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Cafe ぷらなコミュのチェルノブイリに学ぶ(おじじからのメールを転記します)

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チェルノブイリ原発事故からもうすぐ25年になります。人類がはじめて経験した原発事故の恐るべき体験も、フクシマがなかったら、風化し、忘れ去られていたでしょう。
そんななか、被災者の立場に立って、一貫して支援し続けてきた数少ない市民団体の一つが、広島県府中市の「ジュノーの会」です。代表の甲斐等さんは、わたしたちの知人です。甲斐さんは、広島の原爆被害直後、大量の医薬品を携え、広島で治療活動をしたスイス人医師マルセル・ジュノーさんへの感謝をこめて、「ジュノーの会」を立ち上げ、地道に、チェルノブイリ被災者救援活動を続けてきました。数十回にわたり、ウクライナに医師たちを送り、また、ウクライナから医師、教師子どもたちを招いています。わたしたちの「モリの子どもの村」にもチェルノブイリの子どもたちを連れて行きたい!と言う希望も持たれています。
甲斐さんたちの活動のおかげで、福島原発事故にあたり、ウクライナの人たちはすぐ救援の手をさしのべてくれています。放射能から身を守るために何が必要で、何を食べたらいいのか、具体的な提言もしてくれています。被災者を自宅に引き受け、お世話をする用意があるとまで言ってくれています。
チェルノブイリ被災者との長い交流の経験を持っ甲斐さんの意見は、今の時期とりわけ重要だと思います。
「ジュノーの会」の会誌「ジュノーさんのように」最新号に、甲斐さんの書いた文章があります。その要約を皆さんにも読んで貰いたいと思います。長いメールになりますが読んでもらえれば嬉しいです。

「梅ドみ(=梅干し・ドクダミ・味噌」を福島に送ろう
甲斐 等

☆*将来必ず健康に影響が表れる*☆
「ただちに健康に影響ありません」と言う枝野官房長官の言葉は、今年の流行語大賞に選ばれることだろう。……これは、言い換えれば、「将来必ず健康に影響が表れる」と言うことだ。
今回の放射能の害は、今はまだわたしたちの五感で察知することはできない。しかし、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリの経験からわたしたちは知っている。5年後、10年後、15年後、20年後、25年後……と年月を経るほどに放射能はその凶暴な牙を剥き出してくる。残念ながら、それが事実である。
(中略)
放射能による「健康への影響」は、大きく分けて、2通りある。
一つは、非常に高い線量の放射線を浴びた時に起きる「急性障害」である。ヒロシマ、ナガサキの被爆者たちのことを思い浮かべてほしい。激烈な苦しみに見舞われる場合が多く、その後一生、注意が必要である。
もう一つは「晩発性障害」である。低線量被曝による障害である。チェルノブイリやフクシマのような原発事故の場合、ほとんどが低線量被曝である。そして「低線量被曝」による「晩発性障害」は、その名の通り、年月が経つにつれて表れてくる。だから、そもそも「ただちに健康に影響を与える」はずがないのである。

☆目に見えない放射線 の問題☆
困ったことに、放射能の害は、将来、被害が表面化した時にならなければ、わたしたちはその恐ろしい正体をこの目で見ることができないのである。しかも、放射能が原因で発病した時、その病気の原因が放射能のみにあると言うことを証明することは、とても難しい。
放射能の害は、人類の経験の埒外にあるといわざるを得ない。従って、「いのち」にとって意味のない詭弁などに時間を浪費することなく、「未来にならなければ被害を確認することのできない」放射線にも適用できるような法・道徳体系を早急に作り上げることが、唯一の被爆国に与えられた緊急の課題である。
そうした国家レベルの話とは別に、一人ひとりの人生に限って言うと、深刻な病気が発症したとき、対応はしばしば後手にまわり、とりかえしのつかないことになることが多い。
未来に起きることを正確に知る能力が与えられていれば、どれほど多くの被害を未然に防げることか。

