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史跡コミュの上座貝塚

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 千葉県佐倉市上座374ー1

 1982年04月06日、千葉県が史跡に指定。

https://www.google.com/maps/place/%E4%B8%8A%E5%BA%A7%E8%B2%9D%E5%A1%9A/@35.7216117,140.157137,18z/data=!4m5!3m4!1s0x60228646162564e5:0xc4f72e41002eadf8!8m2!3d35.7220308!4d140.1587744

 上座(ジョウザ)貝塚は印旛沼に注ぐ手繰(タグリ)川左岸の標高約25mの台地上にあり、貝層は直径約60mの範囲に点列状に分布していたと考えられていますが、現在では京成本線の線路によって南北に分断されています。
 発掘調査は、昭和32(1957)年に明治大学、昭和60(1985)年及び平成9(1997)年には佐倉市教育委員会、平成4(1992)年には印旛郡市文化財センターにより実施されました。これらの発掘調査成果では、約7000年前の縄文時代早期末の茅山(カヤマ)式土器やその時期の竪穴住居跡・炉穴等が検出されています。貝層は、真牡蠣(マガキ)・灰貝(ハイガイ)が主体となり、蛤(ハマグリ)・赤螺(アカニシ)・沖蜆(オキシジミ)等が混在する内湾性の貝による貝塚で、獣骨・魚骨類の出土は殆ど見られません。
 昭和32(1957)年の発掘調査で検出された茅山下層式期の炉穴は、煙道部が遺存していたため、炉穴の使用方法が地面を掘り込んでその中で調理等を行う物であった事が明らかとなり、その後の縄文時代早期の研究に大きく寄与しました。
 また、この貝塚は印旛沼水系において定住的生活が始まる縄文時代早期末の代表的遺跡でもあり、住居と炉穴の関係を知る上でも注目されています。

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