蓄税と金融取引税はセットであり、貯蓄税は日割り計算で銀行預金から自動引き落としされる。年１００％の貯蓄税は、日０．２７％であり、１０万円のヤマナシコインの貯蓄税は日270円になる。貯蓄税を払うのを嫌ってすぐにヤマナシコイン１０万円を売れば、0.5％の金融取引税500円徴収される。

通貨の特性には、自由市場のゲーム性と富の平等分配の両方あり、それをうまく楽しく循環させることが必要であろう。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 04月04日 06:08

はじめまして。

理解不足で申し訳ありません。少し、教えて下さい。

ビットコインの通貨発行の仕組みも良くわかっていないのですが、基本、ビットコインのユーザーは、現実通貨との等価交換でビットコインを手に入れ、取引を開始するものと理解しています。
このヤマナシコインの場合は、県の予算の日本円を、等価交換的にヤマナシコインとして、県が発行する、という前提ですか？
また、この場合、山梨県内では、ヤマナシコインを基軸通貨にするというイメージですか？

> 毎年回収（米の生産に準ずる）。
『回収』とは、どういう意味ですか？また、『米の生産に準ずる』という意味も、教えていただけるとありがたいです。

具体的に、どんな運用になるのか、イメージしてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

[2] mixiユーザー 07月17日 06:01

すいません。今コメントがあったことを知りました。
ビットコインもヤマナシコイン、もまた外国通貨も　現金との等価交換はありません。
すべて　すべて商品価格が決定されるように　その需要と供給で　その交換価格が決まります。
ただヤマナシコインは分単位で決まるのではなく　日単位で決めたらいいと思います。
お金も米も商品も天下の回りモノ
お金は腐らないので　中央銀行が発行貸し出し回収して　世界を回っている
米などの食料品は賞味期限があり　生産と需要に合わせて天下の回りモノ
日本では米は毎年秋に収穫され、
稲作は一年おきで　生産消費される。
人間が食べなくても　稲は雑草のように　毎年育ち枯れる
それは自然の流れ　天下の回りモノです。
貨幣は永久に腐らないので　貸し出ししかできない
そのため　貸した金は返してもらわないと循環できない
ヤマナシコインは発行山梨県なので　一年で回収したお金を回収し　また貸し出す作業をする
それはちょうど
麻雀で　半ちゃんが終わったときに　点棒を回収し
再びゲームするとき　参加者でベイシックインカム　15000点配る
ヤマナシコイン利用者はいわば麻雀を楽しむメンバーのようなものです。

[3] mixiユーザー 07月17日 19:47

>>[2]

ありがとうございます。なんとなくイメージがつかめたような気がします。減価する電子マネーという感じなんですね。

私なんかは、面白そうな実験と思いますが、多くの人がそう思えるような、マインドを醸成するのが一番難しいのでしょうね。

現状、『減価するお金』の意味を理解してもらうことすら、難しいですものね。イサカアワーのように、もう少し小さい規模のコミュニティーから、スタートして、実績を作ってゆくしかないのかもしれませんね。