甲斐さんは、ここでチェルノブイリ被災者たちは今どうしているかを知ってほしいという。
日本では全く知られていないが、ウクライナ政府は「チェルノブイリ法」を成立させ、無料の検診、治療、保養など、チェルノブイリ被災者保護の施策を打ち出していた。しかし、経済の相つぐ悪化で有名無実になり、長い間、放射能被災者は無視・黙殺されてきた。これが現在進行中の人類史の段階なのだ、と甲斐さんはいいます。
チェルノブイリ被災者市民団体「ゼムリャキ」のナターリャ・クラスノゴーロバさんは、甲斐さんへの手紙で次のように言っています。「多くの家族が病気で、一人が15や25もの病気を抱えているのです。しかも、急性放射線症、腫瘍、心筋梗塞、脳梗塞、精神病といった深刻な病気ばかりを。
実際問題として、チェルノブイリ被災者全員に脳血液循環の異常とその後遺症がみられるのです。
考えてもみてください。病気を抱えた身で、重症の身内の世話をするのがどんなに困難なことか。多くの人は別々の病院に入院しているのです。付添い婦を頼むお金も、薬代や手術代を支払うお金もありません。」
これが現実です。甲斐さんはさらに続けます。

☆「未来からの目」で見る☆

ここでよく考えてみたい。
フクシマは、少なくとも人類史上初めて経験する放射能災害ではない。私は、さきに、「未来に起きることを正確に知る能力が与えられていれば、どれほど多くの被害を未然に防げることか」と書いた。
しかし、よく考えてみれば、私たちは、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリでの尊い犠牲のおかげで、すでに多くの「未来」が見えるようになっている。私たちは、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリでわかったことをもとにして、今回の事態に対しては、ある程度「未来からの目」を持っことができる。そして、この「未来からの目」を持っことによって、多くの被害を未然に防ぐことができる。その可能性がある。健康被害の問題に限定して言えば、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリに共通していることは、まず「医療の空白地帯ができ、空白の時代が続く」と言うことだ。ヒロシマでもナガサキでも、被爆時から一応の医療体制が整うまでの期間、被爆治療はほとんどすべて「民間療法」であった。チェルノブイリでも同じである。その時身近にあるものを使って、可能な限りの対処をするしかないのである。
大筋だけをズバリと言わせていただく。
まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待ったりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。その時初めて、現代医学は力を発揮するのである。

☆ヒロシマで有効 だった療法は☆

「ジュノーの会」では、チェルノブイリ被曝者の治療にあたるウクライナ医師とヒロシマ被爆後の治療にあたった医師や被爆者との対話の機会を何度か用意させていただいたことがある。そうした対話のなかで、被爆・被曝時の治療に関しても、いくつかの有力な示唆をいただいた。そのうちの代表的なものを以下に記しておきたい。これを手がかりに、創意工夫を凝らしていきたいと考えている。 ◎まず、「砂糖はとってはいけない(塩分が好い)」 これは長崎の秋月辰一郎先生の経験である。
◎被爆者で食養家の平賀佐和子先生は「被爆直後梅干しを絶えず食べ続けたのは奇跡的とも思えるほどよいことだった」と言われている。
◎外科医で東洋医学にも通暁されていた小川新先生は、被爆直後の治療(民間療法)を広く研究された方でもあるが、ドクダミ、ハブソウ、カコソウ、カワラヨモギなどをあげられ、その他、柿の葉をお茶代わりに飲んだり、ニンジンなどの野菜をたくさん食べた人がたくさん助かっているとも言われた。「食物によってとりこむ放射能を取り除く方法は?」と質問したウクライナの医師に対しては、「特別の症状が出ていない時はドクダミの解毒療法が効果的」と答えられた。
【註:ドクダミについては、妊娠中、授乳中の方、また既に医師の治療を受けている方は、医師・薬剤師にご相談ください。】

