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世界恒久平和を願いコミュのNPT議長 核廃絶条約を重視

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3日から開かれる核不拡散条約(NPT)第8回再検討会議の議長に就任予定のカバクチュラン・フィリピン国連大使は4月29日、国連本部で記者会見し、今回の会議に向けてNPT加盟諸国が、核兵器廃絶のための国際条約の問題を重視していることを強調しました。

同大使は、今回の会議に対しNPT加盟諸国が重視している課題として、

(1)NPTの普遍性

(2)核廃絶国際条約

(3)NPTの制度的問題

―の3点を挙げました。このうち(2)に関連して大使は、2000年の第6回再検討会議で「自国の核兵器の完全廃絶を達成する核保有国の明確な約束」を含む核軍縮のための13の実際的措置が合意されたのに、05年の前回会議でそれが無視されたと指摘しました。

今回の会議では、2000年の合意を再確認するだけでなく、核廃絶という最終目標にどう結びつくかが問われてくると語りました。

同大使はまた、1995年の第5回再検討会議で合意された中東非核地帯設置の問題が、今回の会議で大きな争点の一つになるとし、この点でも「根本的な結論」が期待されると述べました。

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非核地帯条約国会議開く・国連総長 核抑止論を批判

ニューヨークの国連本部で4月30日、第2回非核兵器地帯条約締約国会議が開かれました。

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が演説し、世界5地域に広がった非核地帯を「軍縮運動の成功物語だ」とたたえ、「わたしたちの目標は世界中を非核地帯にすることだ」と強調しました。

非核地帯の広がりを全世界での核兵器廃絶に結びつける必要を訴えました。

潘氏は、「一部の国は核兵器が自国の安全保障にとって死活的に重要で抑止力に不可欠だとみなしているが、この会議にいるわれわれは、そうではないことを知っている」と語り、核保有国の核抑止論を批判しました。

この会議は、五つの非核地帯条約の締約国100カ国以上が、3日からの核不拡散条約(NPT)再検討会議を目前に開催されました。

第1回会議は前回のNPT再検討会議(2005年)の直前に開かれました。

各国代表からは、非核地帯設置は一時的措置であり、世界的な核廃絶こそが必要だとの発言が相次ぎました。

秋葉忠利広島市長も「非核世界をつくる交渉を今開始すべきだ」と訴えました。

途上国で非核地帯が実現していない数少ない地域の一つが中東です。

1995年のNPT再検討会議で中東非核地帯の設置が決議されましたが、NPT非加盟のイスラエルが核を保有していることなどから、その後15年間に進展はなく、今回の再検討会議で大きな争点の一つになるもようです。

非核地帯条約 

1967年の中南米のトラテロルコ条約を皮切りに、南太平洋、東南アジアと拡大。昨年、アフリカと中央アジアの非核地帯条約がそれぞれ発効。

非核地帯は南半球全域を覆い、中央アジア非核地帯の設置で北半球にも拡大。

核兵器を持たない、持ち込ませないなど、日本の非核三原則と共通。

単独で非核国を宣言したモンゴルも非核地帯の一員に数えられています。

「核兵器のない世界を」―。

3日から始まる核不拡散条約(NPT)再検討会議前日の2日、核兵器廃絶にむけ世界的な世論と運動を強めようと、100人の被爆者はじめ、日本や各国の平和・反核活動家が「国際行動デー」に取り組みました。

8月のような暑さのなか、ブロードウェー42丁目で始まった集会は、300メートル以上先の38丁目まで1万人を超える参加者であふれました。

広島で被爆した木村緋紗子さんが集会で、「あのいまわしい原爆で、父を突然奪われました。私は父を返せと叫びたい」と語り、「あやまちを二度と繰り返さないために、核兵器と戦争のない世界をつくりましょう」と呼びかけると大きな歓声と拍手が起きました。

参加者は、集会後国連本部前の広場までパレード。思い思いのプラカード、横断幕、さらに音楽や踊りも登場し、歩道で見ていた市民も巻き込むパフォーマンスで核兵器廃絶と戦争ノーをアピール。

愛知から参加した被爆者の女性(80)は、「再びヒバクシャをつくらせない。そのため最後までがんばりたい」と、すぐれない体調をおして来た思いを語りました。

長崎で8人家族のうち1人だけ残った女性(77)は、「ことしは核廃絶にむけ一歩進んだ感じで力を入れてきました。今日は(天国にいる)兄弟たちを連れてきました。核兵器をなくしてほしい」。

パレードで目立ったのが若い世代。マサチューセッツ大学2年は、たくさんの被爆者の参加に「原爆を落とした国に廃絶を訴えにきた、たいへん勇気ある行動に感動した。参加者の人数はすごい。若い世代を代表して声をあげたいと思い参加した」。

ニューハンプシャー州から仲間ときた18歳の男性は、「組織に入っていないけど興味があって来た。友だちは軍に入ってイラクにいった。戦争は経済、環境…誰にとってもよくない。戦争は悪です」と言いました。
NPT再検討会議開幕・国連総長「核廃絶の約束」要求・広島訪問表明

核兵器廃絶に向けた新たな国際的合意に踏み出せるかどうかで注目される核不拡散条約(NPT)再検討会議が3日、ニューヨークの国連本部で始まりました。

冒頭、あいさつした潘基文(パンギムン)国連事務総長は、ことし8月6日に広島を訪れることを表明しながら、2000年の会議で合意された「核兵器廃絶の明確な約束」の再確認を保有国に求め、核兵器のない世界に向けた努力を呼びかけました。

潘事務総長は、「会議は人類にとって大きな重要性を持つ」と述べながら、今回の再検討会議成功に向けた指標として、核兵器廃絶のための具体的進展、NPTを普遍的なものとすること、中東などでの非核地帯問題での前進をあげました。

国連事務総長としては初となる広島訪問については、「(人類史上)最初に原爆が投下された日の訪問で、核兵器のない世界に向かっていくことを示す」と表明しました。

核兵器開発疑惑があるイランに対しては既存の安保理決議を順守すること、03年にNPTを脱退表明した北朝鮮に対しては、6カ国協議に可能なかぎり早く復帰することを求めました。

この日は、一般討論も始まり、非同盟諸国を代表してインドネシアのナタレガワ外相、イランのアハマディネジャド大統領、米国のクリントン国務長官らが演説しました。

再検討会議は5年に1度の開催。会期は5月28日までの4週間です。
核廃絶へ行程表 NPT再検討会議 最終文書の素案

ニューヨークで開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議は14日、主要3委員会の議長がそれぞれまとめた最終文書の素案を加盟国に配布しました。

そのうち核軍縮を話し合う第1委員会の素案には、核兵器廃絶に向けた行程表(ロードマップ)作りのため、国際会議を2014年に開くことが盛り込まれています。

第1委の素案はNPT第6条(核保有国の軍縮義務)に関連し、「核兵器のない世界」に向けた各国政府や反核・平和運動の提案を歓迎。

「再検討会議は、第6条を期限を設けて実行する必要性で合意する」と明記しています。

核廃絶に向けて26項目の「行動」を提起しました。

そのなかで核保有国に対し、11年までに核兵器廃絶に向けた協議を始め、14年に核兵器の廃絶に向けた行程表を作るための国際会議を開くよう求めています。

この日、配布された素案は、これまでの各委員会での各国の表明を議長がまとめたもので、28日の最終日に採択をめざす最終文書のたたき台となります。

今後の協議では、行程表作りにむけた国際会議開催や、イスラエルの核兵器保有問題とからんだ中東非核地帯構想などについてさまざまな論点があり、合意点をさぐる交渉が行われます。

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