岸田terror今日子コミュの岸田今日子さん　お別れの会　報告

「岸田今日子さん　お別れの会」出席

2月15日、午後4時から東京會舘9階ローズルームで今日子さんのお別れの会が行われました。
私は、3時40分頃ロビーに到着して、待ち合わせしている間にも演劇、映画等の関係の有名な方々が続々と到着しました。
9階のロビーは、お越し頂いた方々や報道関係の方、カメラなどの撮影などでとてもあわただしい雰囲気でした。
最初に、演劇集団円の代表になられた橋爪功さん、今日子さんの娘さん繭(まゆ)さんご夫妻とお孫さんへのご挨拶をしてから会場に入りました。
会場前方には、今日子さんのお写真と菊の花の祭壇があり、皆さんそこで手を合わせてから会場に入りました。
会場は、すでにたくさんの方々で埋まり、あらためて今日子さんの交友の広さがわかりました。
金田明夫さんの司会でお別れの会が始まりました。
最初に橋爪功さんが今日子さんの思い出をお話しになり、続いてプロジェクターで今日子さんの子供の頃から文学座へ参加するまでのお写真がスクリーンに写されました。高林由紀子さん、佐々木睦さん、福井裕子さん、唐沢潤さんがナレーションをしました。
その後、今日子さんと交流のあった各界の方々が今日子さんとの思い出をお話になりまがら、スクリーンには映画のスチール写真、舞台写真が次々と映されました。
いつも、三人で行動されていた、冨士眞奈美さん、吉行和子さんがなつかしいお話しをしていました。
永六輔さん、筑紫哲也さん、別役実さん、岩松了さん、川本喜八郎さん等のお話。
三人のあこがれの人、ジャズピアニストの山下洋輔さんが「ボレロ」を演奏。
ピアニスト館野泉さんの「アベマリア」の演奏。
ギタリストの荘村清志さんの「ディアハンターのテーマ」の演奏。
渡辺謙さんが円にいた時に今日子さんに大変お世話にになった話。
谷川俊太郎さんの今日子さんに贈る「探す」という詩の朗読。
著作権の関係で書き込む事は出来ませんが、今後詩集が出版された時にお読み下さい。
今日子さんにふさわしとても感動的な詩です。
大橋也寸(おおはし　やす)さんが今日子さんと共に制作し、出演もした舞台の紹介。
最後の舞台となった「オリュウノオバ物語__中上健次作「千年の愉楽」より」」のビデオ映像がスクリーンに映し出されました。今日子さんが今そこにいるように、幕切れの数分間の台詞が流れました。この映像はいつまでも私の心に残るとおもいます。
劇団員を代表して、古くから劇団員として今日子さんと交流のあった山乃廣美さんと若い瑞木健太郎さんが今日子さんへのメッセージを語り、読み上げました。
最後に、娘さんの繭(まゆ)さんが皆様方にお礼の言葉を述べられまして「お別れの会」は終了しました。
最後に渡された冊子には今日子さんの今までの舞台、映画、ラジオ、コンサート、CD、映像、出版、翻訳、こどもステージの企画等膨大な作品群が紹介されていました。
作品は改めて、後日ご紹介するように努力いたします。
あらためて、その才能に驚かされました。
ご冥福をお祈り致します。
円の会会員坂本

記憶を頼りに書き込みましたので、一部お話が前後していると思いますがご了承下さい。また、写真撮影が不可のため写真はありません。