悲愁物語コミュの最近。

「悲愁物語」が香港でDVD機再生可能なソフトとして発売されたようです。この作品は、清純監督が復活した、記念すべき作品でしたが、あまり評価が高くはなかったようです。打ち切り状態でした。
その後「ツゴイネルワイゼン」～の作品の方が、清純監督の本当の意味での復帰作だとされています。
この作品は、どういう位置付けをされる映画作品か、ご意見をお聞かせ下さい。

コメント(16)

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[3] mixiユーザー 07月17日 11:41

「悲愁物語」
フェイヴァリットの１本です。

[4] mixiユーザー 07月17日 12:02

ルイジ・コッツィさん＞おはようございます。
はじめまして。
＞特に位置付けなんてないと思いますよ。

確かにそうなんだと思います。どの作品がどうのというのではなく、自然に清純監督は撮り続けているのでしょうか・・・

＞ちなみに私はこの映画すごく好きです！

・・・というのは、どのへんがでしょうか？
何を、感じたでしょうか？
お聞かせ頂ければ、嬉しいのですが。

ヂョーさん＞おはようございます。
＞フェイヴァリットの１本です。

どのへんがでしょうか？

変に、突っこんでしまい、申し訳ありありません。
私自身も好きな映画なのか、どうなのかすら、もはや判断出来ない映画なんです。
今までも、この映画に関して“好きな理由”を、映画マニアな方に聞いたのですが教えてくれませんでした。
まぁ「映画なんて、そんなもんですよ！」と言われれば終わってしまう話なんですが・・・

[6] mixiユーザー 07月17日 12:52

僕はボキャ貧なのでうまく説明できないのですが、この作品がファンの間でキラ星のように輝いている理由のひとつとしては「監督、復帰作なのにこの好き勝手ぶり･･･カッコイイ」みたいなところがあるように思います。これは復帰作云々関係ナシに、とにかく監督が人の顔色を伺って映画を撮るなんてことは、絶対ありえないという証明の最もたる例の一つだと考えます（うう、自分で書いてて何が何だかｗ）。

そして、僕個人としてこの映画の好きなところは･･･たくさんあるんですが、これってやっぱり説明しづらいですよね～。「一番好きなシーンは『主人公の近所の皆さん（子供含む）が押しかけて好き勝手するシーン』です」って言いたいんですが、それがどうしてこの映画を好きなことに繋がるのかを説明するなんて不可能ですし（笑）。

監督、やるなぁ。原田芳雄さんが相変わらずカッコイイ。江波杏子さんが凄い。とか、そんなんでいいんんじゃないですかねｗ

[9] mixiユーザー 07月17日 13:37

ふはは

脚本のことまで書いちゃうと分析チックになっちゃうかと思って…

[11] mixiユーザー 07月17日 14:47

ルイジ・コッツィさん＞確かに・・・
もう一度、観てみます。

×清順監督→○鈴木清順監督でした。

ヂョーさん＞脚本持ってるのですか？

何だか、私も、このノリがつかめてきました。
気持ちいいです～～

[12] mixiユーザー 07月17日 19:38

　管理人です。
　突如盛り上がりを見せている本コミュ。
　トピの作成＆多数のコメントありがとうございます。

　今日は海の日ということで、「初夏の風、バーディチャンス」という感じですね・・・。

　「悲愁物語」の私なりの位置づけの解釈について書かせていただきますと、

　「『鈴木清順監督×梶原一騎先生』という実に水と油な組み合わせが実現して、その製作された時期もまた実に濃厚な味を引き出している怪作」

　という感じでしょうか・・・。
　70年代という時代が写し出されている味わい深い清順監督作品ですし、梶原先生暗黒時代真っ最中なものをリアルに映像化したという意味でも意味深い作品だと思います。
　当時のTV文明批判というのも、その時期が丁度良い時期だったから楽しく感じられる気がします。
　「超変化球投手×超剛速球投手」の妙な交わり具合をして、記録的な大暴投が記録に残った、みたいな。

[13] mixiユーザー 04月07日 04:26

嫉妬、征服心、愛欲、愛が引き裂かれる様、
人の不幸を観て喜ぶ様、大好きな者が壊れる怒り、
ただ悲しい切ない映画を作るとしたら
こうなったという単純な行程のような気もします。

＞鈴木清順監督×梶原一騎先生…「超変化球投手×超剛速球投手」
＞の妙な交わり具合をして、記録的な大暴投が記録に残った、
＞みたいな。

TV作品も愉しいモノ、新しいモノが多くあるので
鈴木清順監督にとってTV文明批判とかは、
ナンセンスな事なような気がします。
もっと普遍的な何時の時代の人間が観ても
感じ取れるような人間の感情トカじゃないかなぁと
自分は思うのです。

超変化球×超剛速球でも投手同士で同じ
マインドは持っているように感じます。

いろいろな感情が沸き起こる味わい深い作品です。

[14] mixiユーザー 04月23日 13:22

＞デジタル小錦さま
　書き込みありがとうございます。レスが大変遅くて申し訳ありません。
　小生の解釈というのも偏っていると思うので余りお気になさらず・・・。今後ともよろしくお願いします。
　製作された時代における清順監督×梶原先生という組み合わせが、丁度素晴らしいものを生み出したのかなと思っています。梶原先生方面だと、執筆業から他メディアに手をのばし始めた以降の作品ですし。

　あと、書きそびれていたのですが、昨年末に出た「清/順/映/画」（ワイズ出版刊）を最近やっと読み終えました。
　「悲愁物語」も含め、清順監督が自作について色々と語られている一冊です。

[15] mixiユーザー 04月24日 03:14

＞ハタボ
僕、熱くなっちゃったみたいでどうもすいません。

大阪九条シネヌーヴォにて
鈴木清順監督デビュー50周年記念で
4/29にトークイベントがあります。
是非どうぞ

デビュー作から49作品上映されます。
お見逃しの無いように気をつけてください。

[16] mixiユーザー 09月22日 10:34

　今月の「映画秘宝」（2007・11月号）の、「愛すべきニッポンのバカ映画３０」という特集において「悲愁物語」が紹介されていました。轟友起夫さんによる文。
　『清順流「ゴルフ夜明け前」！天井から吊り下がる野呂圭介！』というコピーが付いていました。
　水野哲さんの現在の活動についても書かれていました。

　ところで野呂圭介さん、少し前の「東スポ」で、現在は陶芸をやっているみたいな記事も出ていましたね。

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