☆その他、解毒の ための食品は…☆

その他にも、広島大学原爆放射能医学科学研究所の研究によって、味噌がよいこともわかっている。東洋医学による治療で知られる広島の十河孝博先生も、「味噌はいい食品」と推奨されている。
今はなにより解毒が大事だが、解毒には3通りの道がある。大便とおしっこと皮膚からの排毒である。
梅干しは腸に働きかけ大便として排毒し、味噌はおしっことして排毒する。また、味噌は甲状腺にも働きかけるので、甲状腺障害の予防も期待できる。日常的な飲み物としては柿の葉のほかにも、ほうじ茶、三年番茶などがいい。被曝者が、法的にも経済的にも保護され、広く医療が行き渡るまでには、残念ながら一定の時間が必要だ。
今は、ともかく、こうしたヒロシマ・ナガサキの知恵を生かして、一人ひとりが精一杯の養生法を実践すべきである。
一人ひとりが今、こうした様々な「よいこと」を実践して健康を維持することが、健康保険制度の崩壊や、被災者被曝者援護制度の挫折を食い止めることにもなるのである。

☆まず「梅ドみ(=梅干し、ドクダミ、味噌)」で、今すぐ解毒を☆

私は、すべての放射能被災(心配)者の方々に、まず「梅ドみ(梅干し、ドクダミ、味噌)」を日常的に食べていただくことをお勧めする。「梅ドみ」はすべての人に行き渡るだけの量を確保できる可能性がある。
日本中でこの春の梅を自然塩で漬けていただくと言うのは、福島の人たちへの誰にでもできる有効な支援方法であり、自衛の方法でもある。
ドクダミは山野に自生しているものを干して煎じて飲めば、おしっこで排毒してくれるし、3グラム程度をお風呂に入れて入浴すれば、皮膚からの排毒をも助長してくれる。【ドクダミについては前述の註参照】
「梅ドみ」以外にも、黒ゴマをはじめとして、良いものがいろいろある。
今後いろんなヒロシマの知恵や、予防法、対処法を、徐々にお伝えしていきたいと思っている。「未来への道は、ヒロシマ・ナガサキ・チェルノブイリをイマジンすることから始まります。」

詳しいことを知りたい方は、甲斐等さん
0847-45-0789
まで。
長い長いメール!誤字脱字があったらごめんなさい〓

コメント(2)

おいらたちにも、とりあえずできることとして、梅漬け、どくだみ、味噌を食べて解毒、これが良いですね。誰でもできるし、おいらの前にいた家の裏に、これからわんさかとどくだみが生えてくるし、近くの梅林の梅も、川側は怖いから取らないから、取らせてもらえればたくさん取れるし、そういうことはしてみたいです。それをもって、福島に行くというのはいいですね。

なかなか暇がないからそれが難しいけど、とりあえず、どくだみだけでも取って、干しておきたい。野の花社の仲間たちも、そういうことよく説明すれば、きっと自分たちでその気になって、やってくれると思うし。

おいらたちにやれそうなこと、知らせてくれてありがとう。

何とか七宗での、」簡易水力発電機の設置も、実現に向けて動きたいけど。

おいらの問題は、そういう時間をどうやって捻出するかということです。

でも少しづつ、生活のあり方を変えているから、そのうち実現できると思います。

しょうこちゃんも、超忙しそうだけど、身体休めつつ

少しは眠る時間もとって、

やってください。

あ、これ、チェックなどしておきます。

サブロウ
初めまして・・サブロウさんとは30年来の知人、ゆめじといいます

民間療法がこれほど未来に向けて良いのであるのなら是非広めていきたいと思います

今月、宮城県女川町にて炊き出しをしてきましたが、自分の体調があまりよくないこともあり

充分な活動ができませんでしたが次回5月2日から5日にかけて仙台市へ炊き出しに行く予定でいます

あたしの父が20年前に仕込んだ味噌があるので、それをもって被災地で味噌汁を作ることにいたします

大変勉強になりました、有難う御座います・・・

ゆめじ。

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