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『変珍齋日乗』(志加吾)w。コミュの『ぶしはくわねど【たかようじ】』(2008年05月14日)。

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■四川大地震 生き埋め2万3千人


中国政府が「四川省地震」の人的支援を【拒絶】してると報じられ、話題になっているようだ。


伝える側には、当然『非難のニュアンス』がたっぷり含まれているのは申すまでもない。その
感情は分からぬこともないし、個人的にも「受け入れる」方が被災者のためだと思うのだが。

ただ、これを『非難の材料』にするのは?と思う。根底には【自力更生精神】があるからだ…。


『武士は喰わねど高楊枝』−どうも「東洋の支配階級」はこの手のメンタリティを持つようだ。

【沽券に拘わる】と直した方が、より現状に即してるのかも。「自国のことは自国で賄う…」。
民族主義的観点では、むしろ『そちらの方が【自然】なのかも』しれぬ(苦笑)。東洋の一隅に
居を構えながら、明治以降『欧米列強に伍する』ため【欧米文化を吸収するだけに徹した】国
の住民としては(最高額紙幣の「顔」が、『脱亜入欧』を唱えた【福沢諭吉】なのは皮肉だが)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E5%85%A5%E6%AC%A7
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96

「アジア諸国のメンタリティに『如何に無頓着であったか』思い知らされる」出来事でもあった。


基よりこの仮説は「独裁政権を擁護する」目的で書いてない、が。中華人民共和国の建国史
を省みると、なぜ彼らが『自力更生と言うタテマエ』を執拗に捨てないのか?朧げに浮かぶ。

「国共内戦」に『東西冷戦』の余波が加味された混乱の末、中華人民共和国が成立したが
「ポツダム会談に『蒋介石が加わっていた』から」(?)か、国連での代表権を保持したのは
台湾に逃亡した『中華民国』側だった。さらに、ソ連共産党との関係も60年代に悪化する!

言わば「国際的な村八分」状態の中、共産党政府は【独力での国造り】に追い込まれた訳。

その歪みで起きた悲劇が、いわゆる『文革』であった−こんな「政権の内部混乱」抱えつつ
『ニクソンの電撃訪中までの10年余』を、彼らは【自力更生の精神で】乗り切った訳である。


その【矜持】が「まだ」政権内部に残存していれば−今回の『拒絶』の意味理解出来る、が。
彼らは「一方的に拒絶している訳でない」ことも、並行して【認識して置いた】方がよいかと。

■中国、救援申し出に「感動」=国際社会へ和解シグナル−四川大地震


自分の目には、この記事は中国政府の【痩せ我慢とジレンマ】を吐露したものに思えて来る。


http://www.youtube.com/watch?v=EYXvXdYjwa4


本音を言えば、彼ら自身『助けて欲しい』のはヤマヤマなのだ!ただ、それを口にした途端

建国のモチベーションであった【自力更生の精神】が音を立てて揺らぐことになってしまう!

「五輪とチベットの問題」で揺れ動いてる世論に【ダメージ及ぼす】ことを心配してるのだ。
『支配層と被支配層との心情の遊離』は、この国に限ったことでない。けれど、この局面で

「共産党政府が崩壊へ進む」世界への悪影響は、『自民党が下野する』ことの比ではない!

『甚だ不本意である』けれど、「13億の人間が路頭に迷わない」ためにも【軟着陸】が要る。


本来であれば。「東洋と西洋の両面を知る」この国が、その【架け橋】役を担うべきである…。

実際過去に「ポツダム宣言」発表時の『黙殺』なる【実に東洋的な表現】を曲解され、原爆の
惨禍を招いた【痛い歴史】をも持つ国である−『禅問答の翻訳者』としては適任なのだけども。
この国の官房長官は記者会見で「あそこは『何でも自分でしたがる国』だから…」って表現で
【非難と揶揄に徹した】そうである−この国にはもはや【西洋的合理主義】しかないようだ。


「如何にスムーズに『国際救援』を実現させるか」!他人事でない【アジアの一員】なことを

『この国の政府高官』達は【海の向こうの動向ばかり気にして】お忘れになったかも知れぬ。

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