ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

まぼろし映画館コミュのHelvetica

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
出演: マイケル・ビェルート, ネヴィル・ブロディ, デヴィッド・カーソン, マシュー・カーター, ウィム・クロゥエル
監督: ゲイリー・ハストウィット

まず日本人は何か分からん人が大半だと思う。
おいらも知らんかった。
とりあえず、世界で一番有名なというか、世界で一番氾濫してるフォントである。
コーポレートタイプでもよく用いられてるようだ。(詳しくは知らん。。。)

そのドキュメンタリー映画。

会社でPPTのデフォルトは「MSPゴシック」であるが、
説明資料作る時は

16pt以上だと、HGPゴシックE
14ppt以下だったら、HGS創英角ゴシックUB

で、太字や斜体は嫌い。

アルファベット・数字のみの場合、Arial Blackを使う。

それが落ち着く。
もちろん、仕事の話でそれ以外はフォントはあーでもこーでもないで選んだりする。

Tシャツを自分で作ったりするがそんときは手書きが一番。
メッセージいらんけど、なんか文字が欲しいときに手書きで描いた。

Helveticaはあまりにも世間に浸透しすぎたタイポグラフィーである。
それをいろんな人が絶賛しつつ、否定しつつで映画は進んでいく。
おいらが一番感銘したのがこの書体の良さは、

意思を持たないこと。書体ではなく、メッセージが意思として伝える。

これを最初から最後まで感じてなにもブレずに映画は終わっていく。
裏切りとかはもちろんない。
これは歴史である。
タイポグラフィーの歴史映画である。

おいらの不勉強が映画を陳腐化させてる。
難しい言葉が頭ん中に入ってこないで文字を眺めてるだけになってる。
なんで、映画とは別で自分の頭の悪さが露呈してちょっとショック。
DVDを買ってるから何度も観てちゃんと理解しよ。
あと、映像特典にデザイナーのインタビュー集があった。
これも観てないけど何回も見ないとアカンな。

評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)

コメント(2)

Helveticaは程良い太さと文字全体のバランスの良さから俺もよく使うフォントのひとつ。
フォトショップなんかでモノ作る者としてなかなか興味深いドキュメントだね。

デザインの歴史を学べるいいDVDでしたw
この映画を見るまでヘルベチカがここまですごいフォントだったとは知らなかった。
TOYOTA、FENDI、MUJIの企業ロゴなど世界中で採用されているという事で、なるほど確かに考えてみるとそこら中に存在していて目にした事がないという人は皆無だと思う。
それ位生活に浸透している究極のフォント。

絵などと違い文字の太さ・角度などといった非常に限られた条件の中で自己表現するフォント・デザイナー達。
「これ以上手の加えようがない完成度だ」というデザイナーの言葉にあったように、単なる文字だけど非常に奥深いタイポグラフィーの世界を垣間見れた。
看板を集めたり彼らの書体フェチぶりも面白かったw


※ 評価 ★★★★★★★☆☆☆ 7点(10点満点)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

まぼろし映画館 更新情報

まぼろし映画館のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング