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大橋翠石コミュの久隅 守景

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今週のなんでも鑑定団をみていたら、久隅 守景(くすみ もりかげ、生没年不詳)の作品が出されました。
この絵は偽物でしたが、その説明の中で畳目の作品が出てきました。
私自身、畳目で描かれたのは大橋翠石作品で初めてみました。テレビによるとこの畳目で描いたのは「久隅守景」が最初だという。守景は江戸時代前期の画家。狩野探幽の弟子ということで、狩野派にもこの技法が伝わっているのでしょうか?
大橋翠石がこの畳目の作品を描くのはどこから情報を得て作品を描いたのか疑問に思いました。
この翠石作品は款記は「石寿」ですので、喜寿の作品。
77歳を過ぎても描くためにいろいろ挑戦する姿に改めて惚れました。

コメント(3)

 「畳目で描く」という表現そのものに違和感を持ちますが……久隅守景云々も根拠不詳です。番組を見ていませんが、安河内女史あたりの謬見ではないでしょうか…・・・

 狩野派の技法というよりも、以前に書かせていただいたように席画的な性格を持つ作品として理解すべきでしょう。畳目の段差を活かして絵に風趣を…・・・というようなものではないとお考えください。

 つまり、翠石が狩野派の影響を受けたのではないか、などと考察されることには、ほとんど意味がありません。それよりも、毛氈を用いずに描くというイレギュラーな状況にこそ思いを致すべきでしょう。

 私には、毛氈すらないような状況下(通常の鉄拐山房の画室ではない場所?)で、ふと湧き出たイメージを老境の翠石が手近の紙に描き留めたもののように思われます。じっくりと時間をかけて完成させた本画作品にはない、独特の画趣を持つ作品と思います。健康問題を抱える身で、逆縁の苦しみなども舐めながら、最晩年に至ってもなお前進しようとしていたという点、本当に敬服します。
甲山外史さん
話の筋はよく分かるのですが、この画は紙本ではなく絹本ですので、手近な紙というのはどうかと思います。
描かれた場所の特定はできませんが、席画であれば手近な紙ならよく分かるのですが、絹に描かれているところが、やや疑問の残るところです。
久隅 守景の件は安河内女史が話されたことです。
次回再放送で録画したいと思いますが、狩野派の中に畳目を使って描く事があり、久隅守景がその技法を伝えたというような事を話していました。
ちなみにこの絵の前所有者は翠声会のメンバーで、大垣在住の方です。
そこまでは調べることができましたが、名まで不明です。
画廊を通してしか聞くことができませんが、翠声会の作品はこの家にも届けられたそうです。
しかし、この時代、翠声会の会員の家には画商が出入りし作品を高額で購入していったという事を聞きました。
この家も配布された時点で画商が絵を買っていったということです。
絹でしたね。以前の時に分かっておりましたのに失礼しました。木枠に張り込んでいないような状況で描いている点、全くもって謎です。背景について、現状ではこれ以上はなかなか考え難いですね。
畳目云々の件は、やはり私には解せません。しっかりとした根拠を示した上で論じるのは基礎ですので、研究者のはしくれである私としましては、たまたま接された安河内女史の意見を無批判に孫引きなさって、翠石の芸術を考えようとされていたので、驚倒していささか警鐘を鳴らさせていただいた次第です。

こちらは必ずしも美術史の専門家の方ばかりが見ておられる訳ではないので、根拠不詳の情報が投稿されることで翠石が偏った理解をされては……と不安なのです。

レコード&パウエル様も、紙媒体でご研究の成果を世に問うていただければ、ご見解が翠石研究の底上げに繋がるかと存じます。ご検討いただけますと幸いです。

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