ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

史跡コミュの山崎貝塚

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 千葉県野田市山崎貝塚町26-4

 1976年12月23日指定。
 1995年01月30日、指定範囲拡大。

 縄文時代の奥東京湾に当たる江戸川に面した小支谷の最奥部の標高約17mの台地上に位置する貝塚で、その存在は明治時代には既に知られていました。貝塚は二つの弧が向きあって谷頭の最末端を囲むように形成され、全体の規模は直径約130mで、北東及び南西に開口する馬蹄形貝塚です。
 発掘調査は、古くは昭和5(1930)年に大山史前学研究所により実施され、昭和35(1960)年には麗沢高等学校・麗沢大学・成蹊大学等による小規模な調査が実施されて、人骨が検出されています。
 昭和45(1970)年頃から野田市郷土博物館・野田市教育委員会による本格的な発掘調査が実施され、それ以後も小規模ながら野田市教育委員会により何度かの発掘調査が行われています。
 貝層ではオキシジミ・ハマグリ・サルボウ・マガキ・アサリ等の鹹水(カンスイ;塩水)産の貝が多く検出されていますが、汽水産のヤマトシジミを主体とする貝層もあります。出土遺物としては、約5000年前の縄文時代中期から約3000年前の晩期前葉に至るまでの各時期の土器・磨製石斧・打製石斧・石皿・磨石・凹石・石鏃・浮子・軽石といった多種多様な石器も多く出土し、漁撈用の網の錘に使用されたとされる土器片錘も多数出土しています。
 貝層付近を中心に住居跡が多数確認されており、この貝塚は貝層付近に集落の中心部を持ち、長期間営まれ続けた事が明らかです。

コメント(4)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

史跡 更新情報

史跡のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング