ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

史跡コミュの美旗古墳群

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 三重県名張市

 1978年10月17日指定。

 4〜6世紀にかけて当地を支配した有力者によって築造され、伊賀国で最大規模の古墳群となっています。現存している主な古墳は、前方後円墳五基・円墳一基・方墳一基で、既に消滅してしまった方墳や円墳も多い模様です。

*馬塚古墳
 名張市美旗町193
 https://www.google.co.jp/maps/@34.6621664,136.1340129,18z
 近鉄大阪線美旗(ミハタ)駅前に聳える前方後円墳で、美旗古墳群の中で最大の規模を持ちます。5世紀後半の築造で、全長142m、後円部は直径98m・高さ14m、前方先端部は幅100m・高さ6mになります。墳丘の前面は葺石で覆われ、前方部と後円部の接合部両側に造り出しがあり、まわりには、幅7m〜25mの周濠が見られます。

*小塚古墳
 名張市新田235ー50
 https://www.google.co.jp/maps/@34.6621664,136.1340129,18z
 一辺約15mの方墳ですが、かなり破壊されています。馬塚古墳の陪塚(バイチョウ)と考えられているため、5世紀後半の築造と推定されます。

*毘沙門塚古墳
 名張市新田1010
 https://www.google.co.jp/maps/@34.6692972,136.1339196,17z
  5世紀中葉に築造された全長約65mの前方後円墳ですが、後円部が直径約44m・高さ7mなのの対し、前方先端部は幅20m・高さ3mしかなく、アンバランスな形状です。この様に前方後円墳の前方部が短小化した形状の古墳は帆立貝式古墳とも呼ばれます。後円部には竪穴(タテアナ)式石室の残骸と天井石が残っています。名称は毘沙門堂が建てられていた事に由来します。

*女良塚(ジョロウヅカ)古墳
 名張市新田979−23
 https://www.google.co.jp/maps/@34.6681958,136.1363945,17z
 5世紀前半に築造された全長約100mの帆立貝式古墳で、後円部は直径約73m・高さ9m、前方部は幅40m・長さ約30m・高さ約3mです。家型埴輪(イエガタハニワ)が出土しています。

*殿塚(トノヅカ)古墳
 名張市新田
 https://www.google.co.jp/maps/@34.6687671,136.1367325,17z
 4世紀末から5世紀初頭に築造された全長約92mの前方後円墳で、美旗古墳群で最も古い古墳になります。後円部は直径56m・高さ7.2m、前方部は幅40m・高さ6.2mです。自然地形を利用した構造になっており、陪塚(バイチョウ)のワキ塚から甲冑(カッチュウ)や鋳造鉄斧(チュウゾウテップ)が出土しています。

*貴人塚(キジンヅカ)古墳
 名張市下小波田
 https://www.google.co.jp/maps/@34.654674,136.1415283,17z
 6世紀初頭に築造された全長約55mの前方後円墳で、後円部は直径35m・高さ4.5m、前方先端部は幅35m・高さ4mです。今は掘削されてしまって、全長47mとなっており、後円部に横穴式石室があると推定されています。

*赤井塚古墳
 名張市上小波田813
 https://www.google.co.jp/maps/@34.647022,136.1407773,17z
 6世紀後半に築造された円墳で、美旗古墳群の中で一番最後の物になります。現在は直径22m・高さ8.5mですが、本来は直径30m前後あったと推定され、南側に両袖型の横穴式石室が開口しています。

コメント(13)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

史跡 更新情報

史跡のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング