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佗寂堂(わさびどう)コミュの身体部位のつく慣用句

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腰が抜ける
膝が笑う
肩肘張る
頭に血がのぼる

など、身体表現を用いた慣用句がたくさんあります。

「心身相関論」でも言われるところです。

部位ごとに慣用句を分類すると、その部位の精神的な役割も見えてくるのではないか、と思いました。

いろいろ挙げてみましょう。

コメント(7)

膝からいきましょう!

<ことわざ>

・膝が笑う(ひざがわらう) 膝ががくがくする。山道を下りるときなどに、膝の辺りの力が抜けること。

・膝詰め談判(ひざづめだんぱん) 相手に膝を詰め寄せて談判すること。相手に厳しく迫って圧力を掛けて談判すること。主に、こちらの要求を押し通すときなどにする。

・膝とも談合(ひざともだんごう) 思案に余ったときは、抱いた自分の膝でも相談相手になるというところから、一人で思い悩むくらいなら、どんな相手でも、相談すればそれだけの成果はあるものだということ。

・膝元去らず(ひざもとさらず) 身に近いところから離れていかないという意味から、両親や仕えている君主などの傍(そば)を離れないで、付きっ切りでいること。

・膝を容れる(ひざをいれる) 1.足を入れるという意味で、その中に身を置くこと。2.転じて、狭い家。また、狭い家に身を置くことの喩え。

・膝を打つ(ひざをうつ) 自分の手の平で膝をぽんと叩くということで、はたと思い当たることがあったり、感心したりしたときの動作。

・膝を折る(ひざをおる) 1.膝を折り曲げて、体を屈める。膝頭(ひざがしら)を下に付ける。 類:●膝を屈める 2.屈服する。 類:●膝を屈する

・膝を屈める(ひざをかがめる)[=屈(くっ)する・折る] 1.膝を折って、身体を屈める。2.転じて、相手に屈従する。

・膝を崩す(ひざをくずす) きちんとした姿勢を崩して、楽に座る。正座を解いて、楽な姿勢で座る。

・膝を組む(ひざをくむ) 1.足を組んで座る。胡座(あぐら)を掻く。2.同席する。対座する。上下なく、対等に交際する。 類:●膝を交える

・膝を進める(ひざをすすめる) 1.前へにじり出る。相手に近付く。2.乗り気になる。身を乗り出す。膝と膝がすりあうくらいに近寄ると言うのが語源由来。

・膝を抱く(ひざをだく・いだく) 1.自分の膝を抱える。孤独な様子の形容。2.膝に縋(すが)り付く。懇願する。頼み入れる。

・膝を正す(ひざをただす) きちんと姿勢を整えて座る。改まった様子で座る。

・膝を突き合わす(ひざをつきあわす) 1.互いの膝が触れ合うほど接近する。間近で親しく話をすること。 2.大変混雑した状態。

・膝を乗り出す(ひざをのりだす) 1.膝を前に進める。にじり寄る。前へ進み出る。2.興味を引かれて、乗り気になっている様子。 類:●膝を進める

・膝を交える(ひざをまじえる) 同席して親しく話し合う。お互いに打ち解けて語り合う。 例:「膝を交えてお話しましょう



もともと正座文化で、昔「ひざ」が表すのは関節だけでなかったようです。
太ももの部分も含めていたのだとか。
また、慣用句から「ひざ」が対人距離感を暗示しているのが、見えてきました。

こんな面倒なリサーチは、もうしばらくできん…
内臓系もいろいろありそう。

・肝が焼ける 腹が立つ。癪(しゃく)に障って気がいらいらする。

・肝が大きい 心が強くて物事に怖じない。度胸があること。

・肝が小さい 度胸がない。臆病である。怖がり。

・肝が潰れる 酷く驚く。

・肝が菜種になる 非常に驚く。

・肝が太い 胆力が大きい。大胆だ。また、図太い。

・肝に銘ず 心に刻み込むようにして忘れない。しっかり覚えておく。

・肝の束(きものたばね) 1.急所中の急所。五臓六腑が一つに束ねられているものと見て、その束ね目。内臓の中で最も大切な所。2.物事に恐れない気力。 類:●肝っ玉 3.物事の重要な所。 類:●要点●急所

・肝を煎る 1.心をいら立てる。腹を立てる。また、心を悩ます。2.心遣いをする。熱心になる。3.世話をする。間を取り持つ。

・肝を砕く 1.心配事や悩み事のために、あれこれと思いが乱れること。心が苛(さいな)まれること。2.心を尽して努め、考えること。苦心して考えを巡らすこと。

・肝を消す 1.酷く驚くこと。 類:●肝を潰す 2.心を尽くす。苦心する。 類:●心を砕く

・肝を据える 固く決心する。覚悟を決める。 類:●腹を据える

・肝を出す[=投げ出す] 思い切ってすること。また、負けぬ気を出すこと。

・肝を潰す 非常に驚く。

・肝を嘗める 酷く苦しい思いをすること。特に、仇討ちや物事を成就(じょうじゅ)させるために苦しみを経験する。

・肝を冷やす 驚き恐れて、ひやりとする。



肝臓は、驚きやイライラの象徴とも言えそう。
肝臓がはれ上がっている人の精神状態は実際はどうなっているのでしょうか。
「へそ」か〜。


臍が茶を沸かす
可笑しくて堪らない、また、馬鹿馬鹿しくてしかたがないということ。主に、嘲りの気持ちを込めて使う。
 ★大笑いして腹が捩(よじ)れる様子を、湯が沸き上がるのに似ているとして言われた言葉という。

