ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

セッションレポート@白光コミュのかぷてぃーとさん○○さい

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PC名:カプティート 冒険者レベル6

種族:ダークナイト(人間生まれ) 穢れ:1 

冒険者技能:マギテック4/シューター6/スカウト5

一般技能:物乞い(ベガー)5/墓守(グレイブキーパー)3肉体労働者(レイバー)1

年齢:二次性徴前 性別:未確認

習得特技:精密射撃、両手利き、二刀流、トレジャーハント

経歴:監禁されたことがある(文字通り)
   人族に憧れている(収奪しやすいという意味で)
   貧弱な人族軍より蛮族と戦いたい(抱え込む財宝的な意味で)


近頃翠将の支配から解放された霧の街より流れ着いたダークナイトの魔動機師。
死んだ魚のような濁りきった眼と頭頂部から右目にかけて広がる傷跡。
小さな身体に不釣り合いなブラジガンが見るものに不信感と嫌悪感を抱かせる。




奴隷階級の人族の家に生まれたが、出産の際に母親が死亡。
物心ついた時から忌み子として差別され続け廃屋に監禁される生活を送る。

父親の暴力に怯える日々を過ごしていたが、ある日父親が発狂。
錆びついた鉈で頭部をカチ割られ、生死の境を彷徨う。
その時の後遺症で片側の角が生えなくなり、残った片方が歪にねじくれるようになった。
偶然居合わせた人族の神官の介抱により意識を取り戻したが、父親は既に首を括っており天涯孤独の身となる。




物乞いや単純労働で糊口を凌いでいたが、食うや食わずの状態が続く毎日。
ある夜派手な戦闘音に気付いた忌み子が目撃したのは、霧の街を解放するべく戦うレジスタンスと上級蛮族の殺しあう戦場。
互いを殲滅せんとする凄惨な戦闘の後、折り重なって倒れる死体の傍らで現場を隠れ見る忌み子に気付いたのは、
遥かフェイダン地方より神託によって霧の街に遣わされたティダンの武装司祭だった。

深い傷を負いながらも忌み子を気遣うように笑みを浮かべ、手を差し伸べる神官。
忌み子もそれに応えるかのように神官に近寄る。


―――瞬間、鈍い打撃音。


そこにあったのは頭部を潰れたトマトのようにした神官の物言わぬ躯と、彼の持っていた双銃を抱え、
ティダンの聖印を踏みにじる悪鬼の姿。

―――自分を殺そうとした父親の信仰していた神が自分を救ってくれる筈などありはしない。

壊れた笑みを浮かべた忌み子の感じるものは力を手に入れた充足感と、ほんの少しの後悔。

―――そして命を奪う快感。


その後、慎重かつ狡猾に忌み子は立ち回り、人族蛮族の区別なく自分より弱いものから収奪し続けた。
幸か不幸か忌み子の容姿は他人を油断させる程度には整っており、また弱者であると錯覚させる事が出来る程度には幼く見えた。
少しずつ、本当に少しずつ力を蓄え、忌み子の悪名が広がる寸前。霧の街はトラブルシューターの手により解放された。

自分の犯してきた事が露見する前に姿を晦ました忌み子は、黄昏の街に眼を向けた。

力さえあれば大抵の事は片が付き、脛に傷持つ者が溢れかえるトワイライト。
忌み子は再び喰らう側に回るべく、その血の色に染まった眼を昏く輝かせる・・・・・・。




※カプティート:エスペラントで捕虜、囚人の意味。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

セッションレポート@白光 更新情報

セッションレポート@白光のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング