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史跡コミュの愛本新遺跡

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 富山県黒部市宇奈月町愛本新(アイモトシン)274

 1970年12月19日、富山県が史跡に指定。
 
 https://www.google.com/maps/@36.8871853,137.5450212,17z
 縄文時代中期から後期にかけての約2haに及ぶ大遺跡で、大正時代(1912〜26)に発見され、昭和45(1970)年に農業構造改善事業に伴う発掘調査が行われ、後期の住居跡や集石遺構などが発見されました。
 遺跡全体は調査後に浜砂で覆い埋め戻されて保存されています。
 住居跡は三棟が発見され、一号住居跡は10個の柱穴の配置から長径6.1m・短径5.0mの大きさと推定されます。
 集石遺構は、七基が発見され、10〜27cmの川原石を1.5m程の円形に集め、中央がやや高くなっています。
 この集石遺構の中から磨製石斧製作の加工途中の物や、擦り切り用の工具や打ち欠きの工具等が見つかったため、縄文時代中期には蛇紋岩製の磨製石斧を製作していた事が明らかになりました。
 また、数多く出土した中期前半の深鉢形土器の一つに、丸い鼻孔と三本指を持つ尾の長い四つ足で、顔を少し持ち上げた姿の家守(ヤモリ)の様な動物を口の部分に取り付けた造形が見られます。富山県内でこの種の動物の形を表現した物としては、砺波(トナミ)市庄川町の松原遺跡や南砺市井口遺跡から出土した土器に猪を表現した物があります。

コメント(2)

 愛本新地区からは黒部川扇状地の眺望が良かったです。

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