臍が曲がっている 性質が素直でない。性格が捻(ひね)くれている。

臍が縁れる(よれる) 臍が捻(ね)じれるという意味で、我慢できないほど、可笑しくて堪らない。

臍繰り 家人や他の人に知られないように、少しずつ蓄えた金銭。
 ★綜麻(へそ=織機にかけられるようにより合わせた麻糸)を繰ってためた金銭の意。人のへそと混用して多く「臍」の字を当てる<国語大辞典(小)>

臍曲がり 性質が素直でないこと。性格が捻(ひね)くれていること。

臍を決める 覚悟する。

臍を曲げる 機嫌を損ねて意固地になる。また、機嫌が悪くてわざと意地悪をする。拗ねる



へそくりのへそは、身体のへそとはちょっと違うみたい。
へそで茶をわかすのへそも、形態から出た言葉みたい。
その他のへそは、人の「本質」のようなものかしら?
今日、NHK「にほんごであそぼ」で、「からだことば」というコーナーをやってた。
(今春からの新コーナーかな?)

「腰」がテーマで、
喧嘩腰、および腰、へっぴり腰、ぎっくり腰…などの言葉を、ジェスチャーで表現する、おもしろそうなコーナー。

私的に、要チェック。

この番組を監修してる斉藤孝先生って、セミナーを受けたことあるけど、
言葉を体感することを、一つの大きなテーマにする方でした。

で、喧嘩腰、および腰、へっぴり腰、ぎっくり腰を、体現して、
腰つきや感情がどう変わるかを観察するのもおもしろいので、おすすめです。
・肩入れ(かたいれ) 贔屓すること。支援すること。

・肩が怒る(かたがいかる) 肩が上がって角張っているという意味から、得意な気持ちになる。肩身が広くなる。

・肩書き付き(かたがきつき) 社会的な地位や身分を示す肩書きが付いていること。また、そういう偉い人物。

・肩代わり(かたがわり) 1.駕籠(かご)かきなどが、担ぐのを他の者と交代すること。2.負債や面倒な仕事などを、他に代わって引き受けること。また、他に代わって貰うこと。 

・肩背苦し(かたせくるし) 肩や背が苦しいほど、気が滅入(めい)る。

・肩叩き(かたたたき) 1.凝(こ)りを解すために、肩を叩くこと。または、その道具。2.相手の肩を軽く叩いて、頼みごとをしたり気持ちを和らげたりすること。特に、退職を勧告したりなどする時にいう。

・肩で息をする(かたでいきをする) 肩を上下に動かしながら苦しそうに呼吸する。

・肩で風を切る(かたでかぜをきる) 肩を欹(そばだ)てて大威張りで歩く。

・肩に掛かる(かたにかかる) 責任や責務などが、その人の負担となる。 」

・肩の力が抜ける(かたのちからがぬける) 余計に入っていた力が抜けるということで、勢い込んでいた者が冷静になる。また、緊張が和らぐ。

・肩の荷が下りる(かたのにがおりる) 負担となっていた義務や責任が半減する。

・肩肘張る(かたひじはる) 肩や肘を無理に高く起こして見せる。威張ったり、気負ったりすること。 

・肩身が狭い(かたみがせまい・せばい) 他の人や世間に対して面目が立たない。世間体(せけんてい)を憚(はばか)る気持ちである。 

・肩を怒らす(かたをいからす) 肩を高く立てて、威勢を示す。高ぶった態度を取ること。 

・肩を入れる(かたをいれる) 1.衣類から肩の部分を出していたのを入れる。肌脱ぎになっていた者が着物を着ること。2.担ぐために、その物の下へ肩を当てる。転じて、加勢すること。

・肩を落とす(かたをおとす) 身体の力が抜けてしまって、肩が垂れ下がったようになる。気力を失った様子、また、がっかり・しょんぼりした様子。 

・肩を窄める(かたをすぼめる・つぼめる) 肩を縮める動作のことで、寒さを感じたり、恐れ入ったり、肩身が狭く思ったりすること。

・肩を並べる(かたをならべる) 1.並んで立つ。並んで歩く。また、物など同じ場所に並ぶ。2.対等の位置に立つ。同じような勢いや力を持つ。

・肩を抜く(かたをぬく) 担いでいる物を肩から下ろすこと。転じて、担当したことから離れること。責任のある立場から抜ける。

・肩を脱ぐ(かたをぬぐ) 1.肩の部分を着物の外へ出すこと。上半身だけ着物を脱ぐ。肌脱ぎになる。2.決心して他の人ために力を貸すこと。

・肩を張る 肩をそびやかして威勢が良い態度を取る。

・肩を持つ(かたをもつ) 味方をする。贔屓(ひいき)する。


社会に対する虚勢の張り方とか、みたいなのを感じます。
敵を威嚇するためにからだを大きく見せる鳥みたいなもの???


腰が入らない
腹がすわらない
息が上がる
地に足がつかない

というのが常日頃だと、心身ともきっと疲れてますよね。
どっしりした充実感を取り戻さないと。

腹を太く、腹を据えて